えしぇ蔵日記

えしぇ蔵日記のブログ版です。

My包丁!

2007年03月24日 | Weblog
太田鈑金」さんでタイヤ替えてもらった。このタイヤってグリップもよくて安くて長持ちで申し分ない。太田さんが言うには音がうるさいらしいが、スポーツカーだから静かに走るつもりもないので問題なし。逆にタイヤ音が心地よかったりする。今日は雨だけどなんか妙に走りに安心感があった。
 
オアシス珈琲」さんのジャスコ穂波店が新装オープンして1週間。売上は順調らしい。社長が店頭でお客さんに説明を始めると人だかりができてよく売れるらしい。奥さん曰く、「ジャパネットたかたのたかた社長状態」だそうな。店頭での呼び込みって大事よね。売上全然違ってくるし。また説明しがいのある商品だもんな。
 
江田建設」さんでホームページ修正の打ち合わせ。専務がえらいブログ頑張ってる。(みんな見て下さい→ 大工工務店の専務日記)三宅さんには姫が診てもらってる名医を紹介してもらったのでほんとに感謝の言葉もない。出会いが出会いを生むといろんな可能性が開けてくるから楽しいもんだ。
 
土砂降りの中、星野村の「
星香園」さんへ。
 
ワシ: 「牛島さん、お茶ってやっぱ手摘みのほうが断然うまいんですか?」
牛島さん: 「そうすねぇ。お茶の木ってですね、柔らかい新芽を摘まれるのが一番いやなことなんですよ」
ワシ: 「ストレスになるんですか?」
牛島さん: 「そうです。手積みなら葉をきれいにとれますから1回ですむとですけど、機械でやると木が平らになるでしょ?葉が中途半端に切れたりするけん、何回かに分けてするとですよ」
ワシ: 「何回もされたらそれだけ余計ストレスになるわけですね?」
牛島さん: 「そうです。木が元気なくなるとですよ」
ワシ: 「うわぁ~またとるとぉ~みたいな?(笑)」
牛島さん: 「もう勘弁しちゃって~みたいな(笑)」
ワシ: 「へぇ~そうなんだ。ストレスにね。ふ~ん」
牛島さん: 「でも手でとるとは大変ですよ。昔はうちも50人くらい手伝いに来てもらいよったですけど、熟練した人でも1日15キロくらいしかとれんです。それだけとっても最終的にお茶になると1割くらいの重さにしかならんですもんね」
ワシ: 「え?じゃ10キロとったらお茶になる時は1キロになってるんですか?」
牛島さん: 「水分がなくなるけんですね」
ワシ: 「へー」
牛島さん: 「品評会とかに出すようなお茶は上から3番目までの葉だけを使って作るとです。”三つ葉摘み”ていうとですけどね」
ワシ: 「3枚だけ?」
牛島さん: 「そうです。だけん、とってもとっても増えんとです。1本から3枚だけやけんですね」
ワシ: 「残った葉はどうするんですか?」
牛島さん: 「とりますよ。上3枚とったらその下はすぐ硬くなり始めるけん、できれば次の日くらいには残ったのもとらんといけんですもんね。もうえらい重労働ですよ」
ワシ: 「要するに手間がかかってるものはやっぱおいしいちゅうことですね」
 
勉強になった。これからお茶の木を見る時の見方がかわるばい。
 
今夜は姫がいないので自炊。牛肉のえしぇ蔵流ワインソース、ハッシュドポテト、パプリカときゅうりのマリネを作って、姫が作った小さい玉ねぎのなんとかとパン、そしてムートンカデでテレビ見ながら一人酒宴。飲みながら思った。ワシは酒飲みではないなと。誰か話し相手がいないと酒が進まない。壇一雄は一人でワインを2,3本あける酒豪だったが、ワシは一人では1本も飲めない。たいがいで切り上げた。
 
姫が帰って来て、ワシになんと包丁をプレゼントしてくれた!うっきー!うれしー!八女の鍛冶屋さんだそうでえらい評判のいい包丁らしい。しかも「えしぇ蔵」の刻印入り。感動!早速明日から使うばい。
 
「春の雨」
 
破れ屋の
軒のしずくや
春の雨
 

 
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