どんぴ帳

チョモランマな内容

新・くみたてんちゅ(アメリカ編1)

2017-04-23 19:49:36 | 組立人
すっかり更新しなくなっていたブログを久しぶりに更新したいと思います。

「新」とつけておきながら、すでにご5年前の出来事です。

 いつものことながら、唐突に佐野から連絡がはいった。
「キーちゃん、アメリカに行かない?」
「アメリカ?仕事ですか?」
「うん、仕事。二週間くらいかな」
「たぶん大丈夫ですけど、アメリカまで何をやりに行くんですか?」
「うん、もちろん機械の組み付けだよ」
「清水さんは行くんですか?」
「いや、飛行機に10時間乗るのが嫌だから行かないってさ」
「別にいいですよ、行っても」
 ということでアメリカに工事に行くことになった。


アメリカに到着、意味不明なオブジェ


この後とてもお世話になるバーガーキング


アメリカ人って社長がバーン!って感じの看板が好きみたい


案内看板もアメリカン


前のナンバープレートは不要らしい。


ホテルの部屋は広くて綺麗。そもそも「シングル」っていう設定が無いっぽい。


プールももちろんある。冬だから誰も使わないけど。



バリウム検査とイカ墨パスタ(後編)

2013-04-09 05:35:00 | 長七郎観察日記
お下品なスカトロ系のネタです!
嫌いな方は読まないよーに!


 午前10時50分、病院から数キロ離れたサイゼリヤの駐車場で、健診を終えた私はスタンバっていた。
 検査のために朝食を抜いたので、胃袋は臨戦態勢だ。検査前に肩に「胃の動きを抑制する注射」を打たれたのが若干気がかりだが、まあ大丈夫だろう。
 
 午前11時、車からゆっくりと降り、徒歩で来たオバサン二名に続いて入店する。私の後ろから老夫婦が入店し、店内の客は合計六名となった。
 店員は高校生くらいのアルバイトの女の子と主婦っぽい女性の二名だ。
「あれ?『エビドリア』じゃなくて『エビと柔らかイカのドリア』に変わってるな、しかも値段が上がった気がする」
 ここ数年来ていなかったせいなのか、メニューに若干の変化があることに気付くが、大した問題ではない。
「えーと、『小エビのカクテルサラダ』と『エビと柔らかイカのドリア』、それと『イカの墨入りスパゲッティ』を下さい」
 明らかに頼み過ぎだが、朝食を抜いたので腹が減って死にそうだった。

 18年前のことだった。
 私はバリウム検査を受け、その後渡された下剤を飲んだ。元々お腹が強くない私には効果覿面、数時間後にはトイレに行くことになった。
「うぉおおおお、白い!白いぞ!」
 私は会社のトイレで驚愕していた、大便が真っ白だったからだ。自分が飲んだ物を考えれば当たり前なのだが、それはあまりにも白かった。
「ここまで白くなるとは…、ん?まてよ?サイゼリヤのイカ墨パスタを食べるとウ○コが真っ黒になるけど、バリウム検査の直後に食べたらどうなるんだ?」
 私は和式便器の上で考え込んだ。
「うーん、白黒ツートンカラーになるのか?白黒マーブル状になるのか?それともグレーになるのか?あるいは白が負けて真っ黒になるのかなぁ?」
 大いなる疑問だった。自分の股間の下には真っ白なウ○コが横たわっているが、今更イカ墨パスタを食べても手遅れだろう。
「知りたい…」

 和式便器の上で考えこんでから18年、ついにその疑問を解決する時がやって来た。店には高校生がいきなり8人も入って来て騒々しかったが、今の私の大義の前にはどうでも良いことだった。
 小エビのカクテルサラダを食べ、エビと柔らかイカのドリアを食べ、ついにその一品を目の前に迎えた。


