中学受験で必ず勝つ!愛知県の私立中学について

受験には勝ち負けがある。
すべて運命とはいえ、出来れば勝たせたい。

愛知医科大学医学部について。

2008年05月13日 | Weblog
女子にも医学部人気、ということで、今日は愛知医科大学医学部についてお話いたします。
何十年も昔から、名古屋周辺では、医学部と言えば、名大・名市大・藤田保健衛生・愛知医大でした。
医師の世界は名古屋で仕事をするのなら名古屋の医大を出た方がという考えが根強く、近隣の医学部は、年々、狭き門になっています。
どこも定員が70名から100名と少なく、それだけ選ばれた人にしかできない勉強と仕事なんだろうと思います。
一般的に医学部は6年制ですが、愛知医科大学でももれなく基礎医学系3年間と臨床医学系3年間の計6年間の勉強となります。
医師国家試験の合格状況は、新卒81パーセント・既卒56パーセント・全体で77パーセントと特別に高くはありませんが、それでも医学部で勉強しなければ医師にはなれません。
生徒の40パーセントは愛知県出身ですが、岐阜県・静岡県・三重県・東京都・大阪府・兵庫県・京都府・広島県・岡山県など遠方から入学されています。
男女の比率はほぼ6対4といったところです。
名古屋市東部の丘陵地帯にあり、環境は非常にいいですね。
11月には医大祭があります、ご興味あれば見学してみて下さいね。
医学部の性格上、指定校推薦のシステムが充実しています。
一般試験では難関なので、中学高校からコツコツと勉強して指定校推薦を狙うお子さんもかなり多いようです。
ただし、愛知医科大学に関しては、推薦依頼校推薦イコール100パーセント合格というわけではないので注意して下さい。
他の大学のように、形だけの試験ではなく、推薦依頼校にもかかわらず、2倍から3倍の倍率になり、けっこう不合格になります。
一般公募制など推薦入試は、小論文・基礎学力検査(数学・英語)・個人面接などをしっかりとクリアした場合にやっと合格です。
推薦依頼校は少しは安心要素があるかも知れません。
一般公募制の推薦ですと、5倍前後の倍率で、なかなか厳しいです。
定員は100名で、推薦で30名うまってしまいますから、一般入試では70名の枠を争うことになります。
一般入試を受けるとすると、14倍の倍率になり、かなり厳しくなります。
そんなわけで、今の時代は、名大・名市大のみならず、私立でも医科大学は現役の合格が非常に難しくなっています。
その中、現役合格をたくさん出している学校の生徒はどれだけ努力をしているのだろう、と感心いたします。
学校も素晴らしいですが、やはり最後は本人の努力なのでしょうね。


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