えしぇ蔵日記

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小説家の優雅な生活

2010年01月05日 | Weblog

今日から仕事。2010年初仕事は「ウイルホーム」さん、「東部ハウジング」さん、「あおば不動産」さん。今年もよろしくお願いします!
3ヶ月の取材旅行を終えてパリから帰国した小説家の井本さんから電話があって、「おい、飲みに行こうや」とお誘いがあったので今夜は二人で香椎の焼き鳥屋で飲んだ。パリの話をたっぷり聞かせて頂いた。3ヶ月も創作や取材に費やして、帰国してからゆっくり作品に仕上げるなんて、夢のような生活だ。ウラヤマシー!

井本さん: 「どう?最近はなんか書いてる?」
ワシ: 「えぇまぁ。やっと自分でも少しは納得いくのが出来ましたけど・・・」
井本さん: 「そうか!じゃぁ持って来いよ」
ワシ: 「いえいえ、まだお見せするほどのレベルでは・・・」
井本さん: 「だめだめ。どんどん発表せんと。『午前』で発表したらいいよ」
ワシ: 「はぁ・・・」
井本さん: 「活字にしないと駄目だよ。『午前』は新聞社とかも見てるから、いいの書いたら目に止まるぞ」
ワシ: 「はい」
井本さん: 「大丈夫。俺が持ってって載せとけって言っとくから。俺が言ったら載るから。来週俺のとこに持って来いよ」
ワシ: 「ありがとうございます」
井本さん: 「俺は今からどんどん書くぞ。もう頭の中では出来上がってるからな」
ワシ: 「是非拝見させて頂きます」
井本さん: 「絶対自信あるから、多分認めてもらえると思うぞ。まぁ批評家連中が俺の後輩だったりするからな。はははは!」

井本さんとの文学談義は実に愉快だ。三島由紀夫、森鴎外、小林多喜二、小川国夫、松本清張、埴谷雄高、大江健三郎、安部公房、遠藤周作、川端康成、横光利一、岡本かの子、ドストエフスキー、ツルゲーネフ、トルストイ、チェーホフ、ヘルマン・ブロッホ、ダンヌンツィオ、ユイスマンス、ランボー・・・などなど、どんどん広がっていく。とても語り尽くせない。なんとも楽しい夜になった。
かなり元気を分けてもらった。ワシも今年はとにかく書くゾ。良し悪し関係なく自分の書きたいものをどんどん書こう。とにかく悔いだけは残らないように、時間と能力を有効に使おう。
 
「才ある人」
 
酔眼に 浮かぶはパリの おもひでか
才ある人の 豊なる日々
 

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