サランヘヨ 登山

登る男の山行き日記がメイン
ものづくり、わが家の飯、料理レシピ、手打ち蕎麦、韓国発見は映画紹介に日韓文化比較。

151 大台ヶ原

2011年10月31日 | 登 山

山行記録はヤマレコを見てください annnyonで出ています。

151大台ヶ原 [大台ケ原・大杉谷・高見山]

関西を代表する人気の大台ヶ原に行って来た。大台ヶ原は日本百名山の一つ。近畿では、大台ヶ原、伊吹山、大峯山の三山。
今日、駐車場に到着時からガスに覆われ強風が吹き荒れていた。一日中、気温が7℃。風が強いので体感温度はもっと低く
寒かった。普段、半袖で登っていたが、今朝は長袖フリースにレインウエア着込んでちょうど良い感じだった。

大台ヶ原ドライブウェー沿いの紅葉は、今が見ごろ。ここは標高1000m~1300m

沿線の紅葉が色とりどりで楽しませてくれる。大峰山脈の山並みが美しい。

赤系統の紅葉樹は少ないが、ひときは鮮やかに目立つ。
大台ヶ原ドライブウェイ(奈良県道40号大台ケ原公園川上線)は、17km。毎年12月1日~翌年4月中旬まで冬季通行止めとなる。

今日の大台ヶ原はガスの中、強風も吹き荒れていた。日出ヶ岳・山頂展望台から展望は全く無し。紅葉は散って全く無し。

気温7℃だが台風並の強風が吹き体感温度はもっと低い。展望台は風当たりが強く帽子が飛ばされそう。一等三角点

日出ヶ岳山頂の展望台下で2時間、晴れるのを待ったが晴れそうにないので出発。ところがその20分後に青空が。
 
北からの強風が山頂のガスを一気に南へ流し去って行き、晴れ間から素晴らしい光景が広がっていった。熊野灘が現れた。

まさしく神秘的な瞬間でした。熊野灘と尾鷲湾。           正木峰から木道を下った標高1600m付近

正木が原の小さな池(水たまりか)          牛石が原からは、大峰山脈が見えてきた
 
何故か桓武天皇の銅像、熊野灘を眺めているのか。 かわいい紅葉。    朽ちた木に苔が生え恐竜のようだ。
 
大蛇は800メートルの断崖絶壁の上、大蛇の背に乗ったようなスリル。


最先端から眼前には大峯山系のパノラマが広がる    大蛇の北隣に蒸篭の絶壁

シオカラ谷に向かう道から大蛇をかすかに望めるポイントがある。そこには紅葉があった。

シオカラ谷に架かる吊り橋。    年配?山ガールが手を振ってくれた


14:45大台山上駐車場に戻ってきました。中央が日出が岳山頂  ズームアップ。  8:30到着時の駐車場はガスの中。


150 葛城山・天狗谷コース

2011年10月29日 | 登 山

山行記録は、ヤマレコに
 150大和葛城山・天狗谷コース [葛城高原・二上山]

正面が葛城山、青崩集落から天狗谷入口へ、柿の実が枝たわわに実っていた。
水飲み場と、700m付近の曲がり角にあるベンチ、尾根に上がりダイトレ道と合流

葛城山頂から東方面、眼下に大和三山。今日もパラグライダーが気持ちよさそうに滑空していた。

葛城山頂から北方面は、澄み切った青空。                     葛城山頂モニュメントの前でパチリ

パラグライダー滑空場所にある松の木陰で昼食・休憩              滑空場所ではしゃぐ家族連れ
 
南東方面は雲が多い。遠くに大峰山脈がうっすら浮かび上がって見える。 稲村ヶ岳、バリコヤの頭、弥山

つつじ園の展望デッキから南西方面、金剛山と遠く岩湧山に和泉山脈

下山時、南方面は雲が広がってきた。正面は金剛山

 
葛城ロープウウェイ方面、紅葉し始めている


今日の山野草
ナギナタコウジュ     リンドウ       カワラナデシコ                 アキノキリンソウ
    
ノコンギク        リンドウ         ツリガネニンジン   シオン
    
              キッコウハグマ                   マツカゼソウ      ツリフネソウ
    
ミズヒキ          ヤマホロシ   
   


149 柳生街道 笠置から奈良・若草山

2011年10月27日 | 登 山

山行き記録は、ヤマレコを見てください

149柳生街道・笠置・奈良コース [近畿]


