先日、「中国鍼灸院」さんに高校の国語の先生が患者として来られたらしい。呉先生がどうやってここを知ったか訊いたら、ネットで「えしぇ蔵日記」の漢詩を見て、「中国鍼灸院」さんにたどり着いたそうな。へー!国語の先生に見られてるとなると恐縮だな。ちゃんと訳できてるか心配だ。
「夏至昼長」
呉炳宇
日入正午影皆短、(日正午に入りて影皆短し)
年近夏至昼更長。(年夏至に近くて昼更に長し)
物極必反天之道、(物極まれば必ず反するは天の道)
請観冬至夜最長。(観るを請う冬至の夜は最長なりと)
(以下、えしぇ蔵的博多弁訳)
正午になったら太陽が真上にあるけん影はみんな短いと
夏至に近づいたら昼はどんどん長おなると
なんでんいくとこまで行ったら逆になるごとちゃーんと決まっとぉと
その証拠に観てんやい、冬至は夜が一番長かけん
物極まれば必ず反すってのがいいやね。結局全ては円を描いている。そういえば呉先生は太極拳も円の動きと言われてたが、やはりこれも自然の摂理に従っているということか。
「円」
極まれば 物皆反し 円となる
自然も時季(とき)も 人のこころも
蔵
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