犬鳴豚牧場日誌

大阪泉州地域唯一のブランド豚、犬鳴(いぬなき)ポークの農場日誌です。(有)関紀産業の二代目がお送りする養豚農家ブログ!

大阪クラシック2013 2日目

2013年09月12日 23時11分32秒 | 四方山(よもやま)話

9月9日の月曜日は大阪クラシック三昧でした。
今年で第8回目を迎えるこのイベントは、大阪のメインストリート御堂筋沿いおよび水の都大阪を象徴する中之島界隈に立地するオフィスビルの一角やカフェ、ホテルのロビーを主な会場として用い、一部公演を除いて、大半が無料で観覧できるというクラシックファンにはたまらんイベント(^^)



私は月曜日に行ったのですが、その日に開催される第15公演~第27公園の全13公演のうち、7公演を拝聴させていただきました!!!









第15公演 ANAクラウンプラザホテル大阪 1Fロビー 11:00~

プログラム

J.S.バッハ/ヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタ 第1番 ト長調 BWV.1027 

R.シューマン/おとぎの絵本 op.113

ヴィオラ:岩井英樹さん
ピアノ:宮崎真理子さん(大阪フィル)


岩井さんてのがおもしろい人で、トークが絶妙!
ピアノの宮崎さんはお近くにお住まいだそうで、岩井さんの娘さんは宮崎さんのピアノの先生だとか!
「親子共々お世話になっております」とぺこり(^^)
音楽は心にゆとりをもたらす、素晴らしいツールですね!





で、その日の初っ端から大植英次マエストロが登場!プロデューサーは忙しそうです!
当日は9/9で重陽の節句ということで、菊の花をプレゼントするというサプライズも!粋な人です(^^)







第18公演 大阪市中央公会堂 中集会室 13:00~

プログラム

リース/七重奏曲 作品25

クラリネット:田本摂理
ホルン:藤原雄一、山本秀樹
ヴァイオリン:鈴木玲子
チェロ:庄司拓
コントラバス:松村洋介
ピアノ:浅川晶子(大阪フィル)

浅川さんの解説によると、リースというのはベートーベンと同時代の人で、弟子だったそうです。
言われてみればそんな雰囲気のメロディーのような気がしないでもないですが、いかんせん場所も雰囲気も良すぎてかなり船をこいでしまった(T_T)
もったいないことしたな~~~



演奏ももちろんですが、中央公会堂の建物も素晴らしくて、

 

 

 

 

 

装飾もかなりこだわってる。
海外の要人をお招きするには、これくらいはあたりまえなんでしょうか???

 

外観もかっこええ!!!





 



第20公演 ダイビル本館 エントランスホール 15:00~

プログラム

ロッラ/デュオ・コンチェルタント

ヴァイオリン:田中美奈
ヴィオラ:川元靖子(大阪フィル)

楽器が2本ですから主旋律、副旋律という風になるわけですが、この曲は主と副がころころ入れ替わる、笑い飯の漫才みたいに楽しい曲でした!
このイベント自体、あまり有名でない曲が取り上げられることが多いですが、この曲は楽しかったな~(^^)
アンコールもしてくれて、なんと猫ふんじゃったの弦楽バージョン!ヴィオラで猫の鳴き声を表現するのがオモロ~!










第21公演 中之島ダイビル 15:30~

プログラム

カセッラ/セレナータ 作品46

クラリネット:梅本貴子
ファゴット:星野則雄
トランペット:白水大介
ヴァイオリン:岡本伸一郎
チェロ:夏秋彩(関西フィル)

第20公演が15:00~でしたから、終わってすぐに隣のビルに移動したらこの第21公演でした。
とはいえすでに曲の解説が終わっていて、よく分からんままに始まる(T_T)
5重奏ですが、楽章によっては弦しか使わなかったり、管しか使わなかったりと、おもしろい作曲でした!

アンコールは「とかげの散歩道」という2拍子の曲。2拍子ということは、手拍子が出来るので、会場の皆さんがノリノリ(^^)



 

 

第24公演 ANAクラウンプラザホテル大阪 1Fロビー 17:00~

プログラム

ケーラー/花のワルツ

C.P.E.バッハ/トリオ・ソナタ ニ短調より 第2,3楽章

エルガー/愛の挨拶

ドップラー/アメリカン小二重奏 作品37

フルート:小林志穂
ヴァイオリン:村上慈
ピアノ:原真奈美(大阪交響楽団)


この日一番衣装が素敵でした(*^。^*)
大阪クラシックTシャツでの演奏とかが多いので、こういう華やかなのも、やっぱりいいですね!
エルガーの愛の挨拶とか有名ですよね( http://www.youtube.com/watch?v=yTW7kyQZ4t0 )
知ってる曲の生演奏とかって、やっぱ感動!



 

第25公演 中之島ダイビル 18:30~

プログラム

モーツァルト/ディベルメント 変ホ長調 K.563より第1楽章

ナウマン/ 弦楽三重奏 ニ長調 作品12より 第3楽章

レーガー/弦楽三重奏 イ短調 作品77b より 第3・4楽章

ヴァイオリン:友永健二
ヴィオラ:飛田千寿子
チェロ:大町剛(関西フィル)


友永さんの曲解説で初めて知ったのですが、今年の大阪クラシックのテーマは発掘らしいです。
で、ナウマンの曲をチョイスしたのだとか・・・(冗談ですよ!)
とにもかくにも、これから有名になってくる作曲家かもしれないので、覚えておいてください!とのことでしたので、覚えておきます(>_<)



 

 

 

第27公演 ザ・シンフォニーホール 19:45~

プログラム

ブラームス/交響曲 第4番 ホ短調より 第4楽章
        交響曲 第3番 ヘ長調より 第4楽章
        交響曲 第2番 ニ長調より 第4楽章
        交響曲 第1番 ハ短調より 第4楽章

指揮:大植英次
管弦楽:大阪フィルハーモニー交響楽団


一日の締めくくりは関西クラシック界の聖地、シンフォニーホールで(^^)
普通のコンサートでは1曲の交響曲を1~4楽章まですべて演奏するのが当たり前ですが、大阪クラシックは贅沢ですから、それぞれの第4楽章のみを良いとこどり~~!!!

ブラームスというのはベートーベンの死後すぐに生まれてきた人で、実際にベートーベンに会うことが出来なかったんです。
ベートーベンの交響曲の偉大さに畏怖の念を抱き、ブラームスは第1シンフォニー完成まで20年以上費やしたという超真面目人間!!!
是非ともブラームス交響曲第1番は、地球に存在するすべての人に聞いてもらいたい!!! 



なお、このクラシック音楽イベントは9月14日(土)までやってます!
無料公演の方が多いですから、是非お試しあれ~!!!



長い記事を読んでいただきまして、ありがとうございました~!



 

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