イカの墨入りスパゲッティ

 以前はもっとパスタ全体が黒々としていたような気もするが、まあいい。あっと言う間に胃袋に放り込む。
「おーし、食べたぞ!」
 病院でもらった下剤を取り出し、イカ墨パスタを追うように水で流し込んだ。あんまり下剤を飲むのを遅らせると、最悪の場合は摘便コースになってしまうからだ。
 私は目標の第二段階を達成し、満足してサイゼリヤを出た。

 それから二時間後、私は洋式トイレの便座の上に座っていた。
 便器内の水面にはトイレットペーパーを敷き、万全の体制だ。これから排泄するであろう、人類にとって未知の排泄物を見逃すわけには行かない。
「おお、来たぞ!」
 ついに私は排便をした。即座に便器の中を覗き込む。
「あれ?茶色い…」
 出て来たのは極めて普通のウ○コ、いつもの見慣れている奴だ。
「ま、物には順番があるからな…」
 私は便器のレバーを押し込み、来るべき時に備えることにした。

 さらに二時間後、時刻は午後四時過ぎだった。
「いよいよだな…」
 私は便座の上に座ると、その時を待った。
「来た来た来た来たぁ!」
 私はすかさず便器の中を覗き込んだ。
「あれ…?」
 水面の上に念入りに敷いたはずのトイレットペーパーは、あろうことか便器の中に完全に沈没している。しかも水中は白く濁っており、出したはずのブツも確認出来ない。
「しまった、バリウムは比重が大きいんだった…」
 検査で使われる硫酸バリウムの比重は4.5、鉄の比重が7.85であることから考えれば、硫酸バリウムは中々の重さだ。水に浮かべたトイレットペーパーでは耐えられないのも無理はない。
「和式便器で出すべきだったな…」
 しかしまだ私にはケツを拭うチャンスがある。
「どれどれ?」
 トイレットペーパーを厚手にすると、尻を慎重に拭った。
「うぉおおお、グレーだ!」
 私の右手のトイレットペーパーには明らかに『灰色』のウ○コが付いていた。
「そうかぁ、バリウムとイカ墨が混ざると灰色になるんだ…」
 ついに私は18年越しの疑問を解決することに成功した。

 みなさま、バリウム検査の直後にイカ墨パスタを食べると、グレー(灰色)のウ○コが出ます!!


ちなみにこんな色合い

 考えてみれば当たり前のことなんですけど、実際にやってみて納得しました。



バリウム検査とイカ墨パスタ(中編)

2013-04-06 02:16:25 | 長七郎観察日記
お下品なスカトロ系のネタです!
嫌いな方は読まないよーに!


 あれから18年、私はバリウム検査を受けるに値する、立派なオジサンに成長した。

 もはや持病もあり、自分の健康に自信が持てなくなり始める年齢だ。今この時も、私の身体の中で癌細胞が増殖しているかもしれないのだ。
「よし、今年はバリウム検査を受けるぞ!」
 私は決意をすると病院に電話をして、市の特定健康診断と胃癌と大腸癌の健診を受けることにした。

 健診当日、私は血圧と身長と体重と腹囲を測定され、大切な血を抜かれた上に、恥ずかしながら尿を紙コップで差し出した。医療でなければきっと人権蹂躙だが、私は素直に従った。
 一応医師の問診もあり、色々と聞かれる。
「何か持病は?」
「橋本病です」
「どうやって判ったんだね?」
「最初は整形外科に行って…」
 昨年も同じ病院で健康診断を受けており、問診をしているのも同じ医師、というか院長、担当看護師ももちろん同じだ。
「なんか去年も全く同じ会話のやり取りをしたよなぁ…」
 そんなことを思っていると、いよいよ18年ぶりのバリウム検査になった。

