犬鳴豚牧場日誌

大阪泉州地域唯一のブランド豚、犬鳴(いぬなき)ポークの農場日誌です。(有)関紀産業の二代目がお送りする養豚農家ブログ!

映画「ブタがいた教室」を観て

2008年11月14日 12時34分59秒 | 本日の独り言
はじめに、大変粗い画像で申し訳ありません。
やっと観ることが出来ました!映画「ブタがいた教室」です。



もちろん映画の詳しい内容や結末をお話しするわけにはいきませんが、私的には観にいってよかったと思えるものでした。



ブッキー演じる星べぇ先生が、校長先生に対してブタを飼うことを許可してもらうために言った
「命をいただくことを体で “ドーン” と感じられる授業にしたい!」
という台詞。
カッコ良かったな~。
命をいただくということについて真剣に子供と向き合おうとしている教師、そして大人がどれだけいるでしょうか?



ただ、この映画は実話をモチーフとしたそうですが、やっぱり小学生には少し重すぎる授業であったことに間違いはないと思います。



私の知り合いの養豚農家さん、ここも家族経営の小さい農場ですが、お母さんがとっても動物好きな方で、スーパーで売ってる豚肉は食べられるけど、自分で育てたブタは食べられないという方なんです。
(私は普通に食べられますけどね・・・)



養豚農家でさえそのような考えの人がいるのに、ペットとしての動物しか知らない普通の小学生が、ブタの将来(命)を自分たちの意思で決定する。
そりゃ~悩みますよ。悩んで当然です。



でもね。
重すぎるテーマだからこそ、悩んで悩んで悩みまくって、クラスみんなで意見を出しまくって、涙を流しながら議論しまくって、そして取っ組み合いの喧嘩寸前になるまで熱く語ってるその姿、小学生たちのその眩しすぎる真剣な眼差しに、誰もが心をうたれるはずです!



まだ観ていない人は是非映画館へ足を運んでください。
そして6年2組のクラス全員の魂の言葉を聴いてください。
私たち日本人が命をいただくことに関して、いかに軽く考えてきたのかということを大きなスクリーンを通して、心で “ドーン” と感じてみましょうよ
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