今日は、快晴。ピーカンの空の下、この柳生街道を笠置から奈良まで歩いた。
ちょうど1年前にも訪れたが後半が雨だった。笠置駅から柳生までは県道を歩かずに、笠置山に登りそこから柳生に出る
東海自然歩道で行った。この道は静かで安全だった。柳生・芳徳寺境内のもみじは、紅葉が始まっていた。
柳生から南明寺・円成寺付近の農家の庭や田んぼの畦には、柿が行く先々で枝もたわわに実っていた。
柳生・大柳生付近の田園風景は、農家育ちの私にはピッタリはまるところで癒されます。
円成寺の境内や庭園の紅葉が今日のコースの中では一番美しかった。昨年の同じ時期と比べ、紅葉が進んでいるようだった。
石切峠から奈良に向かう滝坂の手前でコースを外れ、若草山山頂の標識があったので迷わず若草山を目指した。
約4kmほど春日山・原始林を歩いたが、ここは世界遺産に指定されていた。
若草山は想像していた以上の絶景ポイントでした。奈良盆地は霞がかかったようだったが素晴らしい展望でシャッターを押しまくった。若草山から下るとすぐに二月堂がありしばし撮影に没頭した。その後、東大寺、南大門、興福寺を通ってJR奈良駅に向かった。
最後で柳生街道から外れたが良いルートを通ったと満足しています。

今朝のJR笠置駅は5℃、冷え込んでいたため木津川の水が温かいのでガスが発生していた。

木津川上流は白いガスが立ちこめ、下流へと流れていた。   柳生の里、午前8時頃、朝露が靴を濡らす
 
十兵衛杉は落雷で枯れて白い、隣に二代目が伸びている

旧柳生藩家老屋敷 立派な石垣

芳徳寺は柳生家の菩提寺。境内のもみじが、紅葉が始まっていた。

一刀石                                     疱瘡地蔵

柳生の里の田園風景

柿が行く先々で枝もたわわに実っていた。    これはまさしくピーカンの空でしょう。

円成寺も紅葉が始まっています。

庭園がまた美しい。昨年の同じ時期と比べ今年は紅葉が進んでいる

若草山山頂から南西を望む、遠くに金剛葛城山脈がかすむ。

眼下に東大寺、遠くに生駒山の山並み      二月堂の舞台から東大寺方面

二月堂

東大寺大仏殿

東大寺南大門、今日は修学旅行の小学生で賑わっていた。

興福寺五重塔は古都奈良を象徴する塔。 塔は仏教の祖釈迦の舎利(しゃり)をおさめている。土産店は小学生で混雑。


今日の山野草    

マツカゼソウ        コスモス       ヤマハッカ        ヤマジノホトトギス   

カタバミ          ゲンノショウコウ    ツリガネニンジン      コスモス       シラヤマギク 

マムシグサ       ヤクシソウ         アキノキリンソウ    チョウジソウ          




148 岩湧山・越ヶ滝・砥石谷道

2011年10月24日 | 登 山

いつ訪れても自然豊かな岩湧山。電車に乗って30分で行ける身近な岩湧山に登った。
もちろんエコな南海電車に乗って紀見峠駅へ、ここから岩湧山の標識通りに山頂を目指した。紀見トンネル手前の紅葉桜

昨日の雨が強かったのか登山道が濡れたままで、ゆるいところが多々あった。 770m展望の良いポイント

遠く、二上山から葛城山、金剛山が繋がっている。                    山頂手前の循環式バイオトイレ

登山道は杉や檜の植林が多く紅葉している木々はほとんど無かったが、丸太階段で顔が紅葉してたか

平日のため山頂手前まで登山者に出合わなかった。 登山道ではたくさんの山野草が咲いていたり実を付けていた。

岩湧山山頂からの展望は、曇り空にしては良い方であった。 金剛山方面と遠くに高見山・大峰山脈が確認できた。

大阪湾は霞んでいたがその上に六甲山脈や淡路島の山並みが稜線をくっきり描いていた。南東の大峰山脈も確認できた。
双眼鏡では、神戸の市街地や明石海峡大橋が確認できた。

さすがに山頂では10名以上の方が次々に登って来られ、弁当を広げていた。    山頂のススキ原にも紅葉樹

麓の集落で秋らしい風景が何枚か撮れた。南天実や柿が一斉に色づいて収穫を向かえていた。

流谷の集落 柿が鮮やか、収穫間近


山行き記録はヤマレコ
  
148岩湧山・越ヶ滝・砥石谷道コース [金剛山・岩湧山]


