![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/4e/0b4e9d4eaed11348e41332f210ddab15.jpg)
大阪市港区築港に「天保山公園」があります。
天保山(てんぽうざん)公園は、人工的に土を積み上げて造られた山(築山)である天保山の周囲一帯となっています。
高い防潮堤が公園を取り囲むように設けられています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/60/4e/5fa3dd8c2b4f91531ceda351d10089d8.jpg)
「天保山跡」
天保山は、天保2年(1831年)から翌年にかけて安治川浚渫工事(天保のかわざらえ)が行われた際、排出された土砂が積み上げられて出来た山です。
当初は目印山(めじるしやま。目標山とも表記)と名づけられますが、後に築かれた時の元号から『天保山』と称されるようになりました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/44/c9bae66334f9eecb35f78be59bf7d198.jpg)
天保山名所図会「大浚(おおさらえ)」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/16/1e3c1b69ec1269b184c6ee764d2a1c84.jpg)
本朝名所「大坂天保山」(初代歌川広重 画)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/5e/09147d8aff5b96d339825b873917c6e2.jpg)
「浪花天保山風景」(歌川貞升 画)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/b8/202d2a05c5708622a690cc6bea976ccd.jpg)
「浪花百景 天保山」(南粋亭芳雪 画)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/bf/518e2b4e8a196c8ca845d0f653d4233d.jpg)
「日本初の新婚旅行 旅立ちの地」
坂本龍馬は、西郷隆盛たちの勧めで慶応2年3月、妻・お龍とともにこの地「大坂・天保山」から薩摩藩軍艦・三邦丸に乗船し、鹿児島天保山へ向け出帆したとの事。
鹿児島入港後、坂本龍馬夫妻は霧島や高千穂峰登山へと足を延ばします。
この事から『日本最初の新婚旅行』と言われています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/71/04303b43561cf025722e0094e69e3c81.jpg)
旧町名継承碑「天保町」
旧町名に関する経緯などが記述されています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/0a/ced3dc1cb2df0c8a49cfdd0797125148.jpg)
「獣魂碑」
戦前当地に大阪陸軍糧秣支廠(おおさかりぐんりょうまつししょう)が所在していました。
糧秣支廠は、陸軍の糧秣の保管・補給・製造施設です。
糧秣とは、「糧」は兵士の食糧、「秣」は軍馬の飼料、「廠」は工場や役所を意味しています。
昭和17年(1942年)7月、大阪陸軍糧秣支廠において軍の糧食として給された動物を慰霊するため、当時の支廠長・土正雄主計大佐により建立されました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/fc/144148de90221ba25e1bb06fe764eba6.jpg)
銅像「西村捨三(にしむらすてぞう)翁」
明治22年(1889年)、6代目大阪府知事に就任
明治30年(1897年)、大阪の築港事業にあたり初代築港事務所長に就任。「大阪港」の基を築きました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/3a/dac244509c00df5adf8e151c348ed122.jpg)
石碑「朝陽岡(ちょうようこう)」
彦根藩主の井伊家に仕えていた西村捨三翁の所縁の碑として、翁の銅像を建設する際に当地へ移したとのこと。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/57/1b75578cdf5bc5b76f3565ddbf965f4f.jpg)
「明治天皇観艦之所碑」
明治天皇が、天保山台場から各藩の軍艦をご覧になりました。
これが日本で最初の観艦式となりました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/6b/8414164f55ac395b1101d521a448c923.jpg)
慶応4年3月26日(1868年4月18日)、電流丸(咸臨丸型)、万里丸、千歳丸、三邦丸、華陽丸及び万年丸の六隻(合計2,452トン)
並びにフランス艦1隻の観艦式が行われました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/03/d5af15ed67965abc33a5f2a5edd30394.jpg)
「天保山」
天保山(てんぽうざん)は、人工的に土を積み上げて造られた山(築山)として『日本一低い山』と言われています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/e8/334220085c74e3186e7d80133fe9eb79.jpg)
標高4.53メートルの築山として、国土地理院発行の地形図に山名と共に掲載されています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/42/16ce51cf318295efe3e9b420a79ff792.jpg)
平成26年(2014年)4月9日、国土地理院の調査により日和山(宮城県仙台市)の標高が震災の影響で変化したことにより日本で2番目に低い山となりましたが、
国土交通省国土地理院が設置する二等三角点のある山の中では、一番低い山と言われています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/bb/7734167538a21bbdf440c45b94ba1929.jpg)
山頂には『二等三角点』があります。
天保山は、大阪五低山の中の1座とされています。
大阪五低山:聖天山(阿倍野区松虫通)、御勝山(生野区勝山北)、帝塚山(住吉区帝塚山西)、茶臼山(天王寺区茶臼山町)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/2a/b57a44434b20c6731a47192ab3afd493.jpg)
「天保山渡船場」
大阪市南西部は河川や運河などの水路が縦横に走っている事から河川舟運が盛んで古くから架橋が困難だったため、大阪市による渡船が現在でも8航路が運航されています。
歴史ある公園に訪問できたことに感激です。
ありがとうございました。
☆゚.+゚o(>Д<。*)ノ゚+.★ァリガトォ★゚+.ヽ(*。>Д<)o゚+.゚☆
天保山(てんぽうざん)公園は、人工的に土を積み上げて造られた山(築山)である天保山の周囲一帯となっています。
