0メートル地帯 深川

2016年10月09日 | 東京のお散歩
海抜0メートル地帯。
地表面の標高が、満潮時平均水位より低い土地のことを、称した言葉です。

東京23区東部の江東や江戸川などが、0メートル地帯となります。

この地域は、元々東京湾(江戸湾)奥地の、河口の洲を埋め立てた場所が多く
昭和の高度成長期の地下水汲み上げなどで、地盤沈下したために
満潮時どころか、平均水位(AP)よりも下になってしまった場所が多いのです。

江東区役所やその周辺には、かつての水害を教訓として
住民などの防災意識向上と
早めの避難を促すために、過去の洪水水位などを標した標識が建てられています。


(地下鉄の入口は、浸水防止のため1m程上がってから降りるようになっている)


(東陽公園)


(水門などが整備された現在では、幸いにも新たに記載される洪水は起こっていない)
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