 看護師から待合で座っているように言われたのだが、私は廊下を二度ほど往復している作業着姿の男性が気になっていた。それは大手T社の作業着で、どうやら医療機器のメンテナンスに来ているようだった。
「さ、こちらに来て下さい」
 熟女看護師の後ろから、若い看護師が付いて来る。手には発泡剤とそれを飲むための水の入ったガラス容器を持っている。
「これ、どうするんですか?」
 若い看護師が恐ろしいことを質問する。
「飲むに決まってるだろ…」
 私は頭のなかで突っ込んだ。
「発泡剤よ、撮影の時に飲むのよ」
 熟女看護師が答える。
「大丈夫なのか?この病院…」
 家から近いから去年も来たが、来年は変えたほうがいいかも知れないと思った。
「はい、じゃあこの上に立って下さいね」
 熟女看護師に言われ、やけにピカピカの機械の台に上った。
「実は今日初めて使うんですよこの機械、新品なんです!患者さんが第一号ね」
「はあ、そうですか…」
 あまり嬉しくない情報だ。車やAV機器などは新品の方が嬉しいが、医療機器の、しかもX線を使用するの機器の新品なんてのはあまり歓迎する気分にはなれない。そう思って操作室側を見ると、ガラスの向こうに先ほどの大手T者の作業着の男性が一名、なにやら準備をしている。脇には熟女看護師とかなり無知そうな若い看護師が立っている。
「まさかこのメンバーで撮影開始なんて、あり得ないよね…」
 一抹の不安を感じる。
「さ、やりますかね!」
 突然ドアが開き、白衣姿の院長が部屋に入って来た。当たり前のことだが、なぜかちょっと安心する。
「はい、バリウムですよぉ、昔に比べると美味しくなってるはずなんですけどね…」
 熟女看護師が、重量感たっぷりのバリウム入りのPET容器を私に手渡す。
「どんなに味が良くなってもバリウムはバリウムだよね…」
 私はそう思いながら院長の指示通りバリウムを飲み込む。
「…やっぱりこんな味だよね」
 発泡剤を飲み干し、院長の指示に従いもう一口バリウムを口に含む。
「はい、台を寝かせますよぉ」
 院長は作業着姿のT社の人間のアドバイスを受けつつ機械を操作し、私が立っている台を寝かせる。しかしバリウムは口に含んだままだ。
「んー、んー、ホヘ、ホヘ!」
 私は操作室に向かって口の中のバリウムを指さす。
「あ、ごめんなさい、飲んで下さい」
 院長はマイクで答え、私は上半身を起こすと不味いバリウムを胃に流し込んだ。この後は院長の指示に従って身体の向きを変え、
「はい、息を止めてぇ」
 と言われて撮影を繰り返す。
「こんなに長く撮影したっけ?」
 疑問に感じ始めた頃、いきなりアラーム音が鳴り響いた。
「ピピピピピピ!」
 急に不安になる。
「何かな?」
 院長がマイクを入れたままメーカーの人間に尋ねる。
「タイムオーバーですね」
 メーカーの人間がサラリと答える。
「おい、必要以上に浴びせてないだろうな、放射線…」
 二年ほど前から人々は放射線ネタに敏感である。私は心のなかで突っ込んだ。
 メーカーの人間がアラーム音の消し方を院長に教えると、再び撮影が再開される。なんだか自分が実験台になっているみたいで、微妙に嫌な気分になる。
「はい、これで終了です!」
 院長の声を聞きながら、私は18年越しの願望を実現しようとテンションが上がり始めるのを感じていた。
「よぉし、サイゼリヤへ直行だ!」
 看護師から受け取った大腸がん検診用の検便キットを左手に握りしめ、私は右ポケットから車のキーを取り出した。

 ※長くなったので中編にしました。後編へ続く


 

バリウム検査とイカ墨パスタ(前編)

2013-04-03 21:11:20 | 長七郎観察日記
お下品なスカトロ系のネタです!
嫌いな方は読まないよーに!