今日の山野草
ヤマジノホトトギス     アザミ          ツユクサ      ゲンノショウコウ    マムシグサ       イナカギク

アキノキリンソウ      キッコウハグマ    センブリ         スミレ

ハバヤマボクチ       リンドウ                                マツカゼソウ      ツリフネソウ           

アケボノソウ                                                 


160 わが家の飯 10月中旬

2011年10月22日 | わが家の飯

10/11 ウインナソーセージ、玉子焼き、野菜炒め         10/13焼きサバ、里芋煮、味噌汁
 
10/15唐揚げ、サラダ、味噌汁                    10/16麻婆豆腐丼、鶏団子スープ
 
10/18松茸風味・炊きこみご飯、ミニうどん            10/21トマト・サバ缶詰のパスタ、卵キムチピザ風トースト
 
10/22朝食、古代米ご飯、納豆、おろしじゃこ、海苔、味噌汁         卵キムチピザ風トーストの作り方
    


147 母公堂から稲村ヶ岳・大日山 ミタライ渓谷

2011年10月20日 | 登 山

台風12号の大雨で天川村一帯が大きな被害を受けたと言う事で大峯行きを控えていた。
昨日、ヤマレコで10月16日に稲村ヶ岳に登った方の記録を読んでビックリ。
早、紅葉が見ごろのようだった。それで2ヶ月ぶりの大峯行きとなり稲村ヶ岳に登った。
予報は晴れで南部で雲が広がるとあった。案の定、稲村ヶ岳山頂は濃いガスに覆われ展望はほとんど得られなかった。
30分ほど待って一瞬晴れたのがこの写真です。稲村ヶ岳・大日山山頂は、南東から濃いガスが吹き付けてくる。
大日のキレットから、ここでも一瞬ガスの晴れ間から
下山時、振り向くと大日山、相変わらずてっぺんはガスがかかっている。稲村ヶ岳・大日山付近は飲食禁止という案内
 
山頂は気温8度だが風が強く寒い木々や岩肌は濡れている。
 
大日のキレットからもガスが視界を妨げている。   大日山山頂が微かにわかる。この壁は登れません。巻道があります。
 

山上辻1580mまで下ると青空が広がっている。

遠くに金剛・葛城山脈がくっきりと美しい。弥山方面もガスで見えない。紅葉は進んでいるが黄葉が多い
 
登山道のようす。紅葉で葉が落ち明るい

山上辻手前、崩落した桟橋を分解して上げ、再び設置するという。出発時に工事車が3台停まっていたが、ここまで2時間も。 
ミタライ渓谷の核心部、紅葉はまだまだ。木々は青々していた。


母公堂は閉まっていた。大峯山寺の戸閉めと同じか?   貸切状態の天の川温泉、ここは水害に遭わなかったと。
 
ルート309号、ミタライ渓谷・白倉トンネル付近が狭くなっているため、ここで弥山川が溢れ、この付近は水没したようだ。
アスファルトがめくれて流木がガードレールに引っかかっている。これより先は通行止めになっていた。復旧の目途は?


今日の山野草
アキノキリンソウ      ノコンギク       マツカゼソウ     キッコウハグマ      ツリフネソウ 

リンドウ          モミジ幼苗・紅葉    マムシグサの実    ミカエリソウ      イナカギク


山行き記録は、ヤマレコを見てください。

稲村ヶ岳・大日山・ミタライ渓谷


146 兜岳・鎧岳 と 曽爾高原・倶留尊山・二本ボソ

2011年10月17日 | 登 山

 曽爾高原のススキを見に行った。今日は風があるのでススキの穂が気持ちよさそうに揺れていた。
曽爾高原の12km手前、目の前にひときわ特徴のある兜岳と鎧岳が現れる。

曽爾高原だけでは物足りないので、朝一番足慣らしに、兜・鎧に登った。ここは笹藪に覆われていた。
兜岳から目の前に鎧岳が見える。遠くはこれから行く曽爾高原のススキ原、右端は古光山。

兜岳登山口に車を止め、鎧岳までピストンした。3時間、出発点に戻って、湯を沸かし温かいコーヒーと
食パンをトーストして味わった。一息ついて今日のメイン、曽爾高原へ移動した。
ここから今日のメインコース、曽爾高原・ススキ原の散策と二本ボソ・倶留尊山登山に出かけた。
初秋のススキの大海原が出現。さえぎるものがないので倶留尊山へ登る上部からの大展望はすばらしい。

二本ボソから倶留尊山にかけての標高900m付近は紅葉が始まっていた。
二本ボソ・・・おもしろい名前の山だが入山料¥400が必要。

ここは標高950mから1000m、緑の樹と紅葉した樹が重なって、初秋らしい写真が撮れた。
倶留尊山から南南西方向に一直線に、手前が二本ボソ、古光山、一番遠くかすかに見える高見山。

帰路、立ち寄り温泉、お亀の湯に寄った。平日なのに観光客で駐車場はいっぱい、案の定、お風呂は、
年配のお客さんでごった返ししていた。ススキ見物に来たお客さんが大勢立ち寄っていた。

