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9月に見た映画のまとめ

2007-09-30 01:10:39 | 映画つれづれ、祭りとか
「エバーラスティング -時をさまようタック-」


監督:ジェイ・ラッセル
出演:アレクシス・ブレデル、ジョナサン・ジャクソン他

20世紀初頭。
不思議な泉の水を飲んだことから不老不死の身となってしまったジェシーと、厳格な上流家庭の一人娘ウイニーの恋の物語。
ある事件がもとで警察に追われる身となってしまったジェシーは、ウイニーに「泉の水を飲んでボクを待っていて。いつか必ず迎えにいくから・・・」と言い残すが・・・。
ラストが切ないけれど、生きるとはどういうことか考えさせてくれる良質の映画。


ワタシは食指が動かないけれど、ジョナサン・ジャクソンは美形だにゃ~と思いました。
のびのびとした演技は、森に住まうジェシー役にぴったり。


「ジェニファー8」


監督:ブルース・ロビンソン
出演: アンディ・ガルシア、ユマ・サーマン他

美人の全盲女性ばかりを狙った連続殺人鬼を追う刑事ジョンは、盲目ではあるが唯一の目撃者であるヘレナをいつしか愛してしまう。
連続殺人鬼の次のターゲットはヘレナだと確信をもったジョンは彼女を守ろうとするが、そんな彼を恐ろしい罠が待ち受けていた。

「DVDが安かったから買った」だけだったのだけど、最後まではらはらさせられ意外と楽しめた作品。
15年も前の作品なので、アンディ・ガルシアが若いのだけど、前髪を下ろした姿がめちゃめちゃ可愛い・・・
すいません、白状します。アンディ・ガルシアにちょっと萌えました・・・。
監督は「スティル・クレイジー」でカリスマギタリスト役ブライアンを演じたブルース・ロビンソン。
彼は俳優・脚本家としても知られております。
エイダン・クインが出ているから観た「IN DREAMS/殺意の森」は、しょーもない作品だったけど、ブルース・ロビンソンの脚本だったのね・・・


ブルース・ロビンソン監督。
アンディ・ガルシアに萌えたといいながら、何故かかっちょいー監督の写真を載せているdim子。
なお写真はこちらからお借りしました。


「ゾディアック」


監督:デビッド・フィンチャー
出演:ジェイク・ギレンホール、マーク・ラファロ、ロバート・ダウニー・Jr他

実在の未解決事件に基づくサスペンス・スリラー。
1960年代、“ゾディアック”と名乗る連続殺人犯の犯行に、全米は凍り付いた。
ゾディアックの記事を書いた新聞記者、ゾディアックが送りつけてきた暗号文を解読する風刺漫画家、そしてゾディアックを捕まえようと奔走する刑事たちは、犯人に翻弄され、蝕まれ、人生を狂わされていく・・・。

映画館の前から2列目で見たということと、椅子がよろしくなかったということに加え、ゾディアックに囚われてしまった哀れな男たちの姿を見ていたら・・・ヒジョーに疲れました。
ゾディアックは人の命を奪っただけでなく、事件に携わった人の心まで奪ってしまったのかも知れません。
この映画自体は、すごい出来だとは思わないけれど、ロバート・ダウニー・Jrとマーク・ラファロの好演によってかなり点数を稼いでいると思います。←と、えらそうに言ってみる


あれは演技なのか?素なのか?
区別がつかないくらいの素晴らしさ、ロバート・ダウニー・Jr。


マーク・ラファロはソフトな声も魅力的


「ファンタスティック・フォー -銀河の危機-」


監督:ティム・ストーリー
出演:ヨアン・グリフィズ、ジェシカ・アルバ、クリス・エヴァンス他

巨大なエネルギーが、彗星のような閃光となって地球へ飛来した。
宇宙を自在に飛び回る謎の使者・シルバーサーファーが地球に現れたのだ。
ファンタスティック・フォーのリードは、「シルバーサーファーが現れた惑星は8日後に滅亡する」という驚愕の事実を突き止めるが、米軍は再び現れたDr.ドゥームに協力を求める。