 今から18年前、私は会社の健康診断でバリウム検査を受けた。
 本来20代の若者がバリウム検査などしなくても良かったのだが、会社の女性事務員の勘違いと健診実施機関の流れ作業により、40代のオッサン用健診メニューを体験することになった。

 当日、各種検査を順調に受けた私は、最後にバリウム検査を受けることになった。
 無表情な看護師から手渡されたバリウムを飲み込んだ後に、胃を膨張させる発泡剤をグイッと飲み込む。可動する撮影台の上で転がされ、思わず「えふぅ…」とゲップをしちゃったりする。当然だが「えふぅ…」とゲップが出てしまうと、再度無表情な看護師に発泡剤を追加されてしまう。炭酸飲料が苦手な私には悪魔のような検査で、合計三回も発泡剤を飲まされたのだった。

 それから約二週間後、私の元に衝撃の検査結果が伝えられた。
「なんですかね、この要精密検査って、なんか書いてあるけど今一つ解りませんね」
 当時は病気に無縁な20代、上司に見せてみる。
「木田くん、これは胃に陰があるんダニ、君、もしかして胃癌なんじゃないのか?」
「やだ、やめてくださいよ専務、彼はまだ20代ですよ?」
 私に誤ってオッサン用健診メニューを受けさせた女性事務員が苦笑いをしながら言った。
「いやいや判らんぞ、可能性が無いわけじゃないダニ」
「まさか…」
 私はキョトンとしていた。
「どうすればいいんですかね?」
 他人ごとのように訊いてみた。
「そりゃあキミ、胃カメラを飲むんダニ」
「胃カメラですか?」
「そうダニ、細いヘビみたいな管を口から入れるんダニ」
 若い女性なら嫌悪感全開の表現だ。
「そう、苦しいのよ、凄く!」
 女性事務員がマジマジと言う。彼女も経験者らしい。
「受けなきゃダメなんですかね?」
 胃になんの自覚症状もない私は思わず呟いた。
「それはダメダニ!」
「ダメよ、ちゃんと受けなきゃ」
 上司と女性事務員に同時に言われ、私は渋々検査を受けることにした。
 

 それから一週間後、私は健診機関の検査用ベッドの上に居た。
「はい、じゃあこれからカメラを入れますからね」
 男性医師が事務的に説明をすると、横向きで寝ている私の口に黒いヘビ型カメラをズリズリと押し込んで来た。幸いにも以前水泳をしていたので、多少呼吸が辛くてもあまり気にならない。
「はい、モニター見えますか?これがあなたの胃の中の映像ですよ」
 頭の上のモニターに、ピンク色の胃壁が見えている。
「おお…」
 口に樹脂製のリングを装着し、顔の横の膿盆にヨダレを垂らしながら、私は映像を見た。
「これが俺の胃の中か!凄いなぁ」
 面白くてしかたがない。夢中でモニターを見る。
「おお、凄ぇええ!」
 さらに夢中で見るが、突然何かが気管に入って来た。
「エホっ、エホっ」
 いきなり咽て呼吸が苦しくなり、喉が痛痒くなった。
「何をやってるんですか!!」
 突然男性医師が私の頭をグイッと検査用ベッドに押し当てた。
「頭を上げちゃダメですよ!」
 どうやらモニターの画像を面白がって見ていた私は、胃カメラを飲みながら顔を持ち上げていたらしい。
「くれぐれも咳をしたり、咽たりしないで下さいね。気管が傷つくことがありますので」
 医師から事前に言い渡されていたことをすっかり失念していたようだ。
「ふほ、ふほ…」
 必死で呼吸を整える。
「いいですか、絶対に顔を上げないで下さいね!」
 医師からの冷たい視線が突き刺さる。
「・・・」
 私は黒色のヘビを咥えながら、わずかに目線で「わかったよ」と合図を送った。

 一時間後、私はピンク色の胃壁が写った写真を睨む医師から、重大な検査結果を告知された。
「うーん、ただの陰ですね」
「…は?」
「いや、だからね、単なる陰、だって何にもありませんからね、綺麗なもんですよ」
「潰瘍とか、腫瘍とか、胃癌とか、何にもないんですか?」
「ありませんねぇ、何一つ」
「じゃあ、本来は受けなくてよかったバリウム検査で発見された陰は?」
「はい、単なる陰です」
「・・・」

 結局私は、無駄なバリウム検査を受け、無駄な胃カメラを飲み、エホエホと咽て叱られただけだった。
「二度とバリウム検査なんか受けないぞ」
 心に誓ったのは今から18年前のことだった。

 中編へ続く


謎のアプリ発見!

