徒然なるままに…なんてね。

思いつくまま、気の向くままの備忘録。
ほとんど…小説…だったりも…します。

今日の一品…マダコのリゾピラフ 魚醤風味(ryujiさんのイタリア料理から)…dove風

2013-10-19 17:09:17 | 簡単手抜き料理
 残暑厳しかった我が町にも、ようよう秋らしい風が吹き始めて、御米の美味しい季節がやってきました。
そろそろ…おでん…鍋…なんかが恋しくなってきています…。
スーパーに買い出しに行くと、食料品売り場がめちゃめちゃ冷えてて、うっかり鍋用食材に手を出しそうになります…。
危ない…危ない…外はそこまで冷えてない…。

鍋はまだ…ちょっと早いかな…。
でも…汁物ならね…。

…なんて言いながらも…例年通りまだ半袖のおいらですが…。


 さて…今日のひと品は…マダコのリゾピラフ 魚醤風味(ryujiさんのイタリア料理から)…dove風…。
魚醤で味をつけ、アサリのブロードで炊いた、マダコの炊き込み御飯です。

 これを作るにあたって困ったのがryujiさんが使っておられるイタリアの魚醤ガルム…。
この魚醤はアンチョビを熟成させ、浸出液を何度も濾過して作る純度の高い天然調味料…魚臭さのない優れもの…。
この辺りでは手に入らない…。

 ryujiさんご使用のチェターラ産コラトゥーラ・ディ・アリーチ ガルム(ガルムは古代ローマの魚醤の一種で、コラトゥーラはその流れを汲むカタクチイワシの魚醤)は、ネットで取り寄せると、たった100mlで2,625円もする高級品…。

さてどうする…?

我家の近所で手に入る魚醤は…「いしる」と「しょっつる」とナムプラー…。
「いしる」はイカやイワシ、「しょっつる」はハタハタやイワシで作られているそうだが、こちらで手に入るものはどちらもイワシ…。
原材料的には、ガルムと同じくイワシと塩なので問題なし…かな…?

どうだろう…?

売り場にあった「いしる」には幾つも混ぜ物がしてあって、すでに出汁として加工されてあったので、混ぜ物のほとんどない「しょっつる」の方を選びました。
そのうち、純性のものが手に入ったら「いしる」も使ってみたいとは思っています。

「しょっつる」は魚の臭みも癖もなく、そのまま醤油のように使える美味しい魚醤です。
これと瓶詰のアンチョビを少し混ぜて使うことに…。

 次に…アサリのブロード(出汁)…ryujiさんは、アサリを白ワインで蒸し煮にした後、出来上がったブロードだけを使われて、アサリ自体はワイン蒸しとしてひと品にしておられます…。

ズボラなおいらは、ひと品にしないで、アサリを剥き身にして、マダコと一緒に炊き込むことにしました。
色の薄いアサリは目立たないから良いようなものの…下手したら別の料理になっちゃうよね~。

ryujiさん…いつもdove風で御免なさい…。

イタリア米がないので、御米も親戚から貰ってる日本米です。


 炊き上がったリゾピラフは、「しょっつる」を使ったにもかかわらず、いつものタコ飯とは一味違って、やっぱり南欧風…。
マダコの持つ旨味とアサリの旨味がギュッと凝縮されて、とても好い味が出ています…。
う~ん…ryujiさんはいつも本格的ですごい…。

わ~いっ!
食材はまがい物だけど、おいらのもけっこう美味しくてよかった…。
これでレパートリーがひとつ増えたな~。

ryujiさん…有難うございましたっ!

ryujiさんの素敵なレシピは…マダコのリゾピラフ ガルム風味…で御覧ください…。

いつもとは一味違う南欧風の炊き込み御飯…マダコのリゾピラフ 魚醤風味(ryujiさんのイタリア料理から)…dove風…。
お試しあれ…っ!