先週日曜のラジオNIKKEI賞勝ち馬
ファイナルフォーム 最後の書式 = 離党届
だったことが明白である。
イニエスタMVPで、あの幕切れからすると、イタリア全土に響き渡ったであろう悲歌。余りに情けない幕切れに、終わったあと「(実は)疲れていた」では準優勝国ではなく単にイベリアへ向かうドイツ軍を塞いだだけに終わったイタリア。
高らかな闘牛士の凱歌の中、失恋のカンツォーネがアドリア海に砕け散る!
うん、津軽海峡だな。
これはさて、スペインのユーロ優勝よりも、月曜は 52-2=50 と云う余り意味のない引き算報道が気にかかった。
小沢新党への期待度は13%というリサーチ結果に対し、小沢さん周辺幹部は民主党の支持率とさして変わらないと応えたらしいが、わたくしは断然、小沢支持である。
個利個略の塊などと報じられるが、果たしてそうだろうか。40歳で当時の「大」自民党幹事長に就任し、黙っていれば総理の椅子が待っていた小沢が、何故自ら自民を割ったのか。
消費増税に真っ向から対立し、超党派で社民・共産と共に不況と震災に喘ぐ列島を救おうと、愚直に芯を通す、頑迷な田舎者。反面、最低でも県外と言って政権の座に就くと「勉強不足でした」と直ぐ撤回したり、「時期が来れば若い人に道を譲る」と堂々と虚言を弄し政権を延命せしめた歴代総理。
就任すれば(各省の)局長以上の辞表は預かると言っていた小沢さんに対し、ノダもカンに続き、要するに「消費増税に成功すれば史上に残る総理になれますよ」との囁きかけに口説き落とされ、財務省の妾、パシリとなった体たらく。
橋下市長はこうコメントした。「(理は)小沢さんにあり、このまま増税しないの公約を堂々と破り、国民に信を問う前に両院で議決してしまうやり方が罷り通るのを見るのはおかしい」、と。
民主のポスターの前で、党名の前に じゆう を落書きするクレヨンしんちゃんのような粋な園児、出て来ないだろうか。わたくしは幼少時代、キリスト教の幼稚園に通わされたが、将来ではなく過去への夢として、そのような粋な園児になりたかった。
わたくしも絶対、消費増税反対。亀井さん同様、そんな小手先のことをやるのではなく、「無かった」筈の埋蔵金をきちんと検め、糺すべきである。結局四年近い歳月をかけ、自民に続き、名を代え、装いを脱ぎ換え、「大蔵省」→「財務省」支配は見事に温存し、政治改革と最も力んでいた菅らはその軍門に下り、篭絡されたのである。
真の政治改革、官僚改革を為すのは、老齢でやる気を失った都知事を除けば、小沢さんにしか出来ないとわたくしは思う。
役所は税収さえ確保すれば、その使い道の按配を司る立場にある以上、堂々と日本最大の株式会社の地位を保全し、国家全般に睨みを利かせられる。本音は地方分権など真っ平。また二大政党制が実現したかに見え、結局、一大政党化することに、地ならしから理論武装、哀訴から口説き落としに至るまで、まんまと成功裏に終えようとしている。こういう大構造、国民は解からないのかね。
少し長い目で御覧なさいよ。
次、8月か9月か、年末か知らないが、総選挙の折、民主党はどのマニフェストを掲げ戦うのか。
「こりゃ主、どの口でそのようなことを申すのか」 (浜松屋店先の場 南郷力丸)
結局は、「色々ここで申し上げますが、情勢が変われば、しないと言ったこともやりますから、ここで申し上げますことはこの場限り、口先に過ぎません。要するに、我が党を信じ全面白紙委任してください」という本音で戦うことになる。負ける。
だから、2陣、3陣の離党組が控えている。
野田佳彦、このような男は全く支持しない。先ず、顔がまずい。笑っても一向に人相が好くならない。聴衆も乏しい田舎で遊説を始める小沢さんだが、誰にでも笑顔。約束相手の国民がもう忘れていても、必ず約束を守ると、言い続けている。財務官僚などに説得されず、兎も角国民の為だから、唯やる、遣り通す、と豪腕を以て号令を飛ばし、必要ならどやしつけ、生首をとばし、「官」にだけは金が溜まっている仕組みを糺す。小沢さんにしか出来ない。
元来、日本株式会社は、官が規制し、やり過ぎ・はみ出しを統御していれば、戦後の世界の驚嘆する旺盛な生産力と勤勉、国民元来の優秀性から、発展する企業、経済と共に官も安堵され、肥え太ることが約束されてきた。今は、時代が変わった。国民は最早、虐げられていた戦前ほどの活力も無い。なのに、官の肥え太り、自己保身システムだけ昔のままで、それ本来の生命的機能通り、先ず生存の自己本能から総ての生命活動を開始し、今はそれに終始している。私は消費増税など、官の為の官の策だと思う。官には自存自立以上にリーダーが必要で、国民の真のツールとして働かさせることが必要なのだ。堺屋さん、あんたも言っていた。「今や官僚は職業ではなく、身分になっている。これを単なる職業に戻すことが必要だ」と。