2013-02-03 05:19:50 | 長七郎観察日記
もっさりVistaにWindows8をインストールした。
二台の古いパソコンが「もっさり」から「それなりにサクサク」なパソコンに変身してくれた。
Windows8にはアプリストアが用意されており、無料のアプリもたくさん存在する。

そのアプリストアで私は謎のアプリを発見した、その名も「日本ペイソト」だ。
日本ペイント株式会社の情報を表示するアプリとの説明だが、なぜか「エンターテイメント」の項目に存在する。当然だが周りのアプリはエンタメ系ばかりだ。
日本ペイントではなく日本ペイ『ソ』トと表記することにより柔らかい(?)企業イメージを表現しようとしているのか、いろんな意味で理解できない。
日本ペイントの情報に興味があるのはプラント工事に関わる人間か塗装屋くらいだと思うのだが…
なぜこのアプリがエンタメ系に登録されているんだMicrosoft???
そして日本ペイ『ソ』トって本気なのか?www
ちなみに企業ロゴも両端が切れてしまってます…
本当に大丈夫なのか、日本ペイント!


追記:実際にアプリを入れてみた
感想:背景は白一色、左側が株価、右側に日本ペイントのニュース記事…
衝撃:両端が切れた縁起でもない企業ロゴがそのままアプリのタイルに…
爆撃:しかも日本ペイ『ソ』トの文字入りでwww
判定:すげーつまんねーwww、なんでこれがエンターテイメント?
要望:ゆるキャラが登場するとか、ベタでもいいからなんかやって!!
疑惑:「この5つ星をつけた奴は誰だ!」海原雄山ならきっとこう怒鳴ります。

さらばSONY

2013-01-18 06:52:49 | Weblog
重くてどーしよーもないWindows Vistaに愛想が尽き、3,300円という格安価格に釣られてWindows8を導入してみた。
おどろいたことに、あれほどモサモサしていた私のパソコンが、実にキビキビと動く優秀なマシンに変身してくれた。
もちろんバンドルソフトが壊滅したり、諸々のソフトの再インストール、ドライバを探したりもしたが、それに見合うマシンとなった。

しかし、思わぬことも発覚した。それはSONYのウォークマンだ。
私が所有していたのは、NW-A608というかなり古い機種だったが、問題なく音楽を聴くことが可能だったのと、FMラジオが聴けたので重宝していた。
ところがコイツはWindows8ではまったく使えないらしい。そこでSONYのホームページを色々と調べてみると、ある事実が判明した。

NW-A608の発売日は2005年11月、私が購入したのは2005年12月だ。購入時の価格は26,300円だった。
Windows7が発売されたのが2009年10月、なんとこの時点でSONYはNW-A608のWindows7への対応を事実上停止…。
当初パソコンからウォークマンへ音楽を転送するにはConnectPlayerというソフトを使用していたが、これは後にSonicStageというソフトに置き換わった。SonicStageはWindows7には対応しておらず、さらに後発となるXアプリというソフトしかWindows7には対応していなかった。
NW-A608はその最新のXアプリには一切対応しておらず、事実上Windows7では使用できない状態だった。もちろんWindows8になんか対応している訳もない。
NW-A608の発売が2005年11月、Windows7の発売日が2009年10月、実質4年でWindowsへの対応を放棄…