今日の山野草
リンドウ           ウメバチソウ       イナカギク       ママコナ 
   
 アキノキリンソウ      アザミ         ゲンノショウコウ      アケボノソウ
   
センブリ

 




山行き記録は、ヤマレコ annyon のページを見てください。  

http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-142264.html

今後、これまでの登山記録を順次アップしていきます。
利点は、全国・同好の方々と山行記録が共有でき、役立ち情報や便利機能が多いことです。
これまでは、利用するだけでしたが何か身勝手すぎると感じました。
自分のデーターも入力し活用してもらえたら良いのではと思い、ヤマレコ デビューしました。

 

ヤマレコには、兜・鎧・倶留尊山・古光山をぐるりと周回されているタフな方がおられた。
ここは、テントを担いで行くにも良いところです。


145 六甲全山縦走 須磨浦公園~摩耶山(テン泊)~六甲山~宝塚

2011年10月14日 | 登 山

私の縦走シリーズ、第四弾は六甲全山縦走。半年ほど前に2回に分けて行ったコース。低山だが、その度にup、down
が徐々に効いてくる。前回、標識頼りでほぼ縦走出来たため、今回も同様に進んだ。ところが市街地の横尾から鵯越えの
ルートで道迷いをしてしまい30分もロス。(実は前回もこの付近で間違ったことを思い出したが後の祭り)
それ以後、地図とコンパスで地点の方向をしっかり定めて進んだ。前回、コンパスの使い方を教えてもらったのが生きた。
この二日間、当初から天気が下り坂で後半に雨が降ると予報されていたので初日は無理をして摩耶山まで10時間走行した。
2日目も早朝に出発し11時過ぎにゴールに着いた。雨は時々、霧雨から小雨程度でカッパを着たのは2時間ほどでした。
 KOBE六甲全山縦走大会が来月11月13日と23日に実施されるということで下見に来られている方に多く出会った。
ダイトレと比べ、長距離50km、12時間以上、アップダウンが多い、市街地も通り抜ける、コース道幅が狭い、渋滞する。

写真:一番最初に登った鉢伏山からは、明石海峡大橋が霞んで見えた。

  
摩耶山ロープウェイ・星の駅とその前にある掬星台・展望台からの夜景、右下に神戸ポートタワーの灯り


今日の登山記録      六甲全山縦走イラスト    概略map         3D      
         

6:52山陽電鉄・須磨浦公園駅着   朝から曇りで、鉢伏山や旗振山からの明石海峡大橋はが霞んでいた。

縦走コースの前半は標高500mまでの低山が10山続く、その度にup・downがあり徐々に足に疲労が貯まってくる。

鉄枴山(てっかい)に高倉山(おらが山)、どの山頂からも眺めは素晴らしい(あいにくの曇り空ですっきりしないが)

山頂から下ると市街地、住宅の中は道が多いので道標を見落とすと大変。

難所の400段以上の直線階段。見下ろすと越えてきた山々と住宅街が遠くに。

栂尾山に横尾山、分岐点には道標がある。そこに全山縦走路の表示がある。


横尾山から東山の間が須磨アルプスと呼ばれ、風化した花崗岩の岩場が続く、砂と小石で足元が滑りやすい、
馬の背は、ミニキレット。最近この付近で、滑落事故で亡くなった方がいるので慎重に進むよう注意された。

