覇王の馬券密議

中央競馬の壮大な演出劇の真実・・・ターフ裏の怪人が饒舌に説き聴かせる回顧と予想

御坐からの光景

2010年10月27日 14時39分51秒 | Weblog
 この月曜発売の『優駿』11月号。わたくしは、この雑誌を買わない人間は競馬で勝つ気がないとまで言い切っているが、これで、今週のキーワードは放たれた。鮮やかな一言をわたくしは受け止めたつもりである。

 既に、2010年GⅠサイン馬からの示唆で、〇枠 または 〇枠 と心得ているこの 第142回 天皇賞・秋 これに、11月号が伝える、想いも寄らなかった意外な1頭の浮上で、もう明日の出馬表発表を待ち受けるばかりである。


 皆様、それはわたくしが 秋華賞は枠連なら 5-7 菊花賞は 3-5 と1点目でご提示申し上げれば、今週もまた、と期待されるのはむべなるかな、と存ずる。


 10月号付録DVDの図柄、今年の札幌記念 3-5 6番10番 これが菊花賞そのままであり、そのことを踏まえた上でわたくしが ローズキングダム ビッグウィーク を申し上げたので、11月号の付録DVDの図柄、エアグルーヴ の天皇賞・秋を見て、やはり ブエナビスタ優勝では、と云う問いかけにもわたくしは自分なりの意見を申し上げている。

 が、しばしば、向こう様は仰天の仕掛を用意しているものだ。

 そして皆様、馬券で儲ける事を思われるのは無理からぬこととして、この天皇家の御名の冠されるレースの週、国の姿を見上げ、仰ぎ、わたくしどもが今どう生きているか、しばし考える週とすべきではないのか。

 沖縄、中国、尖閣、それ以上にわたくしどもの身近。

 「人間は自分一人の為に生きていけるほど強い生き物ではない」

 これは、割腹事件の半年前の三島由紀夫の言葉である。

 自分さえ儲ければいいとか、自分と自分を取り巻く家族や周辺だけ幸せであればよい、そのような思いで生きる人が強く生きられるわけがない、そういうことなのだろう。

 首相は、この平成の20数年の停滞を憂い、これを脱却する政治を唱えているが、この政府に自身の存続は二の次で、国家国民こそが第一だと言う覚悟があるのだろうか。

 わたくし自身も戦後民主主義教育をもろに受けた身で、またこの戦後民主主義を否定するものではないが、大義、即ち人命以上に尊いものとは何か、それを見失った時代が強く生きられないのは当然ではなかろうか。

 今年国を代表したある若者の一群はサムライの名を冠し、呼ばれた。

 サムライって何だい? 

 わたくしども、戦後民主主義教育を授けられた世代は、日本的な古来の価値、武士道や本家中国から学んだ礼節や、忠や孝を真に上手に忘れた。中国の古来の徳の教えが、未だに息づいているのは、本国中国ではなく、日本である。礼を尊び、大人の行動振る舞いとは何か、これを大学という形で水戸黄門も将軍家に講じたものである。

 競馬暦で生きている人間の一人として、天皇の御名を冠するレースの週だからこその、想いが湧くのである。

 自分よりも国、わが家よりも国民(くにたみ)の安寧、このこころ無くして、歩むことのかなわなかった年月を経て来られたのではなかったか。

 天皇賞ですが、わたくしは頂きますよ。ご期待頂いて結構です。論より証拠、明日の出馬表発表後の、わたくしの話を聴いてくださいます様。

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