かかみがはら航空宇宙科学博物館は、岐阜県各務原市下切町にある博物館です。
同館は、国産の航空機や実験機、航空関連資料、さらに宇宙開発関連資料などを収集、展示すると共に体験的な学びの機会を提供する博物館です。
所在する各務原市は、日本最古の飛行場で航空自衛隊の飛行開発実験団が所在している岐阜基地、航空機製造工場である川崎重工業岐阜工場が基地の反対側に位置しています。
まさに『飛行機の街・各務原』として成り立っているようです。
各務原市が開館当初から運営しています。
消防ヘリコプター「SA316BアルエットIII型」名古屋市消防局消防航空隊
昭和48年から平成元年の間、防災・消防に活躍したとの事です。
輸送ヘリコプター「V-107A」
同機種は陸海空自衛隊共通で運用されていましたが、展示機は陸上自衛隊仕様です。
中型輸送機「YS-11-500R」
戦後、日本が初めて国産したターボプロップの中型旅客機です。
展示機は、エアーニッポンで運航されたものです。
YS-11の機内が公開されていました。
画像は、操縦室内です。
同じく、YS-11の旅客室内です。
救難飛行艇「US-1A」
海上自衛隊の水陸両用機として、海難救助などに活躍しました。
同機は、第31航空群第71飛行隊(岩国航空基地)の所属機でした。
対潜哨戒機「P-2J」
海上自衛隊の主力機として昭和44年から平成6年まで活躍したそうです。
同機は、第1航空群第7飛行隊(鹿屋航空基地)の所属機でした。
「サルムソン2A-2型機」(復元)
同機種は各務原で初めて作られ、大正11年に各務原飛行場で初めて飛行しました。
練習機「川崎・KAT-1」
昭和28年、初等練習機として開発され、翌年2月には初飛行したとの事。
その後、運輸省(現:国土交通省)航空大学校での訓練用として使用されました。
高揚力研究機「サーブサフィール91B改」
当時の防衛庁技術研究本部が研究実験機に改造し、岐阜試験場において各種飛行実験が実施されました。
「川崎OH-1」モックアップ(木型)
陸上自衛隊の観測ヘリコプターとして使われています。
実験用飛行艇「UF-XS」
日本の航空機メーカーである新明和工業が製作した実験用飛行艇です。
UF-XSは、昭和37年12月20日に初飛行、昭和38年3月30日から大村航空隊に配備されました。
昭和41年まで波消し装置、自動安定装置、高揚力装置などの様々な実験、試験、調査を行い、十分な基礎データを取得したとの事。
このデータを基に防衛庁は、対潜哨戒機の製造を新明和に求め、海上自衛隊PS-1の完成、救難飛行艇US-1、US-2へと発展しました。
低騒音STOL実験機「飛鳥」
航空宇宙技術研究所が、国産中型輸送機C-1を原型機として開発した短距離離着陸実験です。
昭和60年10月28日の初飛行から平成元年3月30日の最終飛行に至るまで岐阜飛行場にて新技術の飛行実証と共にSTOL機開発に必要なデータを取得しました。
同館は、飛行機以外にも宇宙にも関心を持てるようにロケット開発なども紹介しています。
見学の価値は十二分にあります。
ありがとうございました。
★あ(^-^) り(-^ ) が( ) と( ^-) う\(^0^)/★
同館は、国産の航空機や実験機、航空関連資料、さらに宇宙開発関連資料などを収集、展示すると共に体験的な学びの機会を提供する博物館です。
所在する各務原市は、日本最古の飛行場で航空自衛隊の飛行開発実験団が所在している岐阜基地、航空機製造工場である川崎重工業岐阜工場が基地の反対側に位置しています。
まさに『飛行機の街・各務原』として成り立っているようです。
各務原市が開館当初から運営しています。
消防ヘリコプター「SA316BアルエットIII型」名古屋市消防局消防航空隊
昭和48年から平成元年の間、防災・消防に活躍したとの事です。
輸送ヘリコプター「V-107A」
同機種は陸海空自衛隊共通で運用されていましたが、展示機は陸上自衛隊仕様です。
中型輸送機「YS-11-500R」
戦後、日本が初めて国産したターボプロップの中型旅客機です。
展示機は、エアーニッポンで運航されたものです。
YS-11の機内が公開されていました。
画像は、操縦室内です。
同じく、YS-11の旅客室内です。
救難飛行艇「US-1A」
海上自衛隊の水陸両用機として、海難救助などに活躍しました。
同機は、第31航空群第71飛行隊(岩国航空基地)の所属機でした。
対潜哨戒機「P-2J」
海上自衛隊の主力機として昭和44年から平成6年まで活躍したそうです。
同機は、第1航空群第7飛行隊(鹿屋航空基地)の所属機でした。
「サルムソン2A-2型機」(復元)
同機種は各務原で初めて作られ、大正11年に各務原飛行場で初めて飛行しました。
練習機「川崎・KAT-1」
昭和28年、初等練習機として開発され、翌年2月には初飛行したとの事。
その後、運輸省(現:国土交通省)航空大学校での訓練用として使用されました。
高揚力研究機「サーブサフィール91B改」
当時の防衛庁技術研究本部が研究実験機に改造し、岐阜試験場において各種飛行実験が実施されました。
「川崎OH-1」モックアップ(木型)
陸上自衛隊の観測ヘリコプターとして使われています。
実験用飛行艇「UF-XS」
日本の航空機メーカーである新明和工業が製作した実験用飛行艇です。
UF-XSは、昭和37年12月20日に初飛行、昭和38年3月30日から大村航空隊に配備されました。
昭和41年まで波消し装置、自動安定装置、高揚力装置などの様々な実験、試験、調査を行い、十分な基礎データを取得したとの事。
このデータを基に防衛庁は、対潜哨戒機の製造を新明和に求め、海上自衛隊PS-1の完成、救難飛行艇US-1、US-2へと発展しました。
低騒音STOL実験機「飛鳥」
航空宇宙技術研究所が、国産中型輸送機C-1を原型機として開発した短距離離着陸実験です。
昭和60年10月28日の初飛行から平成元年3月30日の最終飛行に至るまで岐阜飛行場にて新技術の飛行実証と共にSTOL機開発に必要なデータを取得しました。
同館は、飛行機以外にも宇宙にも関心を持てるようにロケット開発なども紹介しています。
見学の価値は十二分にあります。
ありがとうございました。
★あ(^-^) り(-^ ) が( ) と( ^-) う\(^0^)/★