しげる牧師のブログ

聖書のことばから、エッセイを書いています。
よかったら見てください。

聖日の朝に <核兵器>

2014-10-26 | みことば静想

水族館で「第四の御使いが鉢を太陽に向けてぶちまけた。すると、太陽は火で人々を焼くことを許された。」(黙示録16:8新改訳)

1945年8月、広島と長崎で原子爆弾が炸裂した。そのとき出現した火球の温度は、ゆうに摂氏100万度を超えたそうである。人類はここに小太陽を作り出し、悪魔的に用いることに成功した。

その数年前、日本は世界を相手に戦争を始め、国家総動員の旗印のもと、再臨信仰に生きる諸教会を弾圧、ふたたび来ようとしておられるキリストを拒否した。日本だけではない、世界人類が再臨しようとしておられるイエス・キリストを拒み続ければ、その先に待つのは黙示録の患難時代である。神はわが国をとおして、世界にそのメッセージを送られたと思う。

不幸なことではあるが、わが国は世界にさきがけ、黙示録の時代を体験した稀有(けう)の民である。とくに日本のキリスト者には、このことを世界に語り伝える責任がある、と自覚すべきではないか。私たちが時を知り、時に生きなければならない、というのはこの意味においてである。
[水族館で]