
ストックホルム生まれの女優、川上麻衣子さんの写真集(ヌードではありませんよ)「ストックホルムからの手紙」には、北欧のライフスタイルと歴史ある町並みが描かれている。数多く掲載された写真とエッセイから、北欧文化の一端に触れることができた。澄み切った空気の合い間から心優しいメロディーが聴こえてくる哀愁漂う街に一度は行ってみたい。
スタン・ゲッツが50年代初めにスウェーデンを訪れた時に現地のミュージシャン達と吹き込んだ「ディア・オールド・ストックホルム」は、北欧の民謡でマイナーな美しいメロディーを持っている。以来、数多くのジャズメンが取り上げ、いつの間にかスタンダードになった。そういえばシャンソンの名曲「枯葉」を、「サムシン・エルス」以前にルースト・セッションで取り上げたのもスタン・ゲッツだった。ボサノバの「デサフィナード」、「イパネマの娘」等、ゲッツが吹けばアメリカで流行るらしい。日本の曲も取り上げてほしかったものだが、生憎ゲッツは日本嫌いと聞いている。
フィル・ウッズとジーン・クイルのエピック盤「フィル・トークス・ウィズ・クイル」にもこの曲が収録されていて、数あるバージョンの中でも群を抜いている。同楽器の共演だとバトルになりやすいが、パーカー直系の双生児のような二人だけに競演というより、協演という印象だ。エンディング近くで終わりかなと思わせて、一瞬の間をおいてテーマを同時に吹き出すタイミングは何度聴いてもゾクゾクする。う~む、この手があったか。プレイヤーならパクリたくなるようなネタだ。種が分かっていても面白い手品もある。
高校生のとき、スウェーデンは福祉国家と教科書で学んだ。毎週発売される別の教科書ではスウェーデンはフリーセックスの国と学んだ。授業で外国なら何処に行きたいか、という質問にスウェーデンと答えたのは小生一人で、理由は「福祉が充実していて、日本も学ぶ点が多々あり・・・」と答えたら周りの級友がクスクス笑っていた。
スタン・ゲッツが50年代初めにスウェーデンを訪れた時に現地のミュージシャン達と吹き込んだ「ディア・オールド・ストックホルム」は、北欧の民謡でマイナーな美しいメロディーを持っている。以来、数多くのジャズメンが取り上げ、いつの間にかスタンダードになった。そういえばシャンソンの名曲「枯葉」を、「サムシン・エルス」以前にルースト・セッションで取り上げたのもスタン・ゲッツだった。ボサノバの「デサフィナード」、「イパネマの娘」等、ゲッツが吹けばアメリカで流行るらしい。日本の曲も取り上げてほしかったものだが、生憎ゲッツは日本嫌いと聞いている。
フィル・ウッズとジーン・クイルのエピック盤「フィル・トークス・ウィズ・クイル」にもこの曲が収録されていて、数あるバージョンの中でも群を抜いている。同楽器の共演だとバトルになりやすいが、パーカー直系の双生児のような二人だけに競演というより、協演という印象だ。エンディング近くで終わりかなと思わせて、一瞬の間をおいてテーマを同時に吹き出すタイミングは何度聴いてもゾクゾクする。う~む、この手があったか。プレイヤーならパクリたくなるようなネタだ。種が分かっていても面白い手品もある。
高校生のとき、スウェーデンは福祉国家と教科書で学んだ。毎週発売される別の教科書ではスウェーデンはフリーセックスの国と学んだ。授業で外国なら何処に行きたいか、という質問にスウェーデンと答えたのは小生一人で、理由は「福祉が充実していて、日本も学ぶ点が多々あり・・・」と答えたら周りの級友がクスクス笑っていた。
メロディが奇麗な曲は、ゲッツがスッカスッカ(巨泉さんが、彼のクールサウンドを、このように言ってました)のトーンで歌うと、更に印象的ですね!今夜は、ルースト盤を久しぶりに引っ張りだしてみます。それにしても、なんで、ゲッツは日本が嫌いなのかな!?日本では、本気でやらないとか、スイングジャーナルで昔読んだような気がします。スッカスッカ時代のゲッツファンのボクとしては、とても残念です。
いやはやエンディングで痺れた同士がいるのは嬉しいですね。
ゲッツのルースト盤は良いですよ。吶々と淡々と歌うフレーズは、「これがストックホルムの哀愁だよ」と言わんばかりです。
「ジャップか!」と言ったのもゲッツでした。どうやら父親の戦争体験が刷り込まれているようです。戦争とジャズ、本が一冊書けそうなテーマではあります。タイトルですか?「戦争がジャズに齎した影響、或いは日本嫌いのスタン・ゲッツの考察、及びハンプトン・ホーズの功績」・・・長過ぎましたか。(笑)
ハンプトン・ホーズは、戦後日本に駐留軍人として来ていましたね。
馬さんと言うニックネームで多くの日本のジャズメンとセッションをしたと聞いています。、モカンボセッションにも参加しており多くのジャズメンに影響を与えたと思います。
今日は久しぶりに店で「オールナイト・セッション」をかけようと思います。
では、では、
こうして曲やミュージシャンについての背景を知ると、ジャズを聴く楽しみが深まりますね。
ハンプトン・ホーズは、多くの日本のジャズメンに影響を与えておりますが、一方、負の影響も受けております。歴史に残るモカンボセッションは、オールナイトのためヤクが切れた馬さんがよくトイレに駆け込んだそうです。スピードボール(他のページから拝借しました・・・笑)の効き目が薄かったせいか、スピードでは守安祥太郎さんに完全に負けておりましたね。
のほほんさん、コメントありがとうございます。
北欧の民謡には、メロディーが美しいものが多いですね。フォークダンスに使われる「マイム・マイム」とか・・・中学生のとき体育の授業で踊ったのですが、次は憧れの彼女と手を繋げれると喜んだ瞬間、教師が「はい、逆回り」・・・恨みましたよ。(笑)
いずれまた
コメントありがとうございます。決して敷居は高くありませんからご安心ください。一度迷い込んだら出口がなかなか見付からないジャズ地獄。毒を喰らわば皿までも・・・酒を飲めば最後の一滴まで・・・女を抱けば朝まで・・・ジャズを聴くなら死ぬまで・・・ 毎日曜アップのデュークの戯言です。こちらこそ宜しくお願い致します。