東山からは須磨アルプスが一望出来る。高取山山頂には高取神社がある。

ここが横尾の住宅地、この先で道迷いする。元に戻るまで30分かかった。地図とコンパスを使えば良かったのに。

左が神戸電鉄・有馬線、鵯越(ひよどりごえ)駅。低山だが一旦下まで下ってから、登り返すので大変。

菊水山、この日、気温は18度だが蒸し暑かった。この付近でポカリのボトルを4本空けた。ハンカチはボトボト。

鍋蓋山。段々と疲れが貯まってきた。ピーク毎に休憩。

大竜寺から市ヶ原への下り。市ヶ原の河原はキャンプOKだが、明日の天気が心配でもっと先の摩耶山まで行くことにする。

17:40日暮れ直前に摩耶山に到着。掬星(きくせい)台・展望台からの夜景。神戸市街地の灯り
 
赤く輝くのはサンTV電波塔、その下が摩耶ロープウウェイ・星の駅。テントは掬星台休憩所(屋根付き)の中に貼った。
 
ここは、平日でも夜通し若者男女が車で訪れる展望スポットらしい。午前4時、出発時の展望台。さすがに早朝は誰もいない。

4:30神戸自然の家。この裏に縦走路があるが暗がりで危険なため、遠回りだが車道(奥摩耶ドライブウェー)沿いを行く。

六甲牧場付近から西六甲ドライブウェーに、5:35丁字ヶ辻。六甲ホテル前通過。夜が明けだした。5:50記念碑台交差点

六甲小学校の前を通り、神戸ゴルフ倶楽部の中を抜けると、みよし観音像が建っている。大空のまもり、由来が書いてあった。

6:25六甲ガーデンテラス。この付近から小雨が降り始めたのでレインウエアを着る。一部、紅葉が始まっている。

この付近、六甲縦走路は、県道を横切るが車の速度が速いので横断に注意。六甲山最高峰931m。その下に一軒茶屋

 
神戸市の隣、芦屋市、さらに西宮市から宝塚市へと縦走路は続く。隈笹が雨に濡れ水を含んでいる

ここからは、下り傾向の道。寂しい山中の道、展望は無いし人にも会わない。休憩用ベンチなど一切無い。

最後の譲葉山、甲山が美しい。最後の激下り、土が崩れ木の根がむき出し。塩尾寺(えんぺいじ)境内でカッパを脱ぎ休憩。

300m下に武庫川の流れとゴールの宝塚駅が見える。駅手前に宝塚温泉ナチュールスパがあったが、家路を急いだ。
11:20阪急・宝塚駅到着。やっと縦走完了。午後雨が強くなると言うがここはほとんど降っていなかった。
 ¥800

ヤマレコ デビューしました。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/userinfo-22282-data.html


144 比良山縦走 平~蓬莱山~八雲ヶ原(テン泊)~武奈ヶ嶽~蛇谷ヶ峰~朽木

2011年10月09日 | 登 山

私の縦走シリーズ、第三弾は比良山縦走。もちろん初めてのコース。平バス停から1時間、最初のピーク、権現山に到着。
ここで同じようなザックを担いだ方が私を含めて4名、皆さん大阪から単独、同じルートで八雲ヶ原にテン泊し朽木へ縦走すると。
ご一緒しましょうかとスタート。3名で2日間、楽しくおしゃべりしながら比良山を縦走しました。私は金魚の糞のように・・・。
写真:武奈ヶ岳山頂での3+1。 女性は、八雲ヶ原でキャンプしながら八雲の自然を守るため奮闘されている方。

5:56 武奈ヶ岳山頂から日の出                 山頂から西方面  京都府・針畑川

10/8 蓬莱山山頂から南西方面 ホッケ山・権現山     14:35 歌川広重が描いた琵琶湖・金糞峠  同じ場面           

蓬莱山頂から北、これから進む武奈ヶ岳が遠くに見える

蓬莱山から南、琵琶湖大橋から大津市。上空は青空だが琵琶湖は霞んですっきり、見えない

蛇谷ヶ峰山頂から南、今回縦走してきた比良山系の山並みが続く。左が琵琶湖、この日も霞んではっきりと見えない


今日の登山記録     3D            2D              ルートmap 往路    復路
                  
7:43出町柳発朽木学校行きバスは登山客で満員。8:40平、下車は数名。ここから比良山縦走スタート。9:40権現山。

山頂で一息入れていたら、同じようなザックを担いだ方が私を含めて4名、皆さん大阪から単独で比良山を縦走するという。
同じルート、八雲ヶ原のテン泊も同じ。一緒しましょうかと言う事で3名で比良山縦走を開始。1名は終点で合流しました。

