北の杜

ニセコ・羊蹄山麓に暮らす一級建築士の奮闘記

陳情の現地調査

2007年12月07日 | まちづくり
来週から定例議会が開催されます。
そこで、経済建設委員会に付託になっている陳情の現地調査を行いました。



一つ目の陳情は、町内の道路の除雪で役場が除雪する道路と住民が除雪する道路があり、その不公平をなくして欲しいというものです。
町道は役場が除雪管理を行いますが私道など町道以外は対象外で、住民が行っている除雪費の補助を行っています。今回は、町の所有している土地にある道路ですが町道の認定が取れていないので、役場で除雪ができないと言われているようです。道路幅が狭いのが町道認定を取れない原因のようです。
まず、自己敷地を道路に拠出して町道にし、除雪管理をしてもらうのが一番のようです。



二つ目は、ニセコヒラフスキー場の山田地区に大規模開発計画があり、地区で決めた景観形成基準を遵守するように指導して欲しいというものです。
写真の右の照明灯から右の方に高さ44m、幅135mのコンドホテルを建設するという計画のようです。開発プランを見ていないので真偽は分りません。
開発場所が景観形成地区に隣接しているが地区からは外れているので、景観要綱が及ばないのです。地区外ですから指導する根拠がない、さらに、民間事業者の事業活動が法に触れない範囲では指導する権限もないので、不採択になってしまいます。
しかしながら、地域の人たちの景観を守っていきたいとの趣旨は十分に理解できます。そこで何とか、地区が景観に配慮したリゾート地となるように検討していかなければと思っています。

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