ある記憶

遥か遠くにいってしまった記憶たち

たき火

2009-10-30 07:17:08 | 
今日も秋晴れだ

少しずつですが肌寒くなってます。

「たき火」なんて東京の生活ではもう“死語”に近いですね。

さざんかさざんか咲いた道~
たき火だたき火だ落ち葉たき~

なんて風景はありません。
だいたいこんな歌が学校で歌われているのでしょうか?
たき火を推奨しているようにも聞こえ、
文部省や消防庁からクレームがつきそうです。
教科書検定で削除されてるかも知れません。

日本の原風景が時代の流れと共に消えていく。
なんとなく淋しいです。

ま、都会の話であって、相変わらず僕の実家に於いては、
たき火も野焼きも健在なようですが。

こんな商店街の道すがらで火をおこしたりすれば、
明らかに“放火犯”に間違えられますね。

学校へ通う土手のあちこちで火が燃えて、
寒さをしのぐためそのたびに、
立ち止まって凍えた手をかざしました。
暖まるんですたき火って。
学校の始業時間を気にしながら友達と北風や雪さへ吹雪く中を、
ほっぺたを真っ赤にしながらそんなことをしてたんだなぁ・・・。

たき火ですっかりまつ毛や眉毛が無くなったこともありました。
あったかさでボ~ッとしてる間に、
みな“燃えちゃって”いたんですね(笑)
友達にも先生にも笑われました。