サランヘヨ 登山

登る男の山行き日記がメイン
ものづくり、わが家の飯、料理レシピ、手打ち蕎麦、韓国発見は映画紹介に日韓文化比較。

013 柳生街道 笠置から奈良

2010年10月31日 | 登 山

台風の影響で前日は山行きを中止した。この日も天気予報では昼から雨。
カッパ、折り畳み傘を用意して出発した。中間地点までは快調に進んだが昼頃に雨が降り始め奈良をめざし急いだ。
今回のコースは登山というよりは歴史街道をゆっくり散策するといった感じである。

その昔柳生の剣豪が往来したことなど頭に思い浮かべつつ、静かな田園や森林の中の道をのんびりと歩く。
ところどころに歴史を感じさせる家老屋敷や峠の茶屋、石仏などが点在していてしばしのタイムトリップ。


笠置から柳生の里へは、坂道を登って小一時間。観光客が迷わないよう道しるべなどきれいに整備されていた。


石垣の上に立派な武家屋敷がある。資料館と思ったら、家老筋の子孫の個人宅。 柳生は剣豪の里、柳生陣屋跡。

山深い柳生の里の山麓は、古来から神域と伝わる場所。天の岩戸伝説の残る巨石群があり、その一角に一刀石がある。

南明寺は、鎌倉時代に建立されたお寺で現在は本堂だけが残っている。

忍辱山町の円成寺大日如来坐像安元2年(1176年)、仏師運慶の作。庭園は平安時代に築造された寝殿造り。


柳生街道「滝坂の道」は春日山と高円山の谷あい、渓流に沿った石畳道。

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012 京都・保津峡から 愛宕山と竜ケ岳

2010年10月23日 | 登 山

はじめていの京都の山は、愛宕山に決めた。それは、大阪で言うと金剛山のような山だから。
愛宕山は古くより比叡山と共に信仰を集め、古くから火伏せ・防火に霊験のある神社として知られる。
3歳までに参拝すると一生火事に遭わないと言われる。「火廼要慎(ひのようじん)」と書かれた愛宕神社の
火伏札は殆どと言ってよいほど京都の家庭の台所に貼られており、飲食店の厨房などにも貼られていることが
多いと。京都市右京区にあり、約1300年の歴史をもち、全国に800もあるといわれる愛宕神社の総本山である。

愛宕神社の手前、京都市内を展望できる絶好のポイント。ちょうど昼時で多くの登山者で賑わっていた。

JRで三国ヶ丘から保津峡に、途中の乗換は大阪駅と京都駅、なんと無人駅。下りてすぐ、桂川が流れる保津峡。


JR保津峡から左へ、柚子の里として知られる水尾の集落へ。柚子風呂と鶏鍋を楽しませてもらえるお店があった。


水尾からの登山道は急斜面で石ころが多い登山者少ない。水尾分かれで休憩、ここからは階段道、登山者も多い。


山頂の愛宕神社にお参りし、竜ヶ岳へ向かった。ここからは一転寂しくなる。分岐点に熊出没!注意の張り紙。
竜ヶ岳へ進むが、落葉樹の中、標識が無く分岐らしいが道も落ち葉で覆われ、どの方向か分からなくなってきた。

途中で引き返し、愛宕神社の境内で見晴らしの良い広場で、昼食にした。下山道も水尾へ、ガレ石道をノンストップで
降りた。 無理をしたのか2日後に腰痛が。1週ほど後を引いた。とくに下りは無理しないこと。





011 山辺の道 全コース

2010年10月21日 | 登 山


山の辺の道」は史実に現れる我が国最古の道で、大和平野(奈良盆地)の東側に連なる山々の「山の裾」に位置
するゆえ「山の辺」の道という。
風光明媚のうえ古墳、古社寺、旧跡が多く点在、この道は「歴史街道」です。

今日は曇り一時雨という予報であった。ザックにはカッパ・折りたたみ傘を入れた。


外国人のグループ(15人ほど)は風景を楽しみながら、わいわい楽しそうに歩いていた。
”こんにちは”と声をかけたら笑顔で返事してくれた


山の辺の道は、山麓をに沿って続く道。畑に柿が実っていた。幼稚園児が柿狩りや芋掘りをしていた。
東大阪の小学生は、グループで地図を見ながらポイントを回っていた。


現在の大和平野である奈良盆地は、大昔、大きな湖であったと。
人が通行できた湖岸通りの道・山裾の道が山の辺の道であったと。





終点の奈良・春日野手前で道に迷い春日山原始林の方に入ってしまった。日暮れ前で焦った。
おかしいと思ったらすぐ止まって地図・コンパスで確認するか引き返すことだ。


奈良、浮見堂のベンチで一休み、興福寺ではすっかり日が暮れていた。樽井町付近のおみやげ屋通りは賑やか。








010 高野山町石道

2010年10月16日 | 登 山


高野山への道しるべとして、1(約109m)ごとに、町石と呼ばれる高さ約3メートル強の石柱が建てられている。
高野山上の壇上伽藍・根本大塔を起点として、九度山の慈尊院までの約22kmの道中に180基、
大塔から高野山奥の院・弘法大師御廟まで約4kmの道中に36基の、合計216基の町石が置かれている。

