北の杜

ニセコ・羊蹄山麓に暮らす一級建築士の奮闘記

羊蹄山ろく広域ごみ処理

2010年07月26日 | まちづくり
 羊蹄山麓の7ヶ町村で構成されている「羊蹄山麓地域廃棄物広域処理連絡協議会」の23回目の協議会で、
今後のごみ処理の方針が一時(仮)決定されたようです。

ごみの処理を 『RPF固形燃料化』 による処理 

この決定を各町村に持ち帰り、3ヶ月程度の間に町民説明や意見聴取などを行い、9月末に正式決定すことになったようです。

7月22日、町議会の厚生文教常任委員会で以上のことが報告されたようです。

                     (厚生文教常任委員会説明資料による)

 羊蹄山ろくの広域のごみ処理を行なっている現在の清掃センターが平成27年から
使用できなくなるため、新たなごみ処理の方法などが関係町村で検討されておりました。

 町役場では、7月30日から約1ヶ月かけて行なわれる「まちづくり懇談会」で町民への
説明と意見聴取を行なうようです。
また、同時進行で8月中に倶知安町美しいまちづくり審議会への提案や減量化推進委員会へ
説明を予定しているようです。

 実質1ヶ月ほどの間に周知徹底するようですが、余りにも期間が短いようです。
昨年のまちづくり懇談会以降、事前情報がほとんど無く、町民の間でもほとんど話題になっていません。
昨年のまちづくり懇談会の参加者人数が218人ですから参議院選挙の有権者数の1.7%でしかありません。
また、6月末の町民数で比較すると1.4%です。
まして、まち懇のお知らせに記載されている今年の話題は、「じゃがりん号」と「中学校の適正配置」です。
この状況で、「まち懇で説明した」といったことではなく、丁寧に説明会を開く必要があると思います。
燃料化の新施設や全てのごみを燃料化できないので焼却あるいは炭化処理する施設の建設など
町民の理解や協力が必要なことが多数あるので、丁寧な対応を行なってもらいたいと思います。


PS.町のホームページの「まちづくり懇談会」の案内が、7月の全戸配布の町広報を修正し、
   「広域ごみ処理」が話題に追加してあった。
   8月の町広報でも知らせるのだろうか? 


どうも時間をなくして物事を決めていく傾向に有ります。
町長の方針は町民との協働をうたっているので、素早い情報公開が必要なのですけれど・・・。

追記(2010.07.29):「広域のごみ処理の説明会」まちづくり懇談会とは別の説明会も
              企画しているようです。町内会等からの案内が廻るようです。

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