北の杜

ニセコ・羊蹄山麓に暮らす一級建築士の奮闘記

H24年 第1回臨時議会

2012年02月01日 | まちづくり
平成24年2月1日。
今年初めての臨時議会(第1回)が招集されました。

3件の議案が審議され、全て可決されました。

1)7回目となる23年度の一般会計補正予算です。
  住民税の還付金のために250万円。
  子供手当てのシステム改修業務に346万円。
  排雪機械の借上げに600万円。
  などが予定されました。
  また、北7条の歩道造成工事は、震災の復興の関係で
  補助金が減額されたので、工事が縮小となり790万円減額。
  トータルで512万円の増額となりました。 
  これらの財源としては、
  子供手当てには北海道の補助金、他は前年の繰越金があてられます。
  繰越金は後3000万円ほどあるそうです。
  
2)町営住宅と寡婦住宅管理条例の一部が改正となりました。
  地域主権改革一括法の改正に伴って、地域の自主性・自立性を高める
  改革によるものです。
  しかし、まだ中身が大幅に変わるまでにはなっていません。
  国の縛りがなくなり(根拠となる法令がなくなったので)、
  町で決めなければならなくなったというのが、
  本当のところで従来の決まりを堅持しています。
  ただ、昨年から試験的に行っていた入居者のくじ引きによる選考方法を
  正式に条例化(公開抽選方式)となりました。

 以上が概要です。正式には会議録を閲覧して下さい。
(次年度から議会のHPで議事録を検索できるように町長に予算要求をしています)
 臨時議会の出席者は15名(欠席1名:竹内議員)でした。


 臨時議会終了後、厚生文教常任委員会が行われました。
この度は、他の議員にも招集の案内がきています。1名の欠席者を除いた
15名が参加しました。
 議案は、しりべし広域連合で策定される第5期後志広域連合介護保険事業計画(案)についての説明でした。
3年を1期としている介護保険事業が24年度から第5期目と成ることから見直しが行われるためです。
 今後3年間で高齢化率も3%UP。地域包括ケアや介護予防事業の推進が益々求められています。
しかし、介護保険事業が平成21年から広域連合に移管されているけれど、
地域包括ケアや介護予防事業は町村に事務委託されており、人員が減らされて、仕事は減らずといった、
広域のメリットの再検討が必要のようです。
現場では、少数精鋭で奮闘しているようですが、対象者は増える一方なので、現場の声をよく聞いていかなければなりません。

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