高い防潮堤が公園を取り囲むように設けられています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/60/4e/5fa3dd8c2b4f91531ceda351d10089d8.jpg)
「天保山跡」
天保山は、天保2年(1831年)から翌年にかけて安治川浚渫工事(天保のかわざらえ)が行われた際、排出された土砂が積み上げられて出来た山です。
当初は目印山(めじるしやま。目標山とも表記)と名づけられますが、後に築かれた時の元号から『天保山』と称されるようになりました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/44/c9bae66334f9eecb35f78be59bf7d198.jpg)
天保山名所図会「大浚(おおさらえ)」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/16/1e3c1b69ec1269b184c6ee764d2a1c84.jpg)
本朝名所「大坂天保山」(初代歌川広重 画)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/5e/09147d8aff5b96d339825b873917c6e2.jpg)
「浪花天保山風景」(歌川貞升 画)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/b8/202d2a05c5708622a690cc6bea976ccd.jpg)
「浪花百景 天保山」(南粋亭芳雪 画)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/bf/518e2b4e8a196c8ca845d0f653d4233d.jpg)
「日本初の新婚旅行 旅立ちの地」
坂本龍馬は、西郷隆盛たちの勧めで慶応2年3月、妻・お龍とともにこの地「大坂・天保山」から薩摩藩軍艦・三邦丸に乗船し、鹿児島天保山へ向け出帆したとの事。
鹿児島入港後、坂本龍馬夫妻は霧島や高千穂峰登山へと足を延ばします。
この事から『日本最初の新婚旅行』と言われています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/71/04303b43561cf025722e0094e69e3c81.jpg)
旧町名継承碑「天保町」
旧町名に関する経緯などが記述されています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/0a/ced3dc1cb2df0c8a49cfdd0797125148.jpg)
「獣魂碑」
戦前当地に大阪陸軍糧秣支廠(おおさかりぐんりょうまつししょう)が所在していました。
糧秣支廠は、陸軍の糧秣の保管・補給・製造施設です。
糧秣とは、「糧」は兵士の食糧、「秣」は軍馬の飼料、「廠」は工場や役所を意味しています。
昭和17年(1942年)7月、大阪陸軍糧秣支廠において軍の糧食として給された動物を慰霊するため、当時の支廠長・土正雄主計大佐により建立されました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/fc/144148de90221ba25e1bb06fe764eba6.jpg)
銅像「西村捨三(にしむらすてぞう)翁」
明治22年(1889年)、6代目大阪府知事に就任
明治30年(1897年)、大阪の築港事業にあたり初代築港事務所長に就任。「大阪港」の基を築きました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/3a/dac244509c00df5adf8e151c348ed122.jpg)
石碑「朝陽岡(ちょうようこう)」
彦根藩主の井伊家に仕えていた西村捨三翁の所縁の碑として、翁の銅像を建設する際に当地へ移したとのこと。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/57/1b75578cdf5bc5b76f3565ddbf965f4f.jpg)
「明治天皇観艦之所碑」
明治天皇が、天保山台場から各藩の軍艦をご覧になりました。
これが日本で最初の観艦式となりました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/6b/8414164f55ac395b1101d521a448c923.jpg)
慶応4年3月26日(1868年4月18日)、電流丸(咸臨丸型)、万里丸、千歳丸、三邦丸、華陽丸及び万年丸の六隻(合計2,452トン)
並びにフランス艦1隻の観艦式が行われました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/03/d5af15ed67965abc33a5f2a5edd30394.jpg)
「天保山」
天保山(てんぽうざん)は、人工的に土を積み上げて造られた山(築山)として『日本一低い山』と言われています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/e8/334220085c74e3186e7d80133fe9eb79.jpg)
標高4.53メートルの築山として、国土地理院発行の地形図に山名と共に掲載されています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/42/16ce51cf318295efe3e9b420a79ff792.jpg)
平成26年(2014年)4月9日、国土地理院の調査により日和山(宮城県仙台市)の標高が震災の影響で変化したことにより日本で2番目に低い山となりましたが、
国土交通省国土地理院が設置する二等三角点のある山の中では、一番低い山と言われています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/bb/7734167538a21bbdf440c45b94ba1929.jpg)
山頂には『二等三角点』があります。
天保山は、大阪五低山の中の1座とされています。
大阪五低山:聖天山(阿倍野区松虫通)、御勝山(生野区勝山北)、帝塚山(住吉区帝塚山西)、茶臼山(天王寺区茶臼山町)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/2a/b57a44434b20c6731a47192ab3afd493.jpg)
「天保山渡船場」
大阪市南西部は河川や運河などの水路が縦横に走っている事から河川舟運が盛んで古くから架橋が困難だったため、大阪市による渡船が現在でも8航路が運航されています。
歴史ある公園に訪問できたことに感激です。
ありがとうございました。
☆゚.+゚o(>Д<。*)ノ゚+.★ァリガトォ★゚+.ヽ(*。>Д<)o゚+.゚☆
さてこの大阪五低山、近くまでは行くのですが1座も獲得できず悶々としております。
コロナ渦で非常事態宣言下でもありますが日々、満員電車で県跨ぎの通勤で、ホームや改札口が一番の過密地帯。
ただ灼熱下の外出の方が余程、憚れますので陽射しが和らいだら何とか挑戦してみようかと(笑)
お久しぶりです。
拙ブログへのご訪問ありがとうございます。
大阪五低山については、今回の登山?で知りました。
これは是非とも制覇したいですね。
。o@(^ゝω・)@o。ニコッ♪