ある記憶

遥か遠くにいってしまった記憶たち

海辺の恋

2009-10-02 20:07:18 | 
こぼれ松葉をかきあつめ
をとめのごとき君なりき、
こぼれ松葉に火をはなち
わらべのごときわれなりき。

わらべとをとめよりそいぬ
ただたまゆらの火をかこみ、
うれしくふたり手をとりぬ
かひなきことをただ夢み、

入り日のなかに立つけぶり
ありやなしやとただほのか、
海べの恋のはかなさは
こぼれ松葉の火なりけむ。


仕事の合間の「休憩」に詩集など開き、
うっとりとその情景など思い描いたり。
要するに油を売っているのですが。
たぶん10時までは残ることになりそうです。

さっきはそば屋で「深川そば」を食べました。
肉厚のアサリがたくさん入っており美味しかった。

詩の世界に埋没するともうだめですね。
働くことを阻害します。
こんな時に読んではいけないのですね。

最新の画像もっと見る

6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
お仕事お疲れ様です。 (まこ)
2009-10-02 20:35:21
最近毎日遅くまでお忙しそうですね。
体調を崩されないようにされてください!

息抜きに詩を読んだりするのっていいですね
返信する
おつかれさま (亜衣)
2009-10-02 21:04:54
今日も残業ですか

おつかれさま~

なんとも可愛い詩ですね、
でもこんな癒しの詩を読んでしまうと・・・
お仕事モードに切り替えるのが大変になりますよね。

仕事の合間の読書は・・・
そうですね~
闘争心をあおる様な・・・そんなものがいいのですが
何にしましょうか~
返信する
やっと解放 (dragon21)
2009-10-03 00:23:24
こんばんは、まこさん。

結局、こんな時間になっちまいました。
タクシーで帰ります。

過労死しないよう気を付けねば。
仕事に支配されてるなぁとつくずく思います。

これじゃいけないね。
返信する
もう深夜ですね (dragon21)
2009-10-03 00:28:54
こんばんは、亜衣さん。

詩の世界に逃避行。。
と言っても自分には才能がないんで、
人の詩を鑑賞するばかりなのですが。

これは「佐藤春夫」の詩です。

疲れたなぁ。

返信する
びっくりした~~ (まりも)
2009-10-03 01:01:31
ドラゴンさん、、とてつもない詩人だーー
と思ってたら、佐藤春夫さんて人の
詩なんですか
なんだか、この古きよき時代の頃の
言葉がステキ

「休憩」が、「妄想」タイムになってしまいますね
でもときには、ふーーっと別の世界に
入りこむのも、、ス テ キ
返信する
残念! (dragon21)
2009-10-03 08:10:50
おはようございます、まりもさん。

積み残しの仕事の処理のため、
朝もはよからタクシーで会社へ向かう途上です。

「とてつもない詩人」だったらよかったんですが・・
そればかりはねぇw

詩は妄想の面もあります。
現実を嘆き悲しみ思いは果てなく異世界を漂います。
ちょっとお酒を飲みたくなる時のような。
返信する