選挙に向け汲々と四年を過ごす政治家がスペシャリストたる官僚に知識・見識で勝てるわけが無い。勉強量も関心も違う。
わたくしの知り合いにも居るが、最早天下りも高が知れている御時世。役所を辞め、大学教授になる連中は多い。彼らは、役所と云う立場柄、役所しか保持・保全していない、即ち一般には公開しない秘匿データを山ほど持っているから、これを小出しの論拠に論文を書き、誰も知らない知識の専門家だから、直ぐ論文が通る。内容でなく、データが独創的だからである。誰も知らないデータを駆使し、これを披瀝、分析して見せ、それで教授になる。別に彼らが賢い訳ではない。これと同じ仕組みが全国に蔓延し、根付き、生命活動的に自己繁殖しているのである。わたくしはこれらを全否定するものではないが、多くがただの雑草化し、役立たないどころか有害だと申し上げているのである。役所組織機構なら、役立たないだけで有害である。
既存の残存物とて、恰も生命機能的に数十年を閲し、経てみれば必ず自己保全的に延命を図る。それが今の日本には多過ぎるのだ。特に役所とその周辺機構はそれだらけ。
わたくしは民主公約の「しわけ」も見たが、結局陳列しただけで、実効性はほぼ無い。ウインドウショッピングで、CHANELとエルメスを2、3軒廻ると、何も買わなくとも、贅沢な気分にだけなれる。仕分けとは要するにこれだった。やっていることは男の仕事ではなく、主婦の暇潰しである。わたくしは本当にこれをやり、本当に公約通り、増税前に政治機構改革を断行するなら民主を支持するし、だから 菅直人 民主党 と書き続けて来たものである。だが、今のままならもう二度と書かない。
去年の有馬記念では、野田の出身・本拠地から、船橋ステークスと同じ 5番9番 を買い、成功したが、今年は買わない。
小沢さんを追いやってから、民主はガタガタじゃないか。自分で立っていられない。
民主党は終わりましたね。しんちゃんに書いて欲しい。
じゆ~ 民主党 !
御登録は
sir_delacroix@yahoo.co.jp まで
ファイナルフォーム 最後の書式 = 離党届
だったことが明白である。
イニエスタMVPで、あの幕切れからすると、イタリア全土に響き渡ったであろう悲歌。余りに情けない幕切れに、終わったあと「(実は)疲れていた」では準優勝国ではなく単にイベリアへ向かうドイツ軍を塞いだだけに終わったイタリア。
高らかな闘牛士の凱歌の中、失恋のカンツォーネがアドリア海に砕け散る!
うん、津軽海峡だな。
これはさて、スペインのユーロ優勝よりも、月曜は 52-2=50 と云う余り意味のない引き算報道が気にかかった。
小沢新党への期待度は13%というリサーチ結果に対し、小沢さん周辺幹部は民主党の支持率とさして変わらないと応えたらしいが、わたくしは断然、小沢支持である。
個利個略の塊などと報じられるが、果たしてそうだろうか。40歳で当時の「大」自民党幹事長に就任し、黙っていれば総理の椅子が待っていた小沢が、何故自ら自民を割ったのか。
消費増税に真っ向から対立し、超党派で社民・共産と共に不況と震災に喘ぐ列島を救おうと、愚直に芯を通す、頑迷な田舎者。反面、最低でも県外と言って政権の座に就くと「勉強不足でした」と直ぐ撤回したり、「時期が来れば若い人に道を譲る」と堂々と虚言を弄し政権を延命せしめた歴代総理。
就任すれば(各省の)局長以上の辞表は預かると言っていた小沢さんに対し、ノダもカンに続き、要するに「消費増税に成功すれば史上に残る総理になれますよ」との囁きかけに口説き落とされ、財務省の妾、パシリとなった体たらく。
橋下市長はこうコメントした。「(理は)小沢さんにあり、このまま増税しないの公約を堂々と破り、国民に信を問う前に両院で議決してしまうやり方が罷り通るのを見るのはおかしい」、と。
民主のポスターの前で、党名の前に じゆう を落書きするクレヨンしんちゃんのような粋な園児、出て来ないだろうか。わたくしは幼少時代、キリスト教の幼稚園に通わされたが、将来ではなく過去への夢として、そのような粋な園児になりたかった。
わたくしも絶対、消費増税反対。亀井さん同様、そんな小手先のことをやるのではなく、「無かった」筈の埋蔵金をきちんと検め、糺すべきである。結局四年近い歳月をかけ、自民に続き、名を代え、装いを脱ぎ換え、「大蔵省」→「財務省」支配は見事に温存し、政治改革と最も力んでいた菅らはその軍門に下り、篭絡されたのである。
