デジタルハードル

近所のケーキ屋さんのインスタで「マヤ鑑定を開催します！」というお知らせを見て、うッ受けてみたいッ、と思ったのですが、申込みはインスタのDMからお願いしますとあったので、一瞬ウッ、と固まりました。

インスタは時々見ていますが、インスタのDMってどうやって送るの？

調べたり人に訊いたりして何とかDMを送り予約することが出来ましたが、いやぁジットリとした汗をかきました。

今頃インスタのDMでまごついている私は、この先のデジタル進化に果たしてついて行くことができるのか？

このままではハードルはどんどん上がり続けて、ちゃんと自分で情報を取捨選択して学習してゆかないと、雲を突くほどに天高くそびえたハードルを下から見上げるだけのデジタル弱者になってしまいそう。

貧富の格差だけでなく情報格差にデジタル格差、今後あらゆる格差が広がって行くことは必至だと思うのですが、人生の折り返し地点はおそらくもう超えたと思う自分にとって弱者になることがこわいかと自問自答したら、それほど不安には感じていない自分がいてちょっと驚きました。

ネットでしか受付ませんと言われて、その時もしもネットが使えない身であるならば、受付してもらわなくても結構、と思う自分もまたいるのです。

今はその便利さについつい使ってしまっていますが、おばあちゃんになったらスマホなんかより毛糸と編み針や新聞紙や本や草花を手に晴耕雨読の日々を過ごしていたいと思うのは、デジタル弱者予備軍の言い訳に聞こえてしまうのかなぁ。

マヤ鑑定をしてくれるケーキ屋さんの枇杷のチーズケーキ。

大きなミントの葉っぱとキャラメリゼしたナッツが添えてあって、美味しゅうございました。