北の杜

ニセコ・羊蹄山麓に暮らす一級建築士の奮闘記

まちの駅 その1

2007年06月29日 | まちづくり
駅前通りに「まちの駅」を建設中です。
建設といっても、空き店舗を借りてのリフォームの最中で、7月19日のOPENを目指しています。
平成11年に「中心市街地商業集積研究協議会」が設立され、中心商店街の発展を目指して「まちの駅」の設置などを盛り込んだTMO構想が提案され、中心市街地の活性化に向け町でも「中心市街地活性化基本計画」が策定されました。
ところが、平成18年に「まちづくり3法」が改正され、実現に向けたハードルが高くなり、「まちの駅」も頓挫しそうになりました。
しかし、新たな助成事業(魅力ある商店街づくり助成事業)が見つかり、申請したところ、今年の4月に助成を受けることになり、現在、準備中といった具合です。
「まちの駅」では、地域の人達や観光で訪れた方々への地域情報の発信や人の出会いや交流するためのコミュニティースペースの提供や商店街の振興を促進する核施設としての機能を持っています。
実際には、商店連合会の事務所が主体となって、じゃがたシール事業や商店街の情報発信、特産品の展示販売、休憩スペース、インターネットスポットや街頭放送の基地局、公衆トイレの設置、チャレンジショップやギャラリースペースもあり、いろいろなメニューが用意されており、いろんな人が活動できる場でもあります。
また、観光協会の事務所も移転してくる予定になっています。
これで、駅前通りに活気が出るんではないかと期待しているところです。

この「まちの駅」の愛称の募集も行われており、来週には、選考される予定だそうです。
町の一部からは、「道の駅」と勘違いをして、「町の中に道の駅を作ったて、駐車場が無いんでしょ。」といった声もあるようです。
要は、町の中を歩いてもらい、賑わってほしいということです。
批判だけではなく、折角の施設、大いに利用してほしいものです。
わが町なのですから・・・。


         (「まちの駅」着手前の写真)



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