八月、鹿の鳴くを聞く
こころしも かよはじものを やまちかみ しかのねきけば まさるこひかな
心しも かよはじものを 山近み 鹿の音聞けば まさる恋かな
八月、鹿の鳴くのを聞く
想いが通じずにいるのに、山が近いので聞こえてくる鹿の鳴く声を聞くと、いっそう恋心が増してくる。
第三句「近み」は形容詞の語幹+「み」で、理由を表す語法。「近いので」、の意ですね。
八月、鹿の鳴くを聞く
こころしも かよはじものを やまちかみ しかのねきけば まさるこひかな
心しも かよはじものを 山近み 鹿の音聞けば まさる恋かな
八月、鹿の鳴くのを聞く
想いが通じずにいるのに、山が近いので聞こえてくる鹿の鳴く声を聞くと、いっそう恋心が増してくる。
第三句「近み」は形容詞の語幹+「み」で、理由を表す語法。「近いので」、の意ですね。