真の政治改革、官僚改革を為すのは、老齢でやる気を失った都知事を除けば、小沢さんにしか出来ないとわたくしは思う。
役所は税収さえ確保すれば、その使い道の按配を司る立場にある以上、堂々と日本最大の株式会社の地位を保全し、国家全般に睨みを利かせられる。本音は地方分権など真っ平。また二大政党制が実現したかに見え、結局、一大政党化することに、地ならしから理論武装、哀訴から口説き落としに至るまで、まんまと成功裏に終えようとしている。こういう大構造、国民は解からないのかね。
少し長い目で御覧なさいよ。
次、8月か9月か、年末か知らないが、総選挙の折、民主党はどのマニフェストを掲げ戦うのか。
「こりゃ主、どの口でそのようなことを申すのか」 (浜松屋店先の場 南郷力丸)
結局は、「色々ここで申し上げますが、情勢が変われば、しないと言ったこともやりますから、ここで申し上げますことはこの場限り、口先に過ぎません。要するに、我が党を信じ全面白紙委任してください」という本音で戦うことになる。負ける。
だから、2陣、3陣の離党組が控えている。
野田佳彦、このような男は全く支持しない。先ず、顔がまずい。笑っても一向に人相が好くならない。聴衆も乏しい田舎で遊説を始める小沢さんだが、誰にでも笑顔。約束相手の国民がもう忘れていても、必ず約束を守ると、言い続けている。財務官僚などに説得されず、兎も角国民の為だから、唯やる、遣り通す、と豪腕を以て号令を飛ばし、必要ならどやしつけ、生首をとばし、「官」にだけは金が溜まっている仕組みを糺す。小沢さんにしか出来ない。
元来、日本株式会社は、官が規制し、やり過ぎ・はみ出しを統御していれば、戦後の世界の驚嘆する旺盛な生産力と勤勉、国民元来の優秀性から、発展する企業、経済と共に官も安堵され、肥え太ることが約束されてきた。今は、時代が変わった。国民は最早、虐げられていた戦前ほどの活力も無い。なのに、官の肥え太り、自己保身システムだけ昔のままで、それ本来の生命的機能通り、先ず生存の自己本能から総ての生命活動を開始し、今はそれに終始している。私は消費増税など、官の為の官の策だと思う。官には自存自立以上にリーダーが必要で、国民の真のツールとして働かさせることが必要なのだ。堺屋さん、あんたも言っていた。「今や官僚は職業ではなく、身分になっている。これを単なる職業に戻すことが必要だ」と。
選挙に向け汲々と四年を過ごす政治家がスペシャリストたる官僚に知識・見識で勝てるわけが無い。勉強量も関心も違う。
わたくしの知り合いにも居るが、最早天下りも高が知れている御時世。役所を辞め、大学教授になる連中は多い。彼らは、役所と云う立場柄、役所しか保持・保全していない、即ち一般には公開しない秘匿データを山ほど持っているから、これを小出しの論拠に論文を書き、誰も知らない知識の専門家だから、直ぐ論文が通る。内容でなく、データが独創的だからである。誰も知らないデータを駆使し、これを披瀝、分析して見せ、それで教授になる。別に彼らが賢い訳ではない。これと同じ仕組みが全国に蔓延し、根付き、生命活動的に自己繁殖しているのである。わたくしはこれらを全否定するものではないが、多くがただの雑草化し、役立たないどころか有害だと申し上げているのである。役所組織機構なら、役立たないだけで有害である。
既存の残存物とて、恰も生命機能的に数十年を閲し、経てみれば必ず自己保全的に延命を図る。それが今の日本には多過ぎるのだ。特に役所とその周辺機構はそれだらけ。
わたくしは民主公約の「しわけ」も見たが、結局陳列しただけで、実効性はほぼ無い。ウインドウショッピングで、CHANELとエルメスを2、3軒廻ると、何も買わなくとも、贅沢な気分にだけなれる。仕分けとは要するにこれだった。やっていることは男の仕事ではなく、主婦の暇潰しである。わたくしは本当にこれをやり、本当に公約通り、増税前に政治機構改革を断行するなら民主を支持するし、だから 菅直人 民主党 と書き続けて来たものである。だが、今のままならもう二度と書かない。
去年の有馬記念では、野田の出身・本拠地から、船橋ステークスと同じ 5番9番 を買い、成功したが、今年は買わない。
小沢さんを追いやってから、民主はガタガタじゃないか。自分で立っていられない。
民主党は終わりましたね。しんちゃんに書いて欲しい。
じゆ~ 民主党 !
御登録は
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