
全国はもとより世界各国から震災への支援が広がるなか、感涙する話を耳にした。あるスーパーマーケットでお菓子を抱えてレジ待ちをしていた少女が、握り締めていたお金を募金箱に入れてお菓子を棚に戻したという。店員さんの「ありがとうございました」という声が震えていた。小さな手は大きな力となって、この未曾有の事態に立ち向かう人々を元気付けるにちがいない。その少女が手にしたお菓子はいつか被災地に届くだろう。
「どこかに冷えきった心を温めてくれる心もあるものさ、だれかの手が孤独なものの手をにぎろうと待っている」(村尾陸男著、ジャズ詩大全)そんな少女の優しい思いと、大きな勇気を綴った詩はディーン・マーチンの大ヒット曲「誰かが誰かを愛してる」の一節である。村尾氏によると48年に作られた曲だが、当初はまったく売れず、64年にマーチンがリプリーズから出したレコードがミリオン・セラーになったそうだ。馴染みやすいメロディなのでカヴァーも多いと思っていたが、意外なことにほとんど歌われていない。マーチンの名刺代わりの曲は、あのチョイ悪オヤジの雰囲気を出せないと歌えないのかもしれない。
ジェリー・ルイスとのコメディ・チーム「底抜けコンビ」で知られるマーチンだが、俳優になる前はクラブを巡業する歌手だった。当時はビング・クロスビーを真似た歌唱スタイルというから正統派のシンガーを目指していたのだろう。ロマンチック・コメディーなどの映画や、ステージで酒を飲みながら歌う姿からは正統派のスタイルは想像できないが、歌唱の基本をしっかり学んでいたからこそヒットに結びついたといえる。ひょうひょうとした演技や、思わずニヤリとさせられるウィットに富んだ語り口は心を和ませてくれるし、映画「大空港」の副操縦士役でみせたパニックに敢然と立ち向かう姿は勇気を与えてくれる。
パニック時にはときとしてチェーンメールで誤った情報が流れ、それが要らぬ不安を煽り混乱を呼ぶ。いまだ余震が続くなかパニック時こそ冷静な判断と、被災地に向けた支援の精神が必要だ。少女のような善意のなか、同じスーパーマーケットでは、カゴに入りきらないほどの商品を詰め込む買いだめの姿もみられるという。助け合いの精神が欠如している輩は少女の爪の垢を煎じて飲んだほうがいい。
「どこかに冷えきった心を温めてくれる心もあるものさ、だれかの手が孤独なものの手をにぎろうと待っている」(村尾陸男著、ジャズ詩大全)そんな少女の優しい思いと、大きな勇気を綴った詩はディーン・マーチンの大ヒット曲「誰かが誰かを愛してる」の一節である。村尾氏によると48年に作られた曲だが、当初はまったく売れず、64年にマーチンがリプリーズから出したレコードがミリオン・セラーになったそうだ。馴染みやすいメロディなのでカヴァーも多いと思っていたが、意外なことにほとんど歌われていない。マーチンの名刺代わりの曲は、あのチョイ悪オヤジの雰囲気を出せないと歌えないのかもしれない。
ジェリー・ルイスとのコメディ・チーム「底抜けコンビ」で知られるマーチンだが、俳優になる前はクラブを巡業する歌手だった。当時はビング・クロスビーを真似た歌唱スタイルというから正統派のシンガーを目指していたのだろう。ロマンチック・コメディーなどの映画や、ステージで酒を飲みながら歌う姿からは正統派のスタイルは想像できないが、歌唱の基本をしっかり学んでいたからこそヒットに結びついたといえる。ひょうひょうとした演技や、思わずニヤリとさせられるウィットに富んだ語り口は心を和ませてくれるし、映画「大空港」の副操縦士役でみせたパニックに敢然と立ち向かう姿は勇気を与えてくれる。
パニック時にはときとしてチェーンメールで誤った情報が流れ、それが要らぬ不安を煽り混乱を呼ぶ。いまだ余震が続くなかパニック時こそ冷静な判断と、被災地に向けた支援の精神が必要だ。少女のような善意のなか、同じスーパーマーケットでは、カゴに入りきらないほどの商品を詰め込む買いだめの姿もみられるという。助け合いの精神が欠如している輩は少女の爪の垢を煎じて飲んだほうがいい。
世界各国から支援の輪が広がっております。一日も早い復興を願うばかりです。
今週はベスト企画はありませんが、先週からコメントが途絶えている皆様の無事をお知らせ願えれば幸いです。
部屋の荷物が積木崩し状態ですが、これを機会に
大掃除することにします。
計画停電などあり、お店が全く暇で困っておりまが・・・・
昨日は、開催するか否か随分迷ったのですが、55回目のレコードコンサートも開催しました。近所のさいたまスーパーアリーナに福島県の双葉町の皆さんをお迎えでき、良かったです。ただ、今月いっぱいという期限付きということを聞いて、ちょっと何とかならないのかなあと・・・・・
自分にできることは、何かわからないのですが、店の照明も1部消灯したり、夜間の看板の照明を消灯したり節電に努めております。
お住まいは昨年、25-25 さんにお会いしたときに聞いておりましたので、地域的に案じておりました。大掃除したら同じCDが見つかるかもしれませんよ。私はこれが怖くて整理しておりません。落ち着かれましたらまたコメントをお寄せください。
そちらの震度から察してCDがバラバラになるくらいの被害は予想できましたが、あの大きなスピーカーがずれたとは相当の揺れだったようですね。
何かと自粛ムードですが、レコードコンサートを開催するのも元気な者の役割と思います。
そちらは計画停電で商売にも影響がているようですね。北海道は幸い停電はありませんが、薄野もかなりネオンが消えておりました。私も節電に努めておりますし、これは緊急時でなくても習慣にしたいですね。
3.11は帰宅できず、会社に宿泊しました。
(充電器さえあれば)ワンセグって便利ですね。
ようやく翌朝、無事に帰宅した次第です。
今日は拙サイトのジャズ・コーナーを作っておりました。
http://homepage3.nifty.com/yumekamakotoka/jazz0.htm
希望が不安を取り除き、相変わらずの平穏な日々が戻ってきますように!
ボクは azumino さんと同じ長野で、12日早朝 ガツン ときましたが、幸い震源地から離れていたため震度4程度で全く被害もありませんでした.
ただその後は緊急地震速報のアラームや、市の地震情報メールなどでとても眠れる状態ではありませんでしたが.
一日も早い災害復旧と被災者救援を祈るばかりです・・・・ボクはささやかに "ヤシマ作戦" で節電中です.
貴サイトのジャズ・コーナーも充実してきましたね。トップに紹介されているエヴァンスのアルバムには私の拍手も入っております。
どんなときも負けなかった日本ですから平穏な日々も近いうちに訪れるでしょう。そう願わずにはいられませんね。
緊急地震速報のアラームが鳴るのでは落ち着かなかったでしょう。お元気なようすで何よりです。
ヤシマ作戦とはエヴァンゲリオンの作戦ですね。節電や義援金の輪が広がっておりますので、復興も早いでしょう。
僕は学生時代を仙台で過ごし、松島や三陸地方にも行ったことがあります。惨状を見るにつけ胸が痛みます。被災地とは離れていますが、支援関連の業務にも取り組んでいます。
復興に向けて徐々に動き出してはいますが、原発が解決しないと、なかなか落ち着かない気がします。