さて、そんな訳でSONYさんへ「NW-A608をWindows8で使用するにはどうしたら良いのか?」とメールで問い合わせてみましたが、見事にまる三日放置されました。
こちらから電話をすると、「メールで返答する」との返答。即座にメールが来たものの、内容は「Windows8には対応しておりません」というお返事。「いや、そういうことじゃないだろう」と電話をすると、「担当者へ伝えておきます」というこれまた機械的なお返事です。
食い下がると、「担当者の上席の者から電話をさせます」という回答。
で、上席の方からは、「申し訳ありません、MicrosoftさんのOSも色々と変わって行くので」というこれまた意味不明な回答。
ちょっと待て、OSが変わっていくなんて当たり前の話だし、ましてSONYは自前でパソコンを出しているメーカーです。そんなことは言い訳にもならない。
「いや、iPodは今も古いモノでもiTunesが対応しているはずだけど?」
「いえ、Windows7からOSが大きく変わりまして、うにゃむにゃむにむに…」
何か言ってたけど意味不明な回答。そもそもAppleにとってMicrosoftはライバルだが、iTunesは今でもXP、Vista、Windows7に対応しているし、古いiPodも問題なく使用出来る状況にある。長年Windowsパソコンを販売しているSONYとは思えない回答だ。
「ウォークマンも途中からAndroidを搭載するなど、うにゃむにゃむにむに…」
何を聞いても単なる言い訳にしか聞こえない。
「結局、古い機種を大切に長く使っているユーザーを、SONYは切り捨てたってことですよね?」
「いえ、決してそういう訳では…」
「でも結果はそうなってるよね」
「どうしてもソフトの都合上そのような結果に、うにゃむにゃむにむに…」

これまで私は日本メーカーは技術力があり、顧客を大切にするイメージを持っていた。
しかし実際はどうだろう、同時期の2005年9月に発売された初代iPod nanoは、リコールは出たものの現在も最新のiTunesを使用して普通に使えるはずだ。それどころか第二世代のiPodでもたぶん現在も使えるだろう。革新的なイメージのあるAppleだが、よほどこちらの方が顧客を大切にしており、「今度のiTunesは古いiPodは使えませんよ」なんて仕打ちも無い。

ConnectPlayerからSonicStage、そしてXアプリへと、Androidを搭載しつつ迷走し、プレーヤー本体のみならず、実質購入した楽曲も死に体(まあ、パソコンでは聴けるけ…)となるSONYと、一貫して古いハードウェアにもある程度はきちんと対応するApple、どちらが顧客のことを考え、技術力があるのでしょうか。

少なくとも私はこのような考え方のSONYとは決別しようと思います。
まだまだ保有するSONY製品はありますが、次の買い替え時には他のメーカーへとシフトするでしょう。

約十年前のことです。初めてバイオを購入し、開封してすぐにWindows Updateを行ったところ、いきなりバイオが立ち上がらなくなったことがありました。サポートに電話をして、「開封後30分でこの有様、初期不良じゃないのか?」と言ったところ、「いいえ、Windows Updateをするからいけないんです。Windows Updateは行わないで下さい。そのバイオは今すぐリカバリして下さい」と言われました。
「もしかしてSONYはろくでもないメーカーなのか?」とその時疑念を抱きましたが、やはり現実だったようです。

ちなみにSONYさん、自社ホームページの製品情報、NW-A608の「お知らせ」の中で、「SonicStage CPは今年の3月でダウンロードできなくなりますよ!Xアプリをインストールして下さいね!」と注意を促しています。でもXアプリの対応表ではNW-A608にはデカデカと「X」印がついています。一体どんな罠なんだよ(笑)
ちょっと解りやすく説明しましょう。

NW-A608 → SonicStageでしか使えない → SonicStageは3月でダウンロード終了 → 死亡
SonicStage → 対応はWindows Vistaまで → Windows7やWindows8を入れた → 非対応 → 死亡
Windows8に強制的にSonicStage CPをインストール → 起動するも数分で強制終了 → 憤死
SONYが薦めるXアプリを入れる → NW-A608は根本的に非対応 → 死亡
ハードウェアであるNW-A608 → 曲の追加も削除もできない → 死亡
ダウンロード購入した楽曲 → パソコンでしか再生できない → 重体 

今までたくさんSONY製品を買ってしまったけど、今後は本当にSONY製品は買いません。
さらば、SONY!

