どんぴ帳

チョモランマな内容

世界を走るドイツ人からのメール

2011-03-21 00:52:29 | 北海道一周(その後)
まさかこんなネタでブログを復活させるとは思っていませんでした。

三日前、世界を走るドイツ人チャリダーのU氏からメールが来ました。
ちなみに彼はドイツで、問題のある生徒(衝動的に暴れだすとか…)を集めたクラスの教師をしているらしい。

以下、怪しいドイツ的な英語のメール(笑)を訳してみました。

やあ、どんぴ

君と君の家族が無事なことを心から祈っているよ。
君の国の物凄い写真や映像を見たけど、福島の原発がクラッシュしたことで、君が日本から脱出するような事態にならないことを願っている。
もし君が助けを必要としているのなら、私に何が出来るのかを教えてくれ。

今日私は自分の生徒たちに、北海道での旅行の写真を見せたんだ。生徒たちはその写真を見て、とても感動していたよ。そして日本が元の美しい国に、すぐに戻ることを願っていたよ。

2007年に君と会ったドイツの自転車乗りより

この際だからドイツからソーセージとビールでも送ってもらおうかと思いましたが、私は常識的な日本人なので以下のメールを返信しました。

こんにちは、Uさん

今、日本はとても大変な事態に陥っています。
10日前の地震で、私の叔父夫妻が行方不明になりました。
彼らは車で避難をしている時、津波に襲われたそうです。
そして今日、彼らの遺体が発見されました。
今回の地震での死者は、二万人を超えると言われています。

以下も続きますが、若干(かなり)問題があるので割愛します。

あなとと一緒に過ごした北海道での旅は、とても楽しい思い出でした。
そしてそれをあなたの生徒たちに紹介してくれたことを、日本人としてとても嬉しく思っています。
生徒たちに伝えて下さい。
原子力は人間が制御できる物ではありません。

またも割愛

日本での災害と原子力発電所の事故を教訓として、ドイツが同じ過ちを起こさないようにして下さい。

日本の自転車乗り(最近全然乗ってないけど・笑)より


割愛した部分は、適当に想像して下さい。

今も現場で奮闘している人たちには、心から敬意を表します。
でも、そのことと政府や経営陣の判断が正しかったかどうかは、全くの別問題だと思います。
これは後に検証され、いずれ白日の元に晒されるでしょう。

それでも真実が出て来ないような国なら、滅んじまっても構わない。
と言いたいけど、現場で踏ん張ってる人たちがいる以上、言えないよな…。
頑張れ、協力会社という名前の下請けの人たち!

ちなみに私も数年前に『協力会社』で働こうとしていましたが、辞退しました。
だってサブレッションプールには綺麗なお水しか入ってないって言うんだもん、○○社長が…。
嘘吐いてたのか、本気で知らなかったのか、どっちかは判らないけど、どっちにしろそんな人の下では働けませんがな…。