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バイエルン・ミュンヘンとマルク・ファン・ボメルを応援しています

28節:ローダ対PSV

2013-04-02 09:51:39 | PSV

 
いちおう、故郷リンブルフへの凱旋、ということになるのかなあと思ったのですが、そういう切り口で語ってるところはありませんでした。まぁ、シタルトやマースブラハトじゃないし。 

13年3月31日 エールディヴィジ 第28節 ローダJCケルクラーデ 2-2 PSVアイントホーフェン

 
交代:マタフス(75トイヴォネン)、ヒーリェマルク(85デパイ)
サブ:ティトン、ZANKA、デライク、エンヘラール、ロカディア

得点:Demouge(13Fledderus)、 トイヴォネン(19デパイ)、トイヴォネン(32ファン・ボメル)、マルキ(87Lebedynski)
カード: Monteyneレンス

AD紙が選ぶ今節のベストイレブンにHupperts(ローダ)、トイヴォネン(PSV)、telegraaf紙が選ぶ今節のベストイレブンにDemouge(ローダ)

メルテンスはサスペンションのため出場停止。

ポキッ(←心が折れた音)

 
アゴを押さえて訴えるファンボメル・・・

リプレーで見てみましょう
 
ローダのFledderusとこんがらがって倒れる・・・

 
どんがらがっしゃん

 
後ろからフトモモで挟まれちゃって裏山、…いえ、なんでもありません

 
その状態のまま無理くり起こそうとするファンボメルもどうかと思うが。でもちょっと裏山…(←ヤメレと言うに)

 
しかしそんなファンボメルを思い切りひっぱたくFledderus。なんてもったいないことを・・・(←?)

 
残念ながら主審は見ていなかったのでカード類は出ませんでした。
しかし、PSVもマルセロとメルテンスが、後になってからこの手のプレーに対して処分が下ったので、ならばこのFleddreusにも対処をしていただかないと不公平だと思うのですが~~
後日語ったFledderusのコメントざっくり作文
「ファンボメルは俺のことを抱えたまま起き上がろうとした。だから俺は引き離そうとした。それが普通だろう。その際に彼の顔を打ってしまったかも知れないが、俺はまったく気付かなかった。ファンボメルは俺を離して立ち上がるべきだった。彼は審判に大げさにアピールした」(NU SportTelegraaf
…まぁね。
(でもミランで、シエナのブリエンツァに後ろからおんぶ攻撃してひっくり返った際は、2人とも楽しそうでしたけど。それに比べるとこのFledderusは遊び心がないというか、つまらんやっちゃのう、と…。←そういう問題なのか) 

  
そしてぇー!
 

 

一世一代のスーパーアシストでトイヴォネンの逆転弾を演出!

 

ちなみにこの試合、ファンボメルのエールディヴィジ通算300試合目の出場だったそうです。

そんなネタもエピソードも、すべて台無しになりました。

こういうこと言うのはワタシのポリシーではありませんが、「もぅ来年はDF陣全員取り替えてー!」とエア絶叫してしまいました。ちょっとぐらい高くてもおっさんでもいいから、確かな実力を持った選手が必要です。特にCBは急務でしょう。

試合が終わった後、「ああ、もう終わったな」と、激しい虚無感に襲われました。これまでにもさんざん「あきらめた」と申して来ましたが、まだ心のどこかで期待している部分はありました。しかし今回の試合で、なんてゆうんでしょう、気持ちのケリがつきました。
もちろん数字上は可能性は残っています。
だけどこのような試合をしている限りは、アヤックスに勝つことも、残り試合を全勝することも、どうしてもイメージ出来ません。
代表ウィーク中に、PSVのエラい人(GM?)サンダースが、チームは内部に構造的な問題を抱えている、という発言をして、波紋を呼んでいます。具体的にどういうことなのかわかりませんが、状況が良くないのは確かかも知れません。
ファンボメルも「問題は起きている。だけどそれはいつものことで、ささいなものだ。大げさに取り上げるべきじゃない」と…。 
次期監督問題でも、コクーに内定が出たとか、ファーバーコーチが「監督やりたい」と発言したとか、そのファーバーに他のチームから興味が、とか、少しゴタゴタしてる風ですし。

試合後のファンボメルのコメントざっくり作文
 
「あと6試合ある。全て勝ったら俺たちが優勝だ。それは間違いないことだ」
「俺たちはとてもいいプレーをした。勝利に値した。2-1の時点でそのまま続けるべきだった。4-1、5-1にすることも出来た。沢山チャンスがあったのに、無駄にしてしまった。これは自分たちを責めなければならない」「ファンのブーイングは理解できる」 

あくまで前向きなファンボメルの姿勢を、嬉しく頼もしく思います。
だけど
私だけかも知れませんが、この感触、あのEUROのオランダ代表とかぶって仕方ありません。「まだ可能性はある」と微細な希望にすがって玉砕した、あの時のことを思い出すと胸が苦しくなり、憂鬱になります。
ファンボメルが引退することまで、あの時と同じになりませんように、と、びくびくしています。今度は「休止」じゃ済まないのだから…。 

その後の話
 

暴力行為(マタイセンの胸ぐらをつかんでトラブルを引き起こした)による4試合の出場停止から明けたレンス
今回もまた試合後に、ブーイングを飛ばすPSVサポに向かって中指を立てたそうです。もう…(-_-)
アイントホーフェンに帰って来てすぐにファンに謝罪、しかしPSV側はこの行為(中指を立てたこと)を否定、レンスも改めて、「あれは何とかでかんとかで、ともかくそんなつもりじゃなかった」(←めんどくさいのでちゃんと読んでない)と釈明をしたらしいです。

相次ぐ選手の不適切な行動。こういう、荒れたチーム状況をうかがわせるところもやっぱりEUROを思い出す…
そして先ほど、このたびPSVは、2名の「gedragsdeskundige」(直訳:行動専門家)を雇うことにした、というニュースが出ました。行動学の研究家?カウンセラーかなんか?
…なんだか、かつてクリンスマン監督が、ファンボメルを心理カウンセラーのところに送り込んだのを思い出す…と、次から次へとネガティブなことを思い出すのでありました。 

と、せっかく見たのに、試合について全然書いてませんが、申し訳ない。なんかもう、グッタリしてしまって、話したくないんです…。
超ざっくり言うと、ようするにいつもの負けパターンでした。
…ハァ(深いため息)。