新・世界を家族で走るドイツ人からのメール(一年ぶり)

2012-12-20 05:13:30 | 北海道一周(その後)
ブログを引っ越すと宣言しながら、一行も更新しないまま一年、再びモアイスキンに帰って来ました。
世界を走るドイツ人チャリダーのU氏からメールが来たからです。久しぶりにスペルが怪しいドイツ英語をテキトーに翻訳してみました。

やあどんぴ

君が元気でやっていること、そして君が君の国で起きるあらゆる津波から生き延びていることを願っているよ。

私達夫婦は、今も娘と一緒に旅をしているんだ。今回はまずコロンビアとエクアドルに行ったよ。君に送った写真は、エクアドルにある活火山コトパクシ山の前で撮った写真で、この場所の標高は3,700メートルなんだ。
そうそう、僕は今年の7月から一年間休職していて、他にもいくつか自転車旅行の計画があるんだ。君にもいつか会えると思うよ。

Uより



標高3,700メートルは富士山の頂上に近い標高ですが、自転車の後ろに娘さん用のキャリーが付いています。ちなみに娘さんの年齢は2歳(笑)
しかも教師が一年間休職をして世界を旅?
日本の先生がこれを読んだら、うらやましくて仕方なくなってしまうだろうなあぁ。

Uよ、君は素敵な人生を過ごしているぞ!

世界を家族で走るドイツ人からのメール (どんぴ帳2より)

2012-12-20 04:57:47 | 北海道一周(その後)
こちらの記事は昨年の12月1日に「どんぴ帳2」に載せた内容です。
話が繋がらなくなるので、こちらにも載せます。

久しぶりにドイツ人チャリダーU氏からメールが来ました。
今回もU氏のメールは怪しい英語ですが、とりあえず翻訳してみました。

やあ、どんぴ

お互いに連絡を取らなくなってから、随分と時間が経ったね。
君が福島の原発事故以降、元気にやっているか気になっていたんだ。

今年はインドネシアを、妻と娘と一緒に自転車で旅したんだ。
娘は僕がソウルからバンコクまでの長距離自転車旅行を終えてドイツに帰った時、2010年3月に産まれた子なんだ。
来年には僕が主催する写真のスライドショーを街で行う予定なんだ。
君に送った画像は、街の人々にスライドショーをPRするための物だよ。
ちなみに昨年スライドショーをやった時は、900人の人たちが集まったんだ。

君が幸福であることを願っている、ドイツ人チャリダーより

相変わらず世界を走っているみたいですが、二点ほど大きな疑問があります。
A.奥さんが妊娠しているのに出産直前までソウルからバンコクへ自転車旅行に行っていた。
B.一歳の子供を連れて、奥さんとインドネシアを自転車旅行していた。

まずA.についてですが、U氏の奥さんはかなり寛大な女性なのでしょう。ですが今の日本でこれをやったらまちがいなく義父母から、『ウチの婿はろくでなし(上級認定)』を受けてしまうことでしょう。

B.についても確実に義父母から、「ウチのカワイイ孫を殺す気か!」と絶叫されることは間違いありません。

では、U氏の許可を得ましたので、その証拠画像を公開したいと思います。





自転車は前と同じ赤色、しかし後部に1歳の娘を乗せているであろうバギーのような物が連結されています。
右下のコマには、奥さんが赤ちゃんを抱き、周りにインドネシアの人たちが集まっている写真が挿入されています。本気でやってます、このドイツ人!

世界広しと言えど、1歳の赤ちゃんを連れての自転車旅行をやっている人は少ないと思います。

その気とある程度の収入、そしてまとまった休暇があれば、結婚しても、子供が生まれても、こんな人生を過ごすことが出来るんです!

U氏の生き方に感服だな。

こっちで再開だ!

2012-12-20 03:38:58 | Weblog
こっちに戻って来ました。
理由はモアイスキンが好きだから。
ということで、久しぶりに更新したいと思います。

ブログ引っ越し!

2011-12-01 03:11:43 | Weblog
ブログを再開し、下記へ引越しました。

引き続き、『どんぴ帳2』でお楽しみ下さい。