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朝5時半に起きて、いつもの散歩をひさしぶりに再開した。空気が澄んでいるので写真を何枚か撮った。これも久しぶり。今日はなぜか風景より個別に樹木や石が呼んでいる気がする。感情も知性もどこかで罪とつながっている人間と違って樹木の語りは神の声に近い。とりわけ爽やかな朝の光を受けて「松」が大いに主張し、ときに見栄を切っている。昔の人がことさらに「松」を愛して植えた理由がよく分かる。日本人の独特の身体感覚、舞いや踊り、美術や工芸の形態感覚にも、この松の姿、勢いや着地感、そしてスピリットが自然と入っているように思う。