アチャコちゃんの京都日誌

あちゃこが巡る京都の古刹巡礼

152 アチャコの京都日誌 再びの京都 27番 平等寺  贔屓とは? 今日はためになる。

2017-09-21 14:10:08 | 日記

今朝の新聞によると、足元をすくわれる は、 足をすくわれる が、正しい。

話のさわりとは、話の始まり部分ではなく、要点の事。 なのだそうだ。

存亡の危機 は、 存続の危機 なのだそうだ。悲しいかな私自身も誤用している。

安心したのは、総理大臣などの演説でも誤用が目立つらしい。つまり、誤用が大半を占めて誤解がなければ

それは新しい理解だと思うしかない。文化庁もそのような見解のようだ。

因みに、ネットで調べると以下のように多くの例が掲載されている。

印籠を渡す? そんなこと言う人いるの??

人のふり見て わが振り 直せ  は、  後世

人の不倫見て わが不倫 やめろ

と、なるだろう。??


27番 因幡薬師堂 平等寺

 

京都になぜ、因幡?平安の初期、橘行平と言う貴族が、因幡の国に赴任した。帰国する時になって病になった。

そこで神仏に祈願したところ近くの川に光る薬師如来を見つけ、後に京都に迎える約束をしたら病気が治ったと言う。

京都に戻り、その事を忘れていたらある夜、虚空を飛んで薬師如来が、高辻烏丸の自宅を訪れた。

驚きすぐに堂を作りおまつりしたのが、ここ因幡薬師堂だ。

その後、薬師如来の信仰の効果が絶大であるとの噂から、六角堂・革堂と並ぶ、町堂として賑わった。

本堂正面の通りは、その昔、安徳天皇の父、高倉天皇の住まいの正面方向に当たり、

恐れ多いと門を決して開けなかった。その為、この通りを「不明門通(あけずのもんどおり)」と言う。

写真に撮れなかったが、本堂前に「贔屓」なるものが展示されていた。

贔屓を、屋根の瓦に置いていたと言う。「贔屓」とは、龍が生んだ9つの神獣の一つで、姿は亀に似ている。

この贔屓、率先して重いものを持つのが特徴。

人の苦労を引き受けたり、ある人をことさら可愛がることの「ひいきにする」の語源だ。

中国では、寺などで基礎になる柱の下に使われる。

贔屓の引き倒し。は、まさにこの基礎石を引っ張って建物を引き倒す事に他ならない。

他人のHPで見つけました。

贔屓1

因幡堂の「贔屓さん」宝珠を背負ってます。(おそらく如意宝珠)

中国ほど重くはないが、大きな責任を背負っているのだろう。

私も贔屓して欲しい。!!!