オバサンは熱しやすく涙もろい

とてつもなくミーハー。夢見るのはお気楽生活

ババアはおばさんの成れの果て

2007-09-06 15:57:19 | 日々のこと
今日は久しぶりに2本目の記事(と言えるかどうか・・・)にいっちゃいます。

というのも、ここ数日で電車に乗る時、そしてエレベーターに乗る時にちょっと不快な気分になる出来事が連発しておこったので。

その不快な原因は「ババア」です。
おばさんなんて可愛いもんじゃあありません。「ババア」で十分です

ババアは電車やエレベーターに乗る時に、すごい力で人の背中をぐいぐい押して「乗り遅れてなるものか!」という無言の圧力をかけてきます。
また硬いバッグなど持ちながら押された時の痛さは、ちょいと許せるものではありあません。
ババアはああいう時「乗ること」だけしか頭になく、まわりが全く見えていないものと思われます。

それから電車の中でのわずかな隙間も見逃しません。
右半分もしくは左半分のケツ・・・つまりどう見てもハンケツしかおさまらないようなわずかな隙間でも、無理矢理に座ろうとします。
四角いスイカは、小さいうちから箱に入っていてそれが成長して四角くなるのに、ババアはもう成長しきっているのに無理矢理四角くなろうとするんですね。
そのでかいケツが、箱を破壊してしまうということに、何故気がつかんのか?

ババアはおばさんの成れの果てだと思ってます。
でも「まわりを気にする」ことでババアになる確率はぐんと下がるのです。
それから「醜い行動はすまい」という気持ち。
人を押しのけてでも自分が・・・という気持ちがあるということは、ババアへの最短コースを走っているようなものです。

などといいながら、大災害にあったとき、人を跳ね飛ばし押しのけながら安全な場所を確保しようとする自分の姿がありありと目に浮かびます。
奇麗事を言っている自分こそすでにババアへのゲートをくぐっているのかも知れませんな・・・・
コメント (18)
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「犬顔家の一族の陰謀」

2007-09-06 05:06:50 | ライブ&芝居
劇団☆新感線の「犬顔家の一族の陰謀 金田真一耕助之介の事件です。ノート」を観に、サンシャイン劇場まで行ってきました。



前作の「朧の森に住む鬼」は市川染五郎主演のいのうえ歌舞伎と呼ばれる時代物だったのだけど、今回は人をバカにしているようなタイトルのとおり、爆笑につぐ爆笑のネタものでありました。


作・演出=いのうえひでのり

出演 官藤 官九郎(金田真一耕助之介)
   木野 花(太郎子)
   高田 聖子(次郎子)
   古田 新太(ロベール)  
   池田 成志(大)
   橋本 じゅん(助佐衛門助介)
   他

一代で財を築いた助佐衛門助介が死んだ。
その遺産をめぐり陰謀がうずまく犬顔家に、金田真一耕助之介が呼ばれたことから物語は始まる。
そして次々におこる殺人事件・・・。
まったく殺人を阻止できない(なにやってんだー!)助佐衛門助介・・・。

犯人は一体誰なのか?
そして何のためにいるんだかわからない助佐衛門助介は事件を解決できるのか?

というお話。


演出のいのうえさんのすごいところは、ノスタルジックなパロディに加えて、今時のネタをしっかりバランスよくくみこんでいるところである。
今回は横溝正史の「犬神家の一族」と「デスノート」を程よくミックスし、「オペラ座の怪人」や「アンジェラ・アキ」、「トランスフォーマー」、そして秋川雅史が歌う「千の風になって」などなど本家も驚くほどの(というか爆笑するほどの)パロディが、頭尾まであんこのつまったたい焼きのごとくぎっちりセンスよくもりこまれているのである。

まー、しかし今回はほとんどが劇団☆新感線の劇団員と準劇団員のような方ばっかりだったので、気心知れているということもあってか、いい意味で全く緊張感のない舞台でした(笑)。
いつにもましての「そこまでやるか!」的エロエロなネタに、出演者がマジ笑いしてしまうようなアドリブの応酬。



池田成志さんは笑いっぱなしでしたね。一番笑っていたと思います。
それで図に乗ってどんどんエスカレートしていく橋本じゅんさん(誰かとめろ!)。
高田聖子さんと官藤官九郎さんも結構マジ笑いしてました。
木野花さんはひとりマジメな顔でこらえていたのに、途中で決壊。落ち着きをとりもどすのに一苦労されてました。
古田新太さんはあの身体のとおり、どっしりと安定した余裕の演技でしたね。

大筋はあったものの、収拾がつかないどたばた劇といった感じで、もうちょっとまとまりがあればなお楽しめたのになーと思いました。
しかしそこはあの新感線ですから、枠にはめちゃいけないのかも知れません。

笑いすぎてずーっと涙が出っ放しで、終わってから顔ががびがびぱりぱりになりました・・・。
馬鹿笑いしたい方は、DVDになったら是非ご覧ください。
あまりの馬鹿馬鹿しさにTVに花瓶を投げつけたくなるかも知れませんが。
コメント (6)
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