ある記憶

遥か遠くにいってしまった記憶たち

海辺の恋

2009-10-02 20:07:18 | 
こぼれ松葉をかきあつめ
をとめのごとき君なりき、
こぼれ松葉に火をはなち
わらべのごときわれなりき。

わらべとをとめよりそいぬ
ただたまゆらの火をかこみ、
うれしくふたり手をとりぬ
かひなきことをただ夢み、

入り日のなかに立つけぶり
ありやなしやとただほのか、
海べの恋のはかなさは
こぼれ松葉の火なりけむ。


仕事の合間の「休憩」に詩集など開き、
うっとりとその情景など思い描いたり。
要するに油を売っているのですが。
たぶん10時までは残ることになりそうです。

さっきはそば屋で「深川そば」を食べました。
肉厚のアサリがたくさん入っており美味しかった。

詩の世界に埋没するともうだめですね。
働くことを阻害します。
こんな時に読んではいけないのですね。