三日前、世界を走るドイツ人チャリダーのU氏からメールが来ました。
ちなみに彼はドイツで、問題のある生徒(衝動的に暴れだすとか…)を集めたクラスの教師をしているらしい。
以下、怪しいドイツ的な英語のメール(笑)を訳してみました。
やあ、どんぴ
君と君の家族が無事なことを心から祈っているよ。
君の国の物凄い写真や映像を見たけど、福島の原発がクラッシュしたことで、君が日本から脱出するような事態にならないことを願っている。
もし君が助けを必要としているのなら、私に何が出来るのかを教えてくれ。
今日私は自分の生徒たちに、北海道での旅行の写真を見せたんだ。生徒たちはその写真を見て、とても感動していたよ。そして日本が元の美しい国に、すぐに戻ることを願っていたよ。
2007年に君と会ったドイツの自転車乗りより
この際だからドイツからソーセージとビールでも送ってもらおうかと思いましたが、私は常識的な日本人なので以下のメールを返信しました。
こんにちは、Uさん
今、日本はとても大変な事態に陥っています。
10日前の地震で、私の叔父夫妻が行方不明になりました。
彼らは車で避難をしている時、津波に襲われたそうです。
そして今日、彼らの遺体が発見されました。
今回の地震での死者は、二万人を超えると言われています。
以下も続きますが、若干(かなり)問題があるので割愛します。
あなとと一緒に過ごした北海道での旅は、とても楽しい思い出でした。
そしてそれをあなたの生徒たちに紹介してくれたことを、日本人としてとても嬉しく思っています。
生徒たちに伝えて下さい。
原子力は人間が制御できる物ではありません。
またも割愛
日本での災害と原子力発電所の事故を教訓として、ドイツが同じ過ちを起こさないようにして下さい。
日本の自転車乗り(最近全然乗ってないけど・笑)より
割愛した部分は、適当に想像して下さい。
今も現場で奮闘している人たちには、心から敬意を表します。
でも、そのことと政府や経営陣の判断が正しかったかどうかは、全くの別問題だと思います。
これは後に検証され、いずれ白日の元に晒されるでしょう。
それでも真実が出て来ないような国なら、滅んじまっても構わない。
と言いたいけど、現場で踏ん張ってる人たちがいる以上、言えないよな…。
頑張れ、協力会社という名前の下請けの人たち!
ちなみに私も数年前に『協力会社』で働こうとしていましたが、辞退しました。
だってサブレッションプールには綺麗なお水しか入ってないって言うんだもん、○○社長が…。
嘘吐いてたのか、本気で知らなかったのか、どっちかは判らないけど、どっちにしろそんな人の下では働けませんがな…。