中学受験で必ず勝つ!愛知県の私立中学について

受験には勝ち負けがある。
すべて運命とはいえ、出来れば勝たせたい。

私立中学は入れたら終わり、ではありません。大学合格実績などで学校のイメージは更に違ってきます。

2008年05月25日 | Weblog
あちらこちらの私立中学で学校説明会やオープンキャンパスなどが行われ、学校選びも迷うところでしょう。
はっきり決まっているお子さんは、そのヴィジョンを大切にして、コツコツと努力して下さいね。
学校選びのポイントはいくつかあります。
お子さんにとっては、楽しそう、通うのに無理がなさそう、制服が可愛い、校舎が綺麗、先輩が優しかった、部活の見学で気持ちが盛り上がった、などいろいろでしょう。
ご父兄にとってはいかがでしょう。
お子さんと同じポイントももちろんあるでしょうが、ハード面だけでなく、ソフト面も気になるところではないでしょうか。
わずか1日や2日の見学で細かい中身までわかる学校は少ないと思います。
お知り合いで通っていらっしゃるご家庭に話をよく聞いておくとか、歩いている生徒さんの様子でイメージしてみるとか、いろいろと方法はあります。
もし学習面で心配があれば、大学合格実績を過去何年分かご覧になると、入学してからの6年間が少しわかるかも知れません。
東海や南山女子・男子のように、ひたすら目を外に向けている学校もあります。
国公立大学医学部や全国難関国立・私立大学など。
そうかと思えば、女子校に多いパターンですが、相変わらず6割以上が併設大学に推薦入学で上がっている学校もあります。
また、外部受験でも、指定校推薦の多い学校もありますし、指定校推薦が少ないために、ほとんどが自力で受験して合格を勝ち取る学校もあります。
そのあたりをじっくりご覧になると、子どもが入学してからの6年間が少しだけ頭に浮かんできます。
たとえ、お子さんが医歯薬系を目指していなくても、まわりにそういう考えのお友達が多い6年間を過ごすんだな、とわかる学校もあるわけですし、逆に、お子さんが併設大学ではなく難関大学を目指すつもりでも、まわりに併設大学に推薦で入るお友達が多い中での6年間を過ごすんだな、とわかる学校もあるわけです。
それは、ただのイメージでして、もちろんどんなに強い意志を持っているお子さんでも、受験の時点では、わずか12歳ですから、6年間でどう変わっていくか、誰にもわかりません。
入学した時には、必ず東大へと言っていたのに、部活が楽しくて盛り上がり、せっかくお友達がバリバリ勉強に励む子ばかりなのに、自分だけ併設大学に上がると言い出すことも多いです。
逆に、併設大学があるからいいわ、とのんびりかまえていたのに、急に何かに目覚めて難関大学を受験したいと言い出すことも多いです。
そればかりは予測はつきませんが、少なくとも、入学後の学校全体の雰囲気というものをつかむには、それぞれの大学合格実績が役に立つような気がします。
私立中学とひとくくりにできないくらい、個性的だと思います。
国立大学が大好きな学校もあれば、学部によっては国立よりも慶應・早稲田・上智・東京理科という学校もあります。
名大が大好きな学校もあれば、目指すものに向かって生徒が全国に散っていくグローバルな学校もあります。
最近、エリザベスは大学の案内も少しいたしますが、中学受験と無関係でもないので、それも参考にしていただきたいと考えております。
星ヶ丘の愛知S徳高校では、昨今の女子学生の事件で用心しているのか、今年の受験生に限っては、地元志向が強く、中央大学の法学部の指定校推薦が余り、名大・名市大・南山大学に人気があったそうです。
女の子の場合は難しいですね。
ちなみに中央大学、昨年度は新司法試験合格は、東大・慶應に続いて第3位でした。
4位は京大・5位は早稲田です。
旧司法試験合格については、東大・早稲田・京大に続いて第4位が中央でした。
5位は慶應・6位は一橋です。
公認会計士の合格は、慶應・早稲田に続いて第3位が中央です。
また、国家公務員Ⅰ種(俗にキャリアと呼ばれる各省庁のお役人ですね)の合格は、私立大学のみでは、早稲田・慶應に続いて第3位が中央です。
4位は東京理科・5位は立命館です。
同じく国家公務員Ⅰ種でも行政・法律・経済区分となりますと、東大・慶應・京大・早稲田・一橋・東北大・に続いて第7位です。
これらの合格は、主に法学部・商学部・経済学部だと思いますが、もし目指すものがあれば、素敵な出会いになりますね。
私立中学合格してから、数年間はあっという間です。
ある程度の希望があれば、できるだけ早い段階で志望大学に向けてのスタートを考えることをオススメします。