犬鳴豚牧場日誌

大阪泉州地域唯一のブランド豚、犬鳴(いぬなき)ポークの農場日誌です。(有)関紀産業の二代目がお送りする養豚農家ブログ!

なぜ外国産の豚肉は安いのか?

2007年08月15日 22時57分24秒 | お客さんからの質問
今日の写真はうちの牧場の餌やり風景です。
わざわざバケツに餌をすくってやっています。



ところで、前回の朝市にてお客さんから
「外国からくる豚肉はわざわざ遠いところから運賃を使って運んでくるのに、どうして国産豚肉より安いのですか?」
と質問がありました。
加えてそのお客さんからは
「国産豚肉のほうが安心だから、わざと高く値段設定してあるんですか?」
とも質問されました。



なるほど豚肉はアメリカやカナダ、メキシコをはじめ、ヨーロッパからも輸入されていますが、こんなに遠いところからやってくるのですから、運賃ももちろん莫大なはずです。



しかしここで勘違いしないでください。
国産豚肉の値段を高く設定してあるなんてことは絶対にはありません。
外国産豚肉が安いのは、本当に安いからなんです。



その理由としてひとついえるのは、日本の飼料自給率がたったの2割、つまり、家畜飼料の8割は外国から買った穀物などで製造した餌だということです。
ちなみに、アメリカと日本の餌代を比較した場合、日本の方が2~3割高いといわれています。



餌代が外国の方が安いんですから、安く豚を育てることができて当然ですよね!
しかし、外国の豚が安いもっと重要な要因があるんです。
それはまた後日報告します。


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1 コメント

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Unknown (Unknown)
2014-11-11 16:17:51
あはは
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