アチャコちゃんの京都日誌

あちゃこが巡る京都の古刹巡礼

134 アチャコの京都日誌 再びの京都 29番 松尾寺 仏の舞

2017-09-03 17:19:21 | 日記

本日はなんと、北朝鮮の核実験と、秋篠宮眞子様の婚約会見と言う対照的なニュースにわいた。

感想は後日詳しく書く。


松尾寺は舞鶴市にある。西国33か所29番札所。唯一、馬頭観音の御本尊だ。

険しい山岳の修行のお寺だ。すれ違うのも困難な山道を数十分登り、たどり着くと、

素朴な石段の上の仁王門に着く。

馬頭観音は、優しいお顔の多い観音様の中では珍しく憤怒の表情をしている。

頭上に馬をいただくことから、馬頭観音と言われる。

本尊は秘仏の為、数十年に一度しか御開帳がない。保存状態が良く金箔が鮮やかに残っているらしい。

こちらで有名なのは、「仏の舞」だ。菩薩のお練り供養と同じで、本堂から仏さまのお面をかぶった「仏」が、

衆生の前に現れる。昔はその前日から泊りがけで大勢の信者が押し掛けたらしい。

その時は、狭い本堂内に泊まり込んだらしい。こんな山奥の閑散としたお寺の狭い境内に一夜を過ごすのは

信心の深さと感心する。怖がりの私など、一晩一睡も出来ないだろう。

寺の絵葉書から、「仏舞」

仁王門の仁王は、運慶作と言われていて、現在は修理解体の最中。写真が飾られている。

数百の部品から出来ていると、お寺の方が熱心に説明してくれた。

自分のお寺への愛着が感ぜられた。

次は、光明寺の国宝仁王門を見に行くのだと言えば、近くの温泉も一緒に行くように勧められた。

今回、最後の訪問地だ。ワクワクする。