いやもう、アホですねん。米軍。
見ているこっちでさえ「ドゥームに騙されるぞ!!オラー!!」ってわかるのに、米軍のおエライさんはそんなのさえわからんのか?
そんなアホだから、いつまでたっても戦争が終わらんのです。

それはともかくとして、今回は(も?)ヨアン@リードの活躍が少なかったような・・・(涙)。
「もう地球はおしまいだ」なんて、最後の方では諦めモードになっていたしねえ(まあ、気持ちはわかりますが)。

今回はシルバーサーファーの出現によって、リードとスーだけでなく、ファンタスティック4の絆が深まったという感じでしょうかね?
でもこれじゃあシルバーサーファーが何者だったのかわかりませんね。
知りたい方は是非映画をご覧あれ(笑)。只今公開中。


ちょいと、というかかなりスーの尻に敷かれてるリード。
実生活でもヨアンはアリスのケツに敷かれているんでしょーなー。


「ナイトウォッチ」


監督:オーレ・ボールネダル
出演:ユアン・マクレガー、ニック・ノルティ、パトリシア・アークェット他

ロサンゼルスで娼婦が皮をはがれ眼をえぐられて惨殺される猟奇連続殺人事件が続発していた。
大学院生マーティンは恋人キャサリンの反対を押し切って、死体安置所(モルグ)の夜警のアルバイトを始め、猟奇連続殺人事件の犯人を追うクレイ警部と顔見知りになる。
ある夜、マーティンはモルグの巡回中に屍体の美女が屍姦されているのを発見する。

オーレ・ボールネダル監督が、1994年に自身が作りカンヌ映画祭などで評判を取った『モルグ』を、ハリウッドでリメイクしたものだそうな。
これは見ていて「痛い、気持ち悪い、怖い・・・」映画でした。
でもそれより「犯人は誰じゃい!」という気持ちの方が強くて、最後まで見ましたさ~!
ほんでもって最後まで犯人の予測がつかなかったさ~!
でもよかった、あの人が犯人じゃなくて(実はちょっと疑っていたの)。
「トゥルーコーリング」もモルグが舞台だったけれど、比じゃない怖さです。
とにかく「死体がある」だけでなく「夜、しかも一人」って シチュエーションが怖いんです。
ホラーじゃないから、死体が動いたり目を開けたり、突然腕を掴まれたりってのはないんですけど。
まあね、やっぱり怖いのは度を越した変態ってことですね。



「妖婆の家」


監督:セス・ホルト
出演:ベティ・デイビス、ウィリアム・ディックス他

10歳のジョーイは、妹を殺した容疑で2年間寄宿舎に入れられていた。
病弱な母親は、寄宿舎から帰ってきたジョーイの世話を乳母に任せようとするが、ジョーイはことあるごとに乳母に反発するのだった。
そして同じアパートに住む少女に「妹を殺したのは乳母だ」告げるのだった。
そんなある日、母親が乳母の作ったキドニーパイを食べて食中毒になってしまう。
父親は仕事で不在、母親は緊急入院・・・。
ジョーイは、心臓病を患う叔母と、乳母と三人で夜をむかえることになるのだが・・・。

最近は大好きなベティ・デイビスの作品がお手ごろ価格で出ているので、嬉しいことです。
「何がジェーンに起ったか?」以降、怖いおばさんとして名を馳せたベティ・デイビスですけど、これも笑顔が怖いおばさんでございました(笑)。
笑顔の裏には何かあるんだろーと疑ってしまうのですね。
感情は見えるけど、何を考えているのかがよくわからないんですよ。
でもそのおばさんに負けないくらいよーわからんのがジョーイ。
「ゴジラ対メカゴジラ」とか「ゴジラ対メガロ」はたまた「キングギドラ対ゴジラ」か「キングギドラ対ガメラ」・・・まあなんでもいーんだけど、ともかく人生経験豊富なおばさんvsよーわからん不思議少年ジョーイなわけです。

さて妹を殺したのは一体誰だったのでしょう?


その他に見た映画

「ガリシアの獣」

「ギャザリング」

「幸せのレシピ」

「トランスフォーマー」

「抱擁」


うがー!
また長くなっちゃっいまいした。
懲りずに飽きずに読んでくださった方、感謝感謝です。
コメント (14)
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