10:18ホッケ山小。女郎峠付近、地蔵さんに旅の無事を祈る。11:05蓬莱山頂。ここはびわこバレイスキー場がある。

観光用にリフト・ゴンドラが運転しているのでお客さんも多い。

zipラインアドベンチャーというロープで空中を滑空する遊びが楽しそう。スタート前の講義は皆さん真剣。画像はhpから

11:30 ゴンドラ山頂駅=打見山山頂。ここで昼食。このコース唯一売店ありました。

12:37木戸峠通過。   12:47比良岳は展望が無い。比良山系の冠名なのに寂しい。ところどころ縦走コースの看板が。

アップダウンの尾根が続く。明るく見通しがきく。13:02葛川越を通過。 13:20烏谷山からの展望は良い。

振り返るとびわ湖バレイスキー場のあった、蓬莱山と打見山。13:45荒川峠通過。
 
13:57南比良峠手前の分岐点。     ほどなく13:59南比良峠通過。

14:23 堂満岳への分岐を右に見送ると、琵琶湖が見える峠に。

14:31金糞峠(かなくそ)V字谷から琵琶湖が見える。浮世絵師・歌川広重が描いた近江八景「比良暮雪」はこのポイント。
  
金糞峠から4方向に分岐。北比良峠方面では無く八雲ヶ原方面へ進む。すぐの分岐も八雲ヶ原へ。沢沿いの道を進む。

途中、渓流で炊事用の水を調達する。さらに奥へ進むとついに開けた八雲ヶ原。15:18テン場に到着。早速テント設営。
ほどなくして、週末ここへ来て八雲ヶ原の自然を守っておられる女性の方が、ごみを集めて帰って来られた。
いろいろとお話を伺った。ゴミの処理などとても大変なことをされていて、ただ、ただ頭がさがるばかりです。
皆さん一緒に石のテーブルと椅子で食事をしながら歓談。テントは10張り程。縦走路の中間で見晴らしよく水場もあり良い所。

テント近くのもみじが美しく紅葉していた。八雲ヶ原湿原の木道。水中には腹の赤いイモリが数匹気持ちよさそうに泳いでいた。
ここには比良山スキー場があったがスキー客の激減で2004年3月末に廃止された。現在は自然に戻りつつあるという。

10月9日4:30頃テント撤収し片づける。5:05武奈ヶ岳へ出発、途中で東を振り向くと日の出前の朝焼け。山頂は急ぎ足に。
  

5:55比良山系最高峰・武奈ヶ岳山頂。しばらくして水平線近く雲の帯があるがその中から日の出が始まった。
 
360度のパノラマと美しいご来光。テン泊をした甲斐がありました。琵琶湖はガスに覆われ見えません。

6:17蛇谷ヶ峰に向かって出発。相当に距離がある。目標時間は10時過ぎだが、これから道迷い箇所が何カ所かあると。

7:02釣瓶岳(ツルベ)通過。下り道は滑りやすい粘土質。

7:29イクワタ峠北峯。この先道迷いが多いと。ポイントで進む方向を地図とコンパスで入念にチェック。笹峠通過。


この付近、登山者が少ないためルートの踏み跡がわからず立ち往生や引き返しを余儀なくされる。
標識に案内用テープも少ない。枯れ木が横たわっていて行く手を惑わされる。    9:03横谷峠通過

とにかく赤テープを探しづつ進む。9:23荒谷峠通過。9:35須川峠通過。急登が始まりきつい。10:30蛇谷ヶ峰に到着。

蛇谷ヶ峰は登山者が多い。ここからゴールのくつき温泉に向け下るが、階段の段差が大きく、徐々に膝に効いてくる。

途中の渓流で手と顔を洗い喉を潤し元気をもらう。四苦八苦しながら 11:54ゴールの朽木温泉てんくうに到着。

早速、てんくう温泉に入浴。露天風呂には大きな天狗が天を仰いでいた。おろしなめこ蕎麦は実に美味しかった。
おろし蕎麦といえば越前おろし大根蕎麦(かつお+大根おろし+青ねぎ)なのだが、なめこの入った蕎麦も格別に旨かった。

シャトルバスで朽木学校前へ、そこから江若バスでJR湖西線・安曇川駅へ。新快速で一路大阪へ。車内で、コンパスの使い方
について講義を受けました。予定より2時間程早く大阪駅着。ここで同行していただいた方と別れた。ありがとうございました。
帰路、天王寺のヨシミスポーツに寄って、比良山や北アルプス縦走の報告をして来ました。

比良山系で出合った山野草
トリカブト       アオヤギバナ   ミカエリソウ      リンドウ         マツカゼソウ                      
 

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159 わが家の飯 10月上旬

2011年10月09日 | わが家の飯

10/1焼きサンマ、なすおひたし、ミニうどん             10/2グラタンドリア、あさりパスタ
 
10/3ビビンバ、わかめ味噌汁                     10/4鰹たたき、筑前煮、冷や奴
 
10/5ピザトースト、トマトスパゲッティー、スープ           10/6ざる蕎麦、天ぷら
 
10/7お好み焼き、味噌汁                        10/8豚カツ、味噌汁
 


143 水越峠 天狗谷道~葛城山~ダイトレ~水越峠

2011年10月06日 | 登 山

雨上がりの今朝は、金剛・葛城山脈はまだ雲がかかって見えない。天気予報は急速に回復すると言うことで、お気に入りの
葛城山に登った。昨年この時期、天狗谷道はスズメバチの巣があると言う事で1ヶ月以上通行止めになっていた。
今年もその可能性はある。ハチノックという蜂除けスプレーをすぐ出せるようにして、周囲を見ながら静かに急いで登った。
平日のため登山客は少ない。山頂からは雲が多いが360度の大パノラマで良い眺めでした。










