朝4時起床。緊張で何度も夜中に目を覚ましたので睡眠不十分。
一人でごそごそと準備して、5時に出発。7時過ぎに会場の「アスペクタ」に到着。
「南阿蘇カルデラトレイル」という山の中を32km走るレース。ワシはその存在すら知らなかったが、近所のKさんに誘われて出場することにした。ところが昨日の雨で今日に予定変更になったため、Kさんは出場できなくなりワシ一人で参加。もう不安のカタマリ。
数組に分かれてウェーブスタートだったが、ワシらの組は9時12分にスタート。もうスタート前から現地は雨。既にずぶ濡れ状態でテンション下がりまくり。
まずは駒返峠を越えないといけないが、これがなかなかの急登。這って登るようなところもあった。
雨は降る降る 選手は濡れる 越すに越されぬ駒返
といったところか。
とりあえずついて行けるところまでついて行こうと頑張ったが、どんどん置いていかれた。後からスタートした組からもどんどん追い越された。
山道は雨でぬかるんで、走るどころか滑らないようにゆるゆるとしか進めない。それでもツワモノたちは乾いた道を行くようにスイスイと先に行く。どういう技術?と思った。
ワシのように遅い人たちはツルツル滑っていた。「うわぁ!」なんて悲鳴も聞こえた。泥で真っ黒けになってる人もいた。
なんとか道だけは見失わずゆっくり進んだが、気付けば前にも後ろにも誰もいない。雨が降る暗い山の中を一人で進むこの不安感。霧で視界も悪く、見晴らしがいいはずの場所に来ても景色は何も見えない。素晴らしい景色は声援と同じで元気をくれるからこれは本当に残念だった。
ようやくエイドステーションに到着してホッとしたら、ボランティアの人に「はい、ここで終わりでーす」と言われた。 まさかの足切り!まだ14km地点だった。あと18kmも残してる。体力的にはまだ大丈夫だったので、遅くなってもとりあえずゴールはできるかなと思っていたのでショック!あと7分というところだった。
でもギリギリでパスできたとしたらそこでビリ確定で、関係者がワシのゴール待ちになってたわけだからそれもなかなかにツラかったかもしれない。
車でスタート地点まで送ってもらってあっけなく終了。なんとも情けない結果に終わったが、トレランの大会の厳しさは身をもって体感できた。まだまだ鍛え方が全然足らない。ちょっと思いあがってたと反省。
でもやるだけやったので後悔はない。
「未熟者」
未熟者 あたって砕けた 日曜日
蔵
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