北の杜

ニセコ・羊蹄山麓に暮らす一級建築士の奮闘記

建築士

2009年02月04日 | まちづくり
 今朝の北海道新聞に、建築士の職員を募集している夕張市に一人の応募も問い合わせも無いとのコラムが掲載されていました。給料が安いのが不評の原因のように書かれていました。現在、夕張市には、7人いた建築士が一人もいなく、北海道から応援に来ている一人の建築士で対応しているようです。
 我が町も、昨年の12月に建築士1名の募集を行いましたが、2人の応募があったものの採用までには行かなかったようです。12月議会の一般質問に、行革中で職員削減を進めているのに、つぶしの利かない技術職を採用するのは、もっての外だ。と質問した議員さんがいたけれど、それが原因ではないと思うけど(まだ、議会報が出ていないので、一般の方には知れていない)、4月からの採用に赤信号がともっています。我が町には、2人の一級建築士の職員がいますが、二人とも50代で、今のうちに後継者を作っておかないとスムーズな引継ぎに支障が出るかもしれません。ニセコひらふ地区の建設ラッシュなどで多忙を極めています。世界的な経済の減退で影響がでてきていますが、一般職員がそう簡単に資格を取れるわけでもないので、何とか意欲のある建築士さんが来てくれるといいのですが・・・。
 後志管内では、我が町だけではなく、岩内町、泊村、ニセコ町も建築士の職員を募集していたようですが、結果はどうだったのでしょうか?
 医師不足だけではなく、建築士も人気が無い職業になったのでしょうか。