2004年には、紀伊山地の霊場と参詣道としてユネスコの世界遺産に登録された。

町石道は、実によく整備されていた。道中、5組程の登山者に出会った。
時間に余裕があったので大門から再び矢立まで折り返し、ここから南海電車・紀伊細川駅まで下山した。

南海電車・九度山駅で下車、ここから慈尊院まで30分ほど歩く。この参詣道が世界遺産であること記されていた。


慈尊院の石段を登って、丹生官省符神社の鳥居横に180町石がある。高野山大門をくぐった伽藍で1町石となる。


眼下に紀ノ川平野を見下ろし、和泉山脈を一望できる町石道の代表的な景勝地、展望台もある。


二つ鳥居。石造りの鳥居が二つ並んでいる。弘法大師が高野山を開いた翌年、木の鳥居が建てられたと。


12町石からは最後の登り、これがキツイ。登りきると大門。仁王様が出迎えてくれる。


高野山メインストリート・国道480号、 伽藍の手前の柵の中に1町石。

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009 山中渓から 紀泉高原

2010年10月11日 | 登 山


大阪と和歌山の県境に横たわる山塊「和泉山脈」の西半分で、最高峰で500m未満の低い山の集まりは、
紀泉アルプスと呼ばれている。いたるところで展望が開け美しい写真が撮れた。

JR山中渓は無人駅。阪和道の高架下をくぐると登山道の始まり、砂岩のよう。低い雑木の中をかいくぐりながら進む。


あちこち展望が開け、大阪りんくうタウン方面、大阪湾、関空空港、和歌山方面が美しい。


眼下に大阪南部、多奈川方面、和歌山紀ノ川方面が美しい。


アップダウンがあり変化に富んでいる。途中、10組程度の登山者に出会う。国有林のエリアはよく整備されていた。


紀ノ川も見えた。四ノ谷山から最後の下山で道に迷い谷沿いに。夢中で脱出をした。

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008 槙尾山から滝畑ダム ダイトレ 岩湧山

2010年10月07日 | 登 山


写真:岩湧山頂から金剛山・葛城山・二上山方面を望むダイトレコースがこの尾根を走っている

ダイトレコースの最後、岩湧山と槇尾山・施福寺ルーとに行く。

ダイヤモントレールは屯鶴峯(どんずるぼう)から槙尾山(まきおさん)施福寺までを結ぶ総延長45kmの自然歩道。通称 ダイトレ。
大阪府・奈良県・和歌山県にまたがっている。六甲縦走、比良縦走とならぶ関西地方を代表する縦走路となっている。
健脚者の中には一日で走り抜ける者もあるが、交通の便が比較的よくエスケープルートも多いため通常はコースを分割することが多い。

このルートは交通が不便、泉北鉄道・和泉中央からバスで槙尾山口へ。槇尾川ダムの工事が進行していた。


施福寺にあがる付近で地元のおじさんに出会いいろいろ聞いた。施福寺から岩湧山がはっきり見えた。

施福寺から滝畑ダムまでのルートは誰も出会わなかった。


滝畑から岩湧山の登山道に入ると多くの方に出会う。岩湧山は4度目。反対から初めて登った


山頂のすすきは一段と盛り。山頂には、10組ほどの登山者が弁当を食べ賑わっていた。


下山途中でも、絶景のポイントがある。河内長野から大阪市内方面が望める。南海電車の紀見トンネル出口。

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007 水越峠から 金剛山と葛城山

2010年10月02日 | 登 山

写真:金剛山ダイトレの旧パノラマ台から東方向、眼下は御所市、遠くに明日香を望む。

今回、初めて自動車で金剛山・水越峠へ行く。路上に止めそこから5分程度で青崩道登山口に着く。
この青崩道入口で靴紐を締めていたら、ベテラン登山家に会い一緒に登った。
その方曰く、休憩はむやみにとらない、1~1.5時毎にとる。休憩ポイントは上り坂や途中でなく坂を登ったところ。
着替えは重いので持参しない、その代わり高機能アンダーシャツやウエアを着ている、これは高いが汗をかいても
すぐ乾き軽い。  というわけで山頂まで1時間30分、ノンストップで一気に登った。
その方は、冬山登山に備えザックに5kgの水が入っていると。 私は汗を拭きっぱなしで必死に付いて登った。


金剛山から葛城山には葛木神社から先の一の鳥居から左へ分岐しダイトレルートを下った


カヤンボの休憩小屋から下ったところに水飲み場「金剛の水」があり、飲んだあとペットボトルにも詰め持ち帰った。


水越峠からは急坂が続くダイトレを登る。1時間ほどでツツジ高原に。


葛城山の標高900m付近、金剛山に面した南斜面一帯にツツジが植えられ観賞路や展望台が整備されている。


下山は、キャンプ場の横を通り天狗谷道を下り、青崩「あおげ」の集落に着く。

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