えしぇ蔵日記

えしぇ蔵日記のブログ版です。

2009年12月27日 | Weblog

M島さんの来年のカレンダーが完成した。年々クオリティは上がっていく。もはや西鉄のカレンダーにも引けをとらない。腕を上げるには続けること。続けるためには興味を持ち続けること。好奇心は人間を動かし、成長させていく。M島さんを見てるとそんなふうに思う。





ブックオフで面白い本を見つけたので今夢中で読んでる。「飛行機の100年史」。考えてみればライト兄弟の初飛行が1903年だから飛行機の歴史はまだわずか106年だ。その間に飛躍的に技術は向上し、今やF22ラプターだからな。人間もなかなかやるもんだ。だがもし、この世に戦争というものが一つも起きなかったら、今頃はまだせいぜい複葉機の時代かもしれない。
 

ライトフライヤー
最大速度 48 km/h

              ↓
              
             106年後
              
              ↓


F-22 ラプター
最大速度 2,575 km/h
 
その昔、ミリタリーおたくだった。兄貴の影響でそうなった。兄貴はいろんな軍事関係の本を集めていた。「丸」も購読していた。ワシはそれらをわからんなりにも読んでて一緒にひきずりこまれていった。兄貴は軍艦のプラモデルをたくさん買って組み立てて、座敷いっぱいに艦隊を組ませたりしていた。ワシは既に小学校1年の頃には日本海軍の戦艦、空母、巡洋艦あたりの名前は暗記していた。やがてはアメリカ陸海空軍へと興味はひろがり、世界の艦船、航空機へととどまるところをしらなかった。
ところがこの活発な好奇心が徐々にしぼんでいく。高校生くらいから戦争の悲劇に関する本や映画、あるいは戦争体験者の話などに接しているうちに戦争の恐ろしさを認識するようになって、その道具である兵器に対して恐怖を覚えるようになった。そしてワシのミリタリーおたく時代は終息した。
今、ふと戦争と関係なかった時代の古い複葉機の写真などを見ると実に美しいなと思う。
 
「翼」
 
血をながす すべとなりしを 知りてこそ
神は翼を 人にあたへず
 

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