中学受験で必ず勝つ!愛知県の私立中学について

受験には勝ち負けがある。
すべて運命とはいえ、出来れば勝たせたい。

夏期講習について。

2008年05月21日 | Weblog
そろそろ夏期講習の案内がいただける塾もあります。
個人塾は別として、大手は夏期講習にかなり気合いが入っています。
夏休みと言いながら、一番の勝負どころです。
1学期までにほとんどの単元を履修していますから、その復習にはもってこいです。
小学校に登校しなくていいので、自分のペースに合わせて学習スケジュールを立てることができます。
よほどの塾で無い限り、朝の8時から寄るの12時までかんづめなんてことはないはずで、自分で考えて使える時間がどこかで捻出できると思います。
それを上手に使って、苦手だった歴史の年号覚えたり、全国の山・川・平野・山地・山脈などを覚えたり、理解しきれなかった公民分野を最初からガッチリ勉強したり、比例反比例を強化したり、電流を強化したり、いくらでも思いつくはずです。
もちろん一日15分程度の、漢字ドリルや計算ドリルはオススメです。
最近はトップレベルの学校での文法や漢字などの言語事項の出題は、あまり多くありませんが、それでも記述の途中で漢字のミスがあれば、マイナスされますし、最後の最後はその漢字のミス1つで合否が決まります。
さっぱりわかりませんでした、で不合格になるのは、本人もなんとかあきらめられるというものですが、漢字1つ、計算ミス1つでギリギリダメだったかも知れない場合、本人はほどほどに手応えを感じながら結果を待っているわけですから、なんともやりきれない思いを残すでしょう。
そんなことをできるだけ避けるために、地味なようでも、漢字ドリルや計算ドリルは無理のない程度の時間を使って、コンスタントに続けましょう。
夏期講習は基本的には現在所属している進学塾の夏期講習にそのまま申し込まれるのが無難かと思われます。
同じ流れでもう一度ゴッソリ復習してくれるはずですから、一番効率がいいです。
ただ、大手ではなく個人塾の場合、もし疑問を感じたり、不安を感じたり、迷いが生じたなら、思い切って、大手の夏期講習に参加してみるのも手です。
お子さんにとっては、カケになりますが、大手の進学塾は、生徒数も多い分、多くの父兄からクレームをつけられない、ほぼ間違いのないカリキュラムで進めていくと思います。
どちらがいいかは、あくまで個人の考え方で違いますが、ある程度まとまったテキストに従って進めていく夏期講習は価値はあります。
お子さんの性格にもよりますが、もし真剣に成績アップを考えるのであれば、あまり子ども扱いして、あそこの先生は可愛がってくれるから、とか、何でも親身になって考えてくれるから、という理由で、勉強と全然違うところで納得してしまうことがないように。
かと言って、受験戦争も小学生のものですから、人として異常なやり方はどうかと思います。
あくまでも小学生の真剣勝負、それにふさわしい塾を選びたいものです。
夏期講習は、他の気になる塾をのぞいてみるとしたら、最後のチャンスでもあります。