町田の谷戸で撮影したのですが、図鑑に載っていなくて名前がわかりません。草丈は30センチ位、花の大きさは3,4ミリの小さなもので、田圃脇の斜面の草地に生えていました。
ところで谷戸という呼び方ですが、人里にあって丘陵とその周辺に自然が残っているような環境の呼び方として、一般的に広く流布されているのは里山という言い方だと思います。谷戸や谷津という言い方は関東周辺で使われています。この呼び方の違いは地形の違いにあるようです。関西の地形は平地にいきなりぽっこりと山があって山と山は離れているので、山と平地の間に谷はできない地形。それに対して、関東の場合は、丘陵のつらなりの間に谷が刻まれ、平地に続いてゆきます。この谷に田圃を作り、丘陵からの湧き水を利用して水を引いたわけです。ですから里山という言い方は関西ではふさわしいのですが、関東では適切ではないのではないかと考えます。
ところで谷戸という呼び方ですが、人里にあって丘陵とその周辺に自然が残っているような環境の呼び方として、一般的に広く流布されているのは里山という言い方だと思います。谷戸や谷津という言い方は関東周辺で使われています。この呼び方の違いは地形の違いにあるようです。関西の地形は平地にいきなりぽっこりと山があって山と山は離れているので、山と平地の間に谷はできない地形。それに対して、関東の場合は、丘陵のつらなりの間に谷が刻まれ、平地に続いてゆきます。この谷に田圃を作り、丘陵からの湧き水を利用して水を引いたわけです。ですから里山という言い方は関西ではふさわしいのですが、関東では適切ではないのではないかと考えます。