登山記録           3D              ルートmap
    
青崩集落から天狗谷道に入る登山口、まだまだ紅葉は早いが色づきはじめた樹もちらほら。

柿も色づき始めていた。この地域、早くも稲刈りが終わったところと、まだ黄金色の田んぼも残っていた。

天狗谷道の登山口。登山道脇の用水路はすごい勢いで流れていた。雨上がりで沢も水が多い。

このルート、一箇所だけ岩場にクサリが設置されているが危険なことはない。階段下に水飲み場がある。

昨年、この付近からベンチまでの間で蜂が飛んでいた。周囲を見渡しながら慎重に登った。雨上がりでベンチも濡れている。

山頂に近づくに連れ、天気が良くなってきた。

山頂下にある白樺食堂は今日は休み。営業は土日と祝のようだ。その食堂の展望デッキへ、今日は誰もいません。
 
奈良盆地の御所や明日香方面の見晴らしが良い。

山頂のススキ原から南方向に金剛山が見える。 ススキは風に見を任せ揺れていた。
 
山頂のパラグライダ離陸地は広範囲に草を刈り込んでいるので山野草がいっぱい。

お花畑になっている。

今日の昼食は、五目釜めしとインスタントラーメン。

下山間際、青空が広がってきた。

つつじ園の方に下って行くとダイトレルートに合流する。

ここからダイトレルート。小一時間、激下りが始まる。

水越峠に下りたところに、靴の汚れ洗い用のブラシが掛かっていた。念入りに靴とストックの汚れを落とした。

水越峠から青崩集落までは2kmほどある。途中に路線バスの停留所がある。安全な木道を下って駐車位置に戻った。

今日の山野草
ヤマハッカ         柿            アケボノソウ       ツリフネソウ     ハダカホオズキ 

 マツカゼソウ     アキチョウジ                    ショウジョウバカマ      アオヤギバナ

                          イナカギク        ツリガネニンジン       アザミ

フデリンドウ       ワレモコウ       カワラナデシコ       オミナエシ        タニソバ

  
   
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142 ダイトレ縦走 屯鶴峰~葛城山~金剛山(テン泊)~岩湧山~槇尾山・施福寺

2011年10月02日 | 登 山

先週、3泊4日で北アルプス、槍・双六縦走をして来た。その余韻もあって今回は、ダイトレルート(45.3km)を通して歩く
ことにした。テン場はこれまで2度世話になった、ちはや園地。今回は1泊2日で全コースを歩いた。
テントを担いで登れば帰宅を考えずに行けるところまで登り、夜はそこに泊まって休み、次の朝そこからスタートできる。
ダイトレ、ルート上のテン場は、葛城山頂、金剛山頂、滝畑の3箇所、ルートから外れて麓の岩湧の森キャンプ場がある。

一般的には2泊3日コース。北アルプスの縦走の足慣らしには全行程を一度に歩くのがよいらしい。
これまでは、1日目は葛城高原ロッジ、2日目は紀伊見荘に泊まっての行程が1日の15~19kmでちょうど良かったと。
ところが紀伊見荘が2011年3月末で閉鎖で2泊目が出来ない。これまで下山後に入浴を楽しみにしていた方が多くいた。

 



今日の登山記録      ダイトレ イラスト         ダイトレとは
      
 2Dマップ           3D                                  アクセスマップ
     

ダイトレで見つけた小さい秋    クリックで拡大



5:41近鉄南大阪線・布忍駅から始発電車に乗る。古市で吉野行きに乗り換え二上山駅で下車。ここから30分国道を歩く。
どんずる峰は、二上山の火山活動により火山岩屑が沈積し、その後の隆起によって凝灰岩が露出し、1500万年間の風化
・浸食を経て奇岩群となった岩山。ダイトレ始点の標識を探すが見つからない。急坂で足下が滑りやすい。穴虫峠へ。

7:05穴虫峠から下ったところにダイトレ北入口。朝一番でクモの巣が多い。小さなアップダウンを登って行く。

8:23本来のコースは二上山頂を絡まず万葉の森に下るが、雌岳山頂からの展望が素晴らしいので寄り道する。


しばし休憩し岩屋峠を経て竹内峠に下る。国道166沿いを峠まで登り、右の林道へ入る。
  
9:20竹内峠。林道から薄暗い山道になる。急坂を過ぎると 10:12平石峠に出る。

ここから岩橋山への急坂が続く、早くもダイトレ名物の丸太階段が200段以上続く。 11:02岩橋山で一休み。
  
岩橋山の標高は659m、展望全く無し。さらに丸太階段が続く。
  
11:45持尾辻に出る。西に下るとサクラの名所貴念寺。さらに登ると奈良県側から山麓公園分岐(近鉄・忍海駅へ)

丸太階段が延々と続くいたあと左手が明るくなる。リョウブ林の急坂を上り詰めると電波塔。山頂近し腹も減ってバテ気味。

12:55白樺食堂で昼食。ここは土日営業。きつね蕎麦・いなり寿司をいただく。食後キャンプ地に予約電話を入れる。
 
13:20葛城山頂。ここもダイトレルートから外れるがせっかくなので寄り道。今日は特別見晴らしが良かった。

葛城ロッジは山頂の北側。つつじ園から水越峠まで激下り。14:20国道・旧369を跨ぎ金剛山のルートへ。東屋で一息。

水越峠からガンドガコバ林道のだらだら登りを行くと、金剛の水が湧きでる水場。この付近でもテントは張れる。

カヤンボの小橋を渡ると植林の急坂を登る。ほどなく旧パノラマ台。ここから奈良県側、大和三山・明日香の展望が良い。

休憩後ちはや園地を目指す。16:30までのテェックインは間に合うか。16:20一の鳥居。時間が無いので国見城址はパス。

16:25、あと少し、キャンプ地から電話が入る。後10分で着くと。
 

16:35キャンプ地到着。テン場代500円。今日は私以外に3組利用があるので賑やかになりそうだ。隣では早くも夕食。

17:30無洗米を炊き野菜・豚肉を蒸して食す。19:00就寝。翌日3:45起床・片づけ 4:30朝食はスープにパン・おにぎり

5:00展望台へ雲があり星はちらほら。大阪方面は光輝いている。ほどなく東の稜線が赤く染まってきた。5:50日の出

6:10キャンプ場出発 伏見峠からしばらく登りが続く。早朝は、爽やかで足取りも軽い。

6:41久留野峠からが丸太階段の急坂が続く。ここを過ぎると中葛城山のピーク。暖まってきたのでタイツやヤッケなどを脱ぐ。

南側が隈笹で開け大峯方面の展望が素晴らしい。弥山もはっきり確認できた。高谷山のピークを過ぎ千早峠へ下る。

ここまでのダイトレルート、全線に渡り草刈りをした後で大変歩きやすい。7:48千早峠で休憩。おにぎりが美味しい。

神福山を左に見て金剛トンネルの上を通過すると3府県境の行者杉。この杉の大木の下に風雨をしのげる避難小屋がある。

植林地帯を西に向かって進む。
標高750mほどでアップダウンが無く、歩きやすいのでスピードが上がる。杉尾峠通過。

タンボ山の南を巻き快調に飛ばす。今朝、麓から登ってきた方と何組か出会う。8:30西の行者堂に着く。

山ノ神までは丸太階段の激下り、ここで足裏に異変発生、山ノ神で靴下を脱ぐと水ぶくれ。サビオを入念に足指に貼り付ける。

山ノ神から紀見峠までは簡易歩道を通り、旧国道371を100mほど進むと右手にダイトレルートの大きい標識。山中へ入る。
 

稜線の北側を巻き、雑木林のアップダウンを進むと 11:13ボ谷ノ池に着く。葛城第17経塚を経て険しい坂を登る。

11:55丸太階段を上り詰めると標高650m、三合目の辻。しばし休憩。もう一度坂を上り詰めると根古峰。

南葛城山の分岐を左に送ると湿地帯に。錦命水をボトル1本汲む。 12:52ほどなく五ツ辻。展望休憩場はパスし山頂へ。

岩湧寺への急坂の道手前で、越路さんに出会う。越路さんは1ヶ月ほど前、金剛山・ツツジオ谷コースを案内してくれた方。
私が丸太階段を喘いで登っている最中に10人ほどのグループを引率されていて、声を掛けていただいた。思わず握手を交わした。

13:35岩湧山頂に到着。今日はいつになく賑やか。多くの方が弁当を広げていた。ススキも風に靡いて秋、真っ盛り。
 
14:10滝畑へ下山。ここでも多くの方とすれ違ったり追い越したり。

カキザコで右に折れると滝畑が近い。水のせせらぎが聞こえてくる。15:18滝畑。下りきったところにトイレと売店がある。

滝畑地区の駐車料金は1000円と高い。新関谷橋を渡り民家脇か案内通りに登山道に入る。

最後の登山道をボテ峠、番屋峠、追分を経て槇尾山・施福寺に登り返す。茶店の前から岩湧方面の展望が綺麗。
 

16:45施福寺着。やっとダイトレルート完走。施福寺も寺男が戸締まり中。終点の標石を探し記念写真。

しかしここから、参道を下りバス停まで1時間以上延々と歩く。日も沈み、18:00槇尾山口・バス定に着く。終わった!

ダイトレに咲いていた山野草
    
    
    
    



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