中野笑理子のブログ

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映画とカレーとスパイスと

2013年08月10日 | 日記
生誕百年記念 織田作之助と仲間たちの「マダム」と「貸間あり」を観てきました。
「マダム」は、オダサクを看取った織田昭子原作の小説の映画化で1957年日活の作品です。
「貸間あり」は、1959年宝塚映画の川島雄三監督作品で脚本を川島雄三と昨年10月に亡くなった藤本義一が書いています。
「マダム」は月丘夢路、「貸間あり」は淡島千景、この時代の女優さんの美しさはなんて言えばいいのでしょう。まさに銀幕のという感じ。
映画の後は、映画館の近くのスリランカ料理のお店ロッダグループへ行ってきました。
カルータラ以来、ハマってしまったスリランカ料理。
熱し易く冷め易いAB型の乙女座としましては、この夏のテーマはスリランカ料理です。
オススメNo.1のギャミラサセットというのをいただきました。ギャミラサとは、「田舎の」とか「お母さんの」という意味で日本で言うオフクロの味ですね。
チキンカレーを中心にココナッツのふりかけみたいなのや、ビーツを甘口に炊いたものに豆カレー冬瓜カレーなど、スリランカの人は皆これを食べている、という家庭の味。
サラダのような野菜のお菜もありました。レタスや玉ねぎを塩もみした後に柑橘系の果汁で和えたようなサッパリした味。
京都のおばんざい膳みたいなものでしょうか。
カレーについて訊いてみると、やはり小麦粉は使わず油脂類も極めて少量で、インドのようにヨーグルトも使いませんとの事。
スリランカは、日本と同じく海に囲まれた島国(大きさは九州ぐらい)なので魚も食べるけれども、生の魚を食べる習慣はなく、ロッダグループのアジス・ロッディゴさんは日本に来て8年だそうで、日本に来てからお刺身で食べるようになったと言っていました。
そもそも何故日本へ?の質問には「最初は遊びに来た」のですが、そこで日本の女性と恋におちて結婚されたとの事でした。
めでたし、めでたし。

オダサクといえばのBGM♪夫婦善哉より蝶柳ものがたりby天童よしみ♪