あさなけに みつつすめども けふなれば やまべのみこそ おもひやらるれ
朝なけに 見つつ住めども 今日なれば 山辺のみこそ 思ひやらるれ
毎朝松を見つつ暮らしている山辺ではあるけれども、子の日の今日は、野辺を思いやりながら山辺を眺めずにはおられない。
冒頭「朝なけ」の「け」は「日」の複数形で、「日々」の意。詞書は 418 の「山里に住む女、子の日する」が共通です。
あさなけに みつつすめども けふなれば やまべのみこそ おもひやらるれ
朝なけに 見つつ住めども 今日なれば 山辺のみこそ 思ひやらるれ
毎朝松を見つつ暮らしている山辺ではあるけれども、子の日の今日は、野辺を思いやりながら山辺を眺めずにはおられない。
冒頭「朝なけ」の「け」は「日」の複数形で、「日々」の意。詞書は 418 の「山里に住む女、子の日する」が共通です。