今週は「中国鍼灸院」さんでスタート。
「心安命長」
呉炳宇
口尾縄結限魚動、(口と尾縄で結びて魚の動きを限れば)
離水二日鯉仍活。(離水して二日鯉なお活きる)
人患大病心安定、(人大病を患いても心安定すれば)
災去病消命長活。(災い去り病は消え命長し)
(以下、えしぇ蔵的博多弁訳)
口と尾ひれば縄で縛ってから動けんごとしたらくさ
鯉は水が無うしてん二日も活きるとじぇ
人間も病気になってんイライラしたりせんどきゃ
病気もそがんひどうならんで長生きすると
魚の鰓から口に通した紐を尾鰭に結んで魚を弓状にして動けないようにすると、実際に水なしでも二日は生きることが証明されたらしい。つまり魚はバタバタ動くことで寿命を縮めるので、動きを呼吸だけに限ればそれだけ長生きするという理屈らしい。
人間も病気や災いの時にはまず落ち着くことが大事という教訓だな。
夜、「瞳の奥の秘密」というアルゼンチン映画を見た。これまた傑作。
「静」
災いの 来て人初めて 試される
静かなるもの 多くを悟る
蔵
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます