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バイエルン・ミュンヘンとマルク・ファン・ボメルを応援しています

CL:ユヴェントス対バイエルン

2013-04-13 01:58:02 | バイエルン・ミュンヘン

というわけでCL準決勝のバイエルンの相手はバルセロナに決まりましたが。
つらつら考えたら、なんとシーズン中に2回(4試合)も「ファンボメル・ダービー」(※完全コリアンダー用語です。よそでは通じませんのでご注意ください笑)が行われるわけで、これはこれでぜいたくなことであります。
blogにはアプしませんでしたが、1/8決勝でミランとバルサが対戦する際、ファンボメルは「ミランではサッカーだけでなく人生の大事な時期を過ごさせてもらった。バルサも素晴らしかったが、でもやっぱミラン」と、ミラン愛を語っておりました。
そして先日、ご存じバイエルン公式のインタビューで「バイエルンとバルサが決勝で当たったら最高だね。でも俺はバイエルン寄りだよ」とコメントしておりました。
なんとなくファンボメルのクラブ愛はミラン>バイエルン>バルサ、という序列なのかと感じておりますが、これがスペインメディアのインタビューだったら「バルサLOVE」と言うかも知れません。
要するに社交辞令なのでしょうが、そんなファンボメルを舌先三寸のえーかげんな奴だと言うなかれ。違います。プロフェッショナルなのです。
バイエルンとミランが対戦することになったらどうするんだろう、というのはかなり気になるところですが、いずれにしても、どの「ファンボメル・ダービー」も結局本人は直接関係ない、というのが悲しいやら寂しいやら。だから来年は出場して… 

そんなこんなしてるうちに、すっかりネタが古く感動もオボロゲになってまいりましたので、サックリと。

13年4月10月 UEFAチャンピオンズリーグ 準々決勝 2nd leg ユヴェントス 0-2 バイエルン・ミュンヘン
(2試合合計ゴール数0-4バイエルンの準決勝進出決定) 

kickerの採点も合わせてどぞ
 
交代:ボアテンク(2.5)(35ファン・ブイテン)、グスタヴォ(80リベリー)、ピサロ(83マンジュキッチ)
サブ:シュタルケ、ラフィーニャ、シャキリ、ゴメス

得点:マンジュキッチ(64マルティネス)、ピサロ(90+1シュヴァインシュタイガー)
カード: ボヌッチマンジュキッチ

UEFA&kickerが選ぶMoMにマンジュキッチ(バイエルン)

 

やったぜ!2年連続、準決勝進出!

いや~、いい試合だった。

 

 

 

 

みんなよくやったぞ!みんなステキ!
光り輝く「全員フットボール」! 
攻めてよし守ってよし!本当に今シーズンのバイエルンは攻守のバランスが良くとれてます。
誰がどう、という点を挙げてももちろんアリですが、やはりチーム全員の意識の高さではないかと。
そして、タフなハードワークと落ちないスピード!
切れない集中力とエネルギー!
昨シーズンまでだったら、前半に素晴らしい集中を見せていても後半バテるとかいうパターンが多かった気がします(逆もしかり)。
しかし今シーズンは、あまりそんな心配はないですね。今回もむしろユヴェントスの方が先に疲れてしまってるようにも見えました。
ここがアウェーということを忘れさせるぐらい、ほぼ完璧に試合を掌握! 
いやまあ、チームが認めているように、前半しばらくはちょっと落ち着かなかったですけど。しかしここをきちんとしのいだことが、あとあとまで利いたのではないかと。
何度かあるピンチにもノイアーがファインセーブで防いだのも、チームに落ち着きをもたらしました。 

先制シーン
 

 
マルティネスがクロス送ったみたいになっちゃった。マルティネスのシュートをブッフォンがはじいたところにマンジュキッチが抜け目なく、低空ヘッドで押し込んだものでした。
待望のアウェーゴールゲット!
ユヴェントスは勝ち抜けるためには4点が必要になり、事実上試合は終わってしまいました。
あからさまに心が折れた、という感じではありませんでしたが、人もボールも動きが重たくなってしまいましたね。
バイエルンももはや無理をせず、ゆったり試合を回すように。
しかしそんな状態でも、けしてユヴェントスに主導権は渡さないように注意を払って最後まで気を抜かなかったのはさすがです。 

 
チームを支えがんばるピサロにごほうび(?)。ダメ押しゴール! 

 

 
おかげでゴメスの出る幕がなくなっちゃった。
う~ん、今のバイエルンのように、最前線の選手から相手にプレッシャーをかけて主導権を握るようなスタイルだと、デンと構えてナイスクロスを待つ、点取り屋タイプ(?)のゴメスはちょっと使いでがないかも知れません…。 

 
MoMに選ばれたのは、先制ゴールだけではなく、攻守に渡っての献身が評価されたと思うマンジュキッチ。
意味不明なカードで次節出場は痛い!
ただ第1戦はホームですので、なんとかなるかな・・・

いや、いちおう言っておくと、ユヴェントスは別にそうひどく悪かったわけではないと思うのですよ。
ピルロも、1st legよりはいくらか動けてた気も。(最後の方はやる気なくしてるぽかったので、すかぱ解説川勝さんが厳しいコメントをしてましたが汗)
いろいろあった末に、ようやくスクデット連覇が見込める程に安定した強さを身に付け、CLに戻って来たところ。
それでベスト8まで来たのですから、上々なのではないでしょうか。サポーターも満足して温かい拍手を送ってましたね…
しかし!

 

 

味方に甘く敵に厳しく。レーザー攻撃は許さん!
レーザーだって異物投入と同じくらい危険だと思うのに、何か甘いですよね。レーザーを当てたサポに処分、という話は聞きません。
厳しい処罰をしてもいいと個人的には思ってますが。
個人を特定するとか生温いこと言わずに、問答無用で無観客試合、とか。 

 
発煙筒もたいがいアレだけど…(汗)。

ファンブイテンの怪我
 
1対1で競り合う際に腕をひっつかみ、それを振り払おうとしたヴチニッチの腕が目に入る。

 
それでもファンブイテンはひっつかんだ腕を離さなかった…っていや、あんまりいいディフェンスじゃないよそれ(汗)

 
その後しばらくプレーしてましたが、しきりに眼の様子を気にしていたので、心配でしたが、とうとうボアテンクと交代しました。

 
アラバ心配そう・・・

tzのこちらの記事によると、ファンブイテンは頭痛と目まいを訴えたため、Dr.ミュルがすぐに(ホテルの?)部屋に送り、そのまま、祝勝ディナーも失礼したそうです。
しかしその後一人で(寂)食事をできたので、良くなったらしい、と。リスクを冒さないための処置だったということです。
本日のニュルンベルク戦の出場もOK、と。出るかどーかはわからんけど。
やれやれ良かった。ほっ。
のですが、この試合、そのファンブイテンに代わって入ったボアテンクが良いプレーをして、評価を上げましたので、ただでさえ厳しいポジション争いがますます予断を許さないことに。でももちろん、無理をしないというファンブイテンの判断は悪いことではありません。 

 
試合後のゴージャスディナー

 
カーンも来てた!(゜∀゜)