北の杜

ニセコ・羊蹄山麓に暮らす一級建築士の奮闘記

第1回定例会開会

2008年03月05日 | まちづくり
平成20年第1回定例会が開会されました。
初日は、町長と教育長の行政執行方針が提示されました。
今回から無会派としての出席なので、事前の議会運営委員会にも出席です。
そんな訳で、議事の進行状況を把握しながらの参加ですので、余裕を持って流れを見れるような気がします。

町長の平成20年度の行政執行方針は、今定例会で議決されるであろう「第5次総合計画」をベースに組み立てられています。
町長の基本姿勢は、
・一人ひとりを大切にするまちづくり
・質の高い豊かさをめざすまちづくり
・広い視野に立ち交流するまちづくり
の3点を掲げており、自主・自立の基盤を築き、地域における「自助、共助、公助」の仕組みを確立し、住民と地域と行政が互いに補完し合うまちづくりを進めていくとあります。
重点施策は、19年と同様で、
1.誰もが住み続けたいと思えるまちづくり
2.元気なまちづくりを目指し産業・経済の活性化を進める
3.少子・高齢社会対策と教育環境の充実強化を進める
4.行財政運営の健全化を進める
となっています。
分野別施策と事業については、第5次総合計画を先取りして構成され、予算案も同様に振り分けられています。

平成20年度の予算案は、一般会計が63億4600万円で前年当初予算より1億300万円の増となっています。特別会計を含んだ総予算は、104億2959万円で前年より約6億円の減となっています。
歳入は、町税が6600万円ほど増額になっています。これは、ニセコヒラフ地区の固定資産税の増を見込んでいます。また、町債も1億4000万円ほど増額になっています。歳出では、公債費(借金返済)が1億円の増額です。今年の4月から後期高齢者医療制度が開始になるので、支出の出口が変わりますけど、ほとんど金額は変わらないようです。

新規事業の関係では、白樺団地の建替えや北7条東通り(美術館通り)の歩道整備の準備の設計予算が計上されています。その他小学校の整備工事や土地改良事業の予算が増額になっています。さらに、後志広域連合の負担金も増えています。
また、昨年私が一般質問でお願いしていた、樺山分校の耐震補強工事や地域防災計画の見直しや建築物の耐震改修計画作成に予算が盛り込まれています。

来週、3日間一般質問が行われ、翌週には予算案などの審議が行われ、21日閉会の予定です。