昨日の帰り道、いつもの美女郎蜘蛛ちゃんの巣の近くの植木がなんか変。
向かって3本目と4本目の間に大きな巣をかけているのですが、ない!
場所を間違えたのかと確認して、アッと気づきました。
植木が剪定されていたのです。
好き勝手に伸びていた小枝もふんわり茂っていた葉も皆一律に刈り取られて、なんか変だと感じたのは植木と植木の間隔が妙に広くなっていたからなのでした。
巣も美女郎蜘蛛ちゃんも見当たらず、ガックリしながら帰りました。
今朝もう一度じっくり見てみると昨日は暗くてわからなかったけれど、植木に美女郎蜘蛛ちゃんの巣の一部が引っかかっていました。
それは今まで彼女が食べた虫たちの残骸で、いつも几帳面に巣の中の一ヶ所に集められていたものでした。
もうすぐ産卵の季節を迎えようとしていたのに、何もこんな時期に剪定なんてしなくてもいいのに。
美女郎蜘蛛ちゃんの無事を祈って歩く、朝の道でした。
彼女の姿を最後に見たのは昨日のお昼ご飯の帰り道、雪虫が3匹ほど巣にかかっているのに見向きもせずに、せっせと巣を繕っていたのでした。
会えなくてもいいから、どうか、どこかで元気に卵を産んでいますように。