臨時便です。
初めて映画の話ではなく、映画賞の話をします。
今年のアカデミー作品賞を「ディパーテッド」が、監督賞をマーチン・スコセッシが取ってしまったのです。愕然としています。「ディパーテッド」は香港映画「インファナル・アフェア」のリメイクですよ。それも、明らかにオリジナルより劣るリメイクですよ。アメリカの映画人はオリジナルを見ていないんじゃないかと疑ってしまいます。そして、それを監督したマーチン・スコセッシ。彼が名監督なのは論を待ちません。大好きな監督です。けれど、よりによって「ディパーテッド」で監督賞を取るなんて・・・。「タクシー・ドライバー」でもなく「レイジング・ブル」でもなく、「グッド・フェローズ」でもなく、ああ、「ディパーテッド」のアカデミー賞監督として名が残ってしまうなんて・・・。今まで何度も候補に上りながら取れなかったとはいえ、残念でなりません。この際、次の一本、次の一本を待つことはできなかったのでしょうか。
でも、取れるときに取っておいたほうがいいんじゃない?
俺は、もっとスコセッシにふさわしい舞台を用意してあげたかったの!
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