北の杜

ニセコ・羊蹄山麓に暮らす一級建築士の奮闘記

カラマツ住宅建設中(基礎工事3)

2006年12月19日 | 只今建設中
ベースコンクリートを打ち終えると、今度は布基礎に取り掛かります。(11/30)

コンクリートの高さをGLより900mmとしているので、型枠の取り付けも結構大変です。
この住宅は、外張り断熱工法を採用しているので、基礎から断熱材を取り付けます。
本州方面では、断熱材がシロアリの通り道になりやすいので納まりに苦労しているようですが、ここにはシロアリがいないので断熱のことに集中できます。
住宅の断熱方法にもいろいろな工法がありますが、現在のところ外張り工法がベストだと思って採用しています。



鉄筋の周りにあるオレンジのラインは、防水材です。
コンクリートの打継ぎ面からの水の浸入を防ぎます。

型枠を取り付けるのと並行して、設備のスリーブや人通口を取り付けていきます。
その周りは、鉄筋が連続しないで切断されてしまうのでD13の鉄筋で補強します。
丸スリーブのところは、既製品の補強筋で補強します。
年